深さに驚いて真っ先に載せちゃいます、これぞ巨大「甌穴」。
さて、後編スタート!
到着しましたね「千方伝説」地です。
答えは現地で…
『千方伝説 (血首ヶ井戸)/チカタデンセツ・チコベガイド
床並川の川床にある三重県指定天然記念物の逆柳の甌穴は、
藤原千方伝説地の一つ血首ヶ井戸として知られています。
千方や四鬼が 討ち取った敵の首をこの井戸に投げ入れた
という伝説からこの名前で呼ばれています。
二つの甌穴は雄井戸と雌井戸といわれており、
雄井戸の深さは約4mで、日本有数の穴として知られています。
なお、血首ヶ井戸は、干ばつの時に井戸の水替えを行うと
雨が降ると言い伝えられており、雨乞い行事が時々行われていました。伊賀市』
※参考「伊賀市の文化財」冊子から「三重県天然記念物/逆柳の甌穴」
いよいよ「巨大甌穴」とのご対面か…
この「甌穴」とは自然の流水が長い年月(数千年)にわたり岩盤(板状節理)を削ってできた穴の事のようで、
地球規模の営みを感じるというか、
想像を遥かに超える自然現象を目の前にしてるという感動を覚えました。
最初に見えるのは「雌井戸」(メイド)。
「雌井戸」から再び川の浅瀬を渡り、「雄井戸」のある辺りに進みますが、
せせらぎのように流れはあるので、濡れてもいい覚悟が必要です。
ここでは、床並川の上流をこのイベントのために一部がせき止められ、
端っこの流れはそのまま残っていますが、この作業は大変だったことがわかります。
(準備作業中の写真をいただきましたので、またあとで…)
こちら「雄井戸」が見学できるように水が抜かれている様子…
(絶えず、ポンプアップで水は抜かれています)
「中に入らせて」もらえるのですが、ヘルメット着用、順番待ちの列です。
(再掲)
ただ興味本位だけではなく、ここはきっちり「厄除け祈願」が行われます。
岩盤に映る景色と「厄除け石」
川の流れを元に戻して、甌穴の中に再び水が戻ったら、
この「厄除け石」を投げ入れる、とのこと。
残念ながら、私的に午後の所用のため早退しますので「石」はお持ち帰りし、
家で鎮座しております💦
いよいよ「甌穴」内へ侵入いや「進入!」させていただきます。
ドキドキでした、まず梯子を下りれるのか?
途中で落っこちたらどうしよう?とか、雑念が入ります。
ここは「無心」の境地になること、
そして「貴重な年に一度のチャンス」であることを自覚しなければいけません。
準備してくれた皆さんに感謝しつつ、入ります!
数千年かけて小さな石がコロコロ攪拌されて造られた深さ「4m」の『甌穴内部』です、
まさかここでこの体験ができるとは思っていなかったので感動ものでした。
うまく表現はできませんが、地球の神秘を垣間見た!
小さなことでクヨクヨするな、小石にだってできるんだぞって…
(もっと他にいい表現はないのかと、語彙力の無さを恥じ入るばかり💦)
いよいよ次なるイベントは「食い気?」
浅瀬に放流された「マス」、子どもたちは元気に「つかみ取り」、
大人は「炭火焼きマス」を待つ。
杉木立、清流を眺めつついただく「焼きマス」のなんと美味しかったことか、
これもこのイベントならではのご褒美だったか、
元気であればまた来たいなと思わせてくれる〆でした。
さぁ、これで帰ろう、とはならず、
ここでこの方の「よし笛」を聞けるとは…
まだ続きます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます