やはりCL当番モリエンテス。RADIO MARCAに語ったという前日インタビューです。
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モリエンテスがバレンシアの「チャンピオンズ男」なのは間違いない。ヨーロッパの偉大な大会でのゴール、タイトル、そして価値ある蓄積された経験。それに抗する人はほとんどいないだろうが、モウリーニョとの間には特別な愛と憎しみの関係があった。モリエンテスがモナコでCL得点王を取ったとき、ポルトガル人監督はタイトルは彼に取らせなかったのだ。そしてバレンシアのセミファイナル進出も妨げられた。バレンシア、ラジオ・マルカがモリエンテスの話を聞く。
Q:チェルシーにリベンジをする時がきましたが…
M:楽しくもあり難しい試合にもなるだろう。でも僕たち皆がテレビやピッチの上でそれを楽しむことになるだろう。特別な試合だよ。前日から既に特別な雰囲気が息づいている。チャンピオンズリーグの意味は僕たちはもう理解している。
Q:皆の目に焼きついている試合というものがありますが…
M:僕もたくさんの試合が目にやきついているよ。いくつかの試合を覚えている。例えば昨シーズンのチェルシー戦は厳しいもので終わりになってしまった。でも今回は素晴らしい試合になるだろう。
Q:チェルシーはモウリーニョなしでやって来ました。これはつまり…
M:彼は、敵のベンチにいてほしくないと思う監督だね。確かに彼らにとってはいつもと違ったことになるし、これまでにあったような特別なライバル関係でもないかもしれない。それでも彼がいないとしても、この試合は難しいものになるだろう。
Q:あなたにとって彼は常に勝者でした。最初はモナコでファイナルで当たった時、そして昨シーズンのメスタージャでの試合。彼が去ったのは喜ばしいことでは?
M:モウリーニョなしならはるかに良いね。幸運なことに彼はいない。なぜなら彼は重要なパーソナリティを持っていたから。彼はプレイしない。でも外側から非常に素晴らしいキャラクターを見せてくる。おそらくチームが彼を信じていたから、信じ続けているから、モウリーニョはチームに影響を及ぼすことができるんだろう。
Q:チャンピオンズであなたは多くのゴールをあげてきました。特別な感覚のあるゴールを思い出して下さい。
M:重要なゴールはいくつかあったよ。モナコ時代、準決勝でチェルシー相手に決めたゴール、ベルナベウでアンデルレヒト相手に決めたゴール。素晴らしいものだね。それから特に、バレンシアとのファイナルで決めた先制点。でもそれはもう過去のことだよね(笑)。あれもとても重要なものだった。初めてのチャンピオンズの準決勝でボルシア・ドルトムント相手に決めたのも良いゴールだった。
Q:昨シーズン、メスタージャでチェルシー相手に決めたのも素晴らしかった…
M:もし勝ちぬけていたら、目に焼きつくものとして残っていただろうね。怪我をした後のゴールで特別なものだった。でも何も助けにならなかった。
Q:あの時は、肩を保護してのゴールでした…
M:酷い怪我をしてのプレイだった。その月は試合でプレイするためだけに練習していた。いつもと違う怪我で、どんな形で落下しても危険だった。
Q:テリーをどう見ている?
M:信じられないくらいすごいよ。彼は僕をマークするだけではなく、主にチームのディフェンスや困難な事態に影響を与える。試合中はいつでもボディコンタクトをとってくるプレイヤーだ。彼は大きくて強い。重要だからというだけではなくて、そのクオリティからいっても完璧な選手だ。
Q:マスクをつけることが彼に影響すると思いますか?
M:彼は問題を抱えてプレイしなければならなくなる。その感覚はわかるよ。いつもハンディキャップになっていた。彼がマスクをすることでイコールになるから僕はありがたいね。彼はまるで何もつけてないかのようにヘディングするだろう。
Q:もし勝利を手にできたら、グループ突破の決定的な証拠になると思いませんか?
M:それで決定的になるとは思わない。でもとても重要なステップになっていくだろう。
Q:こういう厳しいチームに負けないためのキーは?
M:この試合のための重要な選手たちがいる。でもおそらくキーになるのは中盤の支配だろう。
Q:外側から見た印象としては、チェルシーはパワフルなチームだということです…
M:彼らは強いんじゃないよ。とても強いんだ。プレミアリーグとそして特にこのチームはヨーロッパにおいて最も強いチームなんだ。僕たちは彼らの欠点を突いて試合に勝たなければならない。
Q:彼らに勝つには、おそらくシルバのイマジネーションが必要になるでしょうね?
M:フットボールの素晴らしい点は、フィジカルよりもクオリティによって事態を動かす選手がいるということ、必ずしも強いものが勝つわけではないということ。確かなことは、僕はシルバは特別好きで、彼にはこの先もつづいていくだろういう何事に対しても謙遜の気持ちがあるんだ。彼にアドバイスしてあげたいよ。彼はアドバイスを求め、その受け入れ方を知っている人だから。
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こんな記事もありますが、MARCAのこのインタビュー中ではモリエンテスはテリーを絶賛。確かにモリエンテスが好むタイプの選手ではない、ボディコンタクトの激しい選手かもしれませんが、敬意は払っているということなんでしょう。今夜は出場する可能性もあるそうなので怖いです。
チームとしては、やはりモウリーニョが抜け、開幕からあまり調子の出ていないチェルシーということで少しバレンシアにも余裕がある気がします。が、余裕のあるバレンシアなんてろくなものではございません。しっかり気を引き締めていただきたいと思います。
おまけ
珍しいエルゲラのインタビュー…は読む時間がなさそう。残念。
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モリエンテスがバレンシアの「チャンピオンズ男」なのは間違いない。ヨーロッパの偉大な大会でのゴール、タイトル、そして価値ある蓄積された経験。それに抗する人はほとんどいないだろうが、モウリーニョとの間には特別な愛と憎しみの関係があった。モリエンテスがモナコでCL得点王を取ったとき、ポルトガル人監督はタイトルは彼に取らせなかったのだ。そしてバレンシアのセミファイナル進出も妨げられた。バレンシア、ラジオ・マルカがモリエンテスの話を聞く。
Q:チェルシーにリベンジをする時がきましたが…
M:楽しくもあり難しい試合にもなるだろう。でも僕たち皆がテレビやピッチの上でそれを楽しむことになるだろう。特別な試合だよ。前日から既に特別な雰囲気が息づいている。チャンピオンズリーグの意味は僕たちはもう理解している。
Q:皆の目に焼きついている試合というものがありますが…
M:僕もたくさんの試合が目にやきついているよ。いくつかの試合を覚えている。例えば昨シーズンのチェルシー戦は厳しいもので終わりになってしまった。でも今回は素晴らしい試合になるだろう。
Q:チェルシーはモウリーニョなしでやって来ました。これはつまり…
M:彼は、敵のベンチにいてほしくないと思う監督だね。確かに彼らにとってはいつもと違ったことになるし、これまでにあったような特別なライバル関係でもないかもしれない。それでも彼がいないとしても、この試合は難しいものになるだろう。
Q:あなたにとって彼は常に勝者でした。最初はモナコでファイナルで当たった時、そして昨シーズンのメスタージャでの試合。彼が去ったのは喜ばしいことでは?
M:モウリーニョなしならはるかに良いね。幸運なことに彼はいない。なぜなら彼は重要なパーソナリティを持っていたから。彼はプレイしない。でも外側から非常に素晴らしいキャラクターを見せてくる。おそらくチームが彼を信じていたから、信じ続けているから、モウリーニョはチームに影響を及ぼすことができるんだろう。
Q:チャンピオンズであなたは多くのゴールをあげてきました。特別な感覚のあるゴールを思い出して下さい。
M:重要なゴールはいくつかあったよ。モナコ時代、準決勝でチェルシー相手に決めたゴール、ベルナベウでアンデルレヒト相手に決めたゴール。素晴らしいものだね。それから特に、バレンシアとのファイナルで決めた先制点。でもそれはもう過去のことだよね(笑)。あれもとても重要なものだった。初めてのチャンピオンズの準決勝でボルシア・ドルトムント相手に決めたのも良いゴールだった。
Q:昨シーズン、メスタージャでチェルシー相手に決めたのも素晴らしかった…
M:もし勝ちぬけていたら、目に焼きつくものとして残っていただろうね。怪我をした後のゴールで特別なものだった。でも何も助けにならなかった。
Q:あの時は、肩を保護してのゴールでした…
M:酷い怪我をしてのプレイだった。その月は試合でプレイするためだけに練習していた。いつもと違う怪我で、どんな形で落下しても危険だった。
Q:テリーをどう見ている?
M:信じられないくらいすごいよ。彼は僕をマークするだけではなく、主にチームのディフェンスや困難な事態に影響を与える。試合中はいつでもボディコンタクトをとってくるプレイヤーだ。彼は大きくて強い。重要だからというだけではなくて、そのクオリティからいっても完璧な選手だ。
Q:マスクをつけることが彼に影響すると思いますか?
M:彼は問題を抱えてプレイしなければならなくなる。その感覚はわかるよ。いつもハンディキャップになっていた。彼がマスクをすることでイコールになるから僕はありがたいね。彼はまるで何もつけてないかのようにヘディングするだろう。
Q:もし勝利を手にできたら、グループ突破の決定的な証拠になると思いませんか?
M:それで決定的になるとは思わない。でもとても重要なステップになっていくだろう。
Q:こういう厳しいチームに負けないためのキーは?
M:この試合のための重要な選手たちがいる。でもおそらくキーになるのは中盤の支配だろう。
Q:外側から見た印象としては、チェルシーはパワフルなチームだということです…
M:彼らは強いんじゃないよ。とても強いんだ。プレミアリーグとそして特にこのチームはヨーロッパにおいて最も強いチームなんだ。僕たちは彼らの欠点を突いて試合に勝たなければならない。
Q:彼らに勝つには、おそらくシルバのイマジネーションが必要になるでしょうね?
M:フットボールの素晴らしい点は、フィジカルよりもクオリティによって事態を動かす選手がいるということ、必ずしも強いものが勝つわけではないということ。確かなことは、僕はシルバは特別好きで、彼にはこの先もつづいていくだろういう何事に対しても謙遜の気持ちがあるんだ。彼にアドバイスしてあげたいよ。彼はアドバイスを求め、その受け入れ方を知っている人だから。
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こんな記事もありますが、MARCAのこのインタビュー中ではモリエンテスはテリーを絶賛。確かにモリエンテスが好むタイプの選手ではない、ボディコンタクトの激しい選手かもしれませんが、敬意は払っているということなんでしょう。今夜は出場する可能性もあるそうなので怖いです。
チームとしては、やはりモウリーニョが抜け、開幕からあまり調子の出ていないチェルシーということで少しバレンシアにも余裕がある気がします。が、余裕のあるバレンシアなんてろくなものではございません。しっかり気を引き締めていただきたいと思います。
おまけ
珍しいエルゲラのインタビュー…は読む時間がなさそう。残念。