この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

今さらながら。

2006-08-13 23:42:07 | 日常
 昨日は映画を観る前にブックオフにも行って来ました。
 目的は手塚治虫の『MW』と『どろろ』の入手だったのですが、残念ながら『どろろ』はなく、『MW』だけの購入と相成りました。
 『MW』は改めて読み直してみると主人公のモラルのなさ、鬼畜さにビックリ。幼い子供を誘拐して縊り殺すわ、政治家の娘と結婚、そして目的を果たすとあっさりと彼女を絞殺、その指を切り取って父親に送りつけるわ、もうやりたい放題!!
 手塚治虫は感動的な漫画だけを描く漫画家と思っている人には是非読んでもらいたい作品です。

 他にも何か目ぼしいものはないかと店の中を物色したところ、『ハリー・ポッター』シリーズの一、二巻がありました。
 自分はベストセラーは読まないと公言して憚らないのですが、それは決してそれらの作品に興味がないわけでありません。普通ベストセラーを読もうと思ったら、特に金を出して買わなくても知り合いの一人か二人に声をかけて貸してもらえばいいだけのことじゃないですか。特に『ハリー・ポッター』やら『東京タワー』といった爆発的に売れている作品ならなおさら。でも自分には、悲しいかな、声をかける知り合いがいない。
 だから自分にとってベストセラーを買うという行為は自分には知り合いがいないことを確認することでもあるのです。そういうわけでベストセラーは買わないんですよね。
 でもそういった他人には理解し難いであろう、つまらない意地もさすがに一冊¥105ともなれば放棄しちゃうわけで。笑。
 本来定価が¥2000近くする本が百円とは流行り物は行きつく末路も哀れ、って感じですね。
 というわけで今さらながらって感じですが、残りの休みは『ハリー・ポッター』でも読んで過ごそうかと思ってます。
 でも二巻を読み終えた時点で先がすごく気になったらどうしよ・・・。
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする