けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

まだ半分

2007-02-22 13:15:42 | football


06/07 UEFA Champions League 1st Knockout Round 1st-leg
Internazionale Milano 2-2 Valenci C.F.

インテルの得点:カンビアッソ(29)、マイコン(76)
バレンシアの得点:ビジャ(64)、シルバ(86)

大変申し訳ないことに、前半が終わった時点では軽く絶望してました。でもよく追いついたなあ…しかもビジャ、シルバ2人ともにゴラッソ!
モリエンテスは、決定的な場面には絡めませんでしたが、いつもよりサイドに流れる動きが多かった気がする。消えているのではないので、とりあえず良しとします。あと一貫して良かったなあと思ったのはアルビオル。


怖い人たち
インテルは、やっぱり調子がよさそうでした。クレスポに惜しいシュートが何本もありましたし、あとフィーゴとスタンコビッチが怖かった。フィーゴにてこずるモレッティを見て、ひっそり(フィーゴの天敵)カルボーニが出てくれば良いのにと思ったり。

腹立つわー、その1
レフェリーについて。最初の失点、あれは間違いなくオフサイド。なんとなく、バレンシアの守備は意図してあのラインを作っていたのではないかと。そのラインに引っ掛けた選手がオフサイドにならないのは…勘弁してください。前半のレフェリングはとにかくインテル寄りに見えて苛立つ。オフサイドを取ってもらえなかったのはもちろん、再三ァウルを受けていたシルバやビジャが、なかなかファウルを取ってもらえない。マテラッツィの肘打ちに至っては、カードどころかファウルですらない。
マテラッツィが審判にわからないように意図的に肘を使うのは以前から知れていることで、なぜそれをテクニックだなんだと絶賛する人たちがいるのかはわかりませんが、意図的であり常習的である暴力行為を止められる方法はないのかと心底思います。できるならバレンシアは映像付でUEFAに抗議して欲しい。コルドバだったかマイコンに踏みつけられたシルバの映像も一緒に。というのを、03/04のモナコ-チェルシーでのデサイーの肘打ちを思い出しながら考えてました。怪我してからじゃ遅いのよ。
ただ、後半になるとレフェリングは妙にバレンシア寄りに。サネッティへのダイブの判定なんかは厳しすぎるでしょう。前半のオフサイド疑惑が頭にあったからではないかと、少々邪推。

腹立つわー、その2
解説。実況と解説。こんなに呆れた解説は久しぶり(ちなみに某Wの某S藤氏の場合は“イライラする”解説)。アルビオルのフィーゴへのチャージの場面で、「バレンシアは意図的にフィーゴに怪我をさせようとしている」って、どこからそんな発想が出てくるんですか。バルサソシオだと公言しているわりには、リーガの試合など見ていないらしい。いつバレンシアが、アルビオルが、意図的に相手選手に怪我をさせるような試合をした。まっとうに戦っている選手への冒涜にしか思えません。これが長年サッカーに携わり、現在も高校生を指導している人間の口から出てくるとは、がっかりです。他にもバレンシアに対するコメントは的外れなものが多くて…バルサの解説すれば良いじゃないですか。次は変えてください、ぜひ。岡田さんとか呼べないかな、スカパ。

同窓会
フィーゴ、カンビアッソ、ソラーリがいて、モリエンテスにとってはマドリー同窓会。久しぶりに憧れのフィーゴに会えたホアキンも妙に嬉しそうでした。


アウェイで2点取っての引き分け。次はメスタージャですから、数字の上ではかなり優位です。でも当然ながらまだ何も決まっていない。イーブンでハーフタイムに入っただけ、と考えて、気を引き締めてほしいところです。次はアルベルダが出場できなくなってしまいましたが、バラハが復帰しマルチェナと組むことでなんとかなるでしょう。バレンシア、とりあえず良い結果を残せました。


インテルが「ネラッズーロ」なので、今日は「ブランキネグロ」ではなく「エル・ブランコ」になってしまいました。