ネパール旅行戦記 四川航空の無料トランジットホテルを探せ!

2025年02月12日 | 海外旅行

 ネパールに行ってきた。
 
 というわけで、まずは四川航空無料トランジットホテルへの行き方をレクチャーしてみたい。
 
 というと、おいおいちょっと待て、なんでそんなものを取り上げるんだ。
 
 ネパールに行くんなら、カトマンズ観光情報とか、トレッキング体験記とか、そういうのを書かんかいという意見はあるかもしれないが、ぶっちゃけ、そのあたりに関してはどうでもいい
 
 これはマジな話、今回の旅はこの「無料トランジットホテル」こそが最大のクライマックスであり、この情報をお届けするためだけに、この旅は存在するとすら言っていいかもしれないのだ。
 
 と書くと、中華系航空会社1泊トランジットをした人以外の全人類はポカーンだが、ここで苦戦した人には、これ以上なく力強く

 

 「そうなんよなー」

 

 うなずいていただけることだろう。

 物語は関空発で中国成都経由、カトマンズ行きのチケットを四川航空で購入したところから始まる。
 
 成都で13時間ほど待つ、価格は11万円

 本当は直行便か、東南アジアor香港経由で行きたかったが、ベストシーズンの11月ということか高くて買えなかった。

 13時間待機は一見しんどそうだが、中華系航空会社(中国国際航空厦門航空)は安いうえに、乗り継ぎ時に無料トランジットホテルを取ってくれるのが売り。
 
 私もここに釣られたのだが、実はそこまでたどり着くのが「ロンダルキアへの洞窟」くらいムリゲーということを、このときは知らなかった。

 人によってはアッサリとクリアできるみたいだけど、成都天府空港(あるいは成都双龍空港)で途方にくれた人に最短距離でのクリア方法だけ教えると、

 


 日本から、ホテル電話番号を事前に調べておく」

 
 
 

 「親切中国人空港スタッフに頼んで電話してもらい、予約の確認と送迎バス乗り場を教えてもらう」

 
 ↓
 

 「あらかじめ『このバスは〇〇ホテルに行きますか。行くなら乗せてください』と中国語でメモしてもらい(あるいは翻訳アプリで出して)、それを来るバスごとに運転手に見せれば完璧



 

 ちなみにわれわれは、四川航空から「予約は取れました」と言われたものの
 
 
 写真の場所にあるカウンターで詳細を聞いてください」
 
 
 メールで教えられたところに行ったら、なにも指示されず、「go out」と、ただ空港のに出さされ茫然

 どこだれに、何回聞いても「go out」。
 
 なんの説明もなく問答無用で追い出され、ホテルへの行き方もわからず、成都の街のこともまったく知らない。
 
 着いたのが夜の8時ごろで外は暗いし、そもそも予約が取れてないかもと疑心暗鬼になったり。
 
 いまだになにが問題で、なにが正解だったのかも不明
 
 そこであれとれと試行錯誤の末、なんとかたどり着いたのが上記の模範解答になり、旅行中、ヒマな時間にYouTubeブログnoteなどで同じ目に合った人の情報を総合して「答え合わせ」をして確認したから、たぶんこれで大丈夫

 あと気をつけたいのは、キャッシュレス社会の中国では、あらかじめalipayなどを用意しておかないと、タクシーにも乗れないし食事もできない。

 クレジットカード使えないし、ホテル近辺の食堂では一応使えるけど、3割増しの料金なうえ、店によっては使えないところも多い。

 実際あるYouTubeでも、こちらは北京でホテルにたどり着けなかった人は私と同じく、
 
 
 「クレカあるからなんとかなるやろ」
 
 
 と高をくくっていたせいで、メシも食えず飲み物も飲めず、ヒドイ目にあっていた。

 食事の必要がある人は、あらかじめ空港内セブンイレブンでお菓子やカップ麺などを用意しておくのが吉。
 
 こちらはクレカが使える。これはメッチャ重要。外に出ると、どこでも使えないのだから。
 
 食料に関しては、たぶん電気ポットがホテルにあるからラーメン類は食べられるけど、冷蔵庫はないので、ドリンク類は注意。
 
 中国は「冷やすのは良くない」という食文化なので、これはしょうがない。

 そんな激ムズなミッションだったが(ヒントも正解もないというのがダルすぎ!)、ホテル自体は最高だった。
 
 部屋は広く清潔で、各種設備にアメニティも充実し、これがタダなんて言うことなし。
 
 それで気が抜けたわけでもないが、翌朝に空港への送迎バス(1時間に1本)に乗り遅れてビビる。
 
 あやうく飛行機に乗れないところだったが、これは寝坊とかではなく、とにかくが多かったこと。
 
 中国は人口が多い国なのは知っているが、そのせいかホテルも山ほど宿泊客がいて、エレベーターがいつまでたっても来ない
 
 たまさか来ても、人がギュウギュウで乗る余地もなく見送り
 
 そのせいで、わずか数分のタッチの差で乗れなかったのだ。
 
 幸い時間に余裕を持ってたから、なんとかなったけど、なれてないとこういうときに焦るのだ(私は中国に行ったことがなかった)。

 かくのごとく、なかなかに難ミッションだったホテルクエスト。
 
 まあ最悪、空港夜明かしすればよくて、そうした人もいるそうだけど、若いときならともかく、今はしんどいなあ。

 


 (成都の空港で手荷物どうする問題編に続く)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「村山聖を来させる一手だっ... | トップ | 端歩は心の余裕 羽生善治vs... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

海外旅行」カテゴリの最新記事