「逆柳の甌穴」(サカヤナギノオウケツ)前編、清流と杉木立の木漏れ日に霊気感じる…

2023-07-24 14:46:22 | 逆柳の甌穴
「歴史はロマン」、その時代にはタイムスリップなど到底できないので、
その土地や人々の中に残されていて、それを今の時代にアレンジして、
残していこう!と活動することはとても大切なことと思いました。
固いことをおっしゃるのは歴史家に任せるとして、
我々は当時に思いを馳せられれば、夢を見させてもらえば、そしてそれを楽しめば、
知らないことを知る喜びを感じた素敵な日だったなと…振り返っているところです。

「鍵引き」神事というのは、あちこちに残っている「山の神」系の祀りごとでしょうか、
当blog過去記事より「古山/山の神のこと。
古代磐座(イワクラ)信仰から連綿と今に続いていると思うと、
ここ「床並川」沿いの巨石にもそれを伺い知ることができるなと感じました。

では、床並川行軍記録スタート!
開会の挨拶等があって出発したのは9時20分ごろ(撮影の記録では)、
アスファルト舗装された生活道路をしばらく歩きます。
ここに案内板「千方古道散策コース/血首ケ井戸/800m」と。
この道に入ると木漏れ日の中を進んでいきますが、ホッとする爽やかな空気が流れます。
途中に「床並ダム」(google mapでは「堰堤」と)が右下に見えます。
    

やや急峻な坂ですが、みんなで登ればついて行けます(笑)。
あちこちに巨石が見え隠れ、杉木立の中を進み、
深く水の溜まったところ、実に幻想的な色合いにホッと一息。
   

「木漏れ日あふれる杉木立」と「床並川」浅瀬の流れが涼をくれます。
   
「一つ目の手造り橋」渡ります。
見上げれば「巨石群」、木漏れ日は幻想的…
  
「千方伝承会」の皆さんが、歩きやすいようにと管理してくれてるので
とても歩きやすいし、落ち葉でふかふかのマット状のところもあります。

地元の方、伝承会の方々はここら辺りまで準備の都合上、車で来れそうですが、
参加者は「二つ目の手造り橋」を渡ります。
  

「斗盞ケの淵」(トサカガフチ)に着きました、ここでは千方伝説に出てくる「四鬼」(ヨンキ)のお出迎え。
一息ついて「記念写真」撮ってくれますよ📷
少年たちの笑顔がうれしい💛
   

もうここは「森林浴気分」、
さぁ、あと「250m」。
  

ほぼ汗をかくこともなく、町なかの暑さを忘れ涼風の中の行軍、
たまには「こんな子」もいるらしいが、かまうことなかれ!
この人数に向こうも逃げていくわい(笑)。
「三つ目手造り橋」。
   

 
「床並川」の川床は「岩盤」なのでとても滑らか、
但し、この上を歩くとなるとよく滑るので要注意!

「甌穴祭り」のイベント会場は川の中。
歩き始めて約40分、丁度10時に到着、
少し先では子どもたちのにぎやかな声も聞こえる…
人だかりも見える、さてこの先に何があるのか!

ほっ、「日本遺産「忍びの里」/伊賀甲賀/千方伝説」の看板。
いよいよです、
ではつづく。

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