けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

バレロン、マドリー、モナ、バ

2008-01-28 21:25:52 | football

喜び度の高い順から行きましょう。

バレロン
対バジャドリ戦の最後15分、ついにバレロンがリアソールのピッチに戻ってきました。リアソールのファンはバレロンを大喝采で迎えたとのこと。しかもデポルはリアソールで133日ぶりの勝利を挙げました。実にめでたい。03/04のモナコ大躍進とともに、あのシーズンのスーペル・デポル(CLではモナコといろいろな意味でのスペクタクルマッチを繰り広げ、決勝トーナメントではミランをボコボコにした)は忘れられず、それだけにここのところずっと苦しんでいるのはどうにも辛いものです。まだ危険ゾーンなのでがんばれデポル。


マドリー
07/08 Liga Espanola 1a division Jornada 21
Real Madrid C.F. 3-2 Villareal

マドリーの得点:ロビーニョ(8,52)、スナイデル(76)
ビジャレアルの得点:ロッシ(15)、カプデビラ(75)

強い、マドリー。イケルの無失点記録こそ途絶えてしまいましたが、失点にもひるまずしっかり得点して勝てる。良かった選手を上げていくこともできますが、でも他の選手も良かったんだ、という試合ができている。どうしよう、いいのかこんなに強くなっちゃって。
開始8分のロビーニョの先制点。グティ+前線の3R(Ruud、Raul、Robinho)でかきまわし、ディフェンスを引き付け、スペースを作り、グティのスルーパス炸裂。見事でございました。今日はグティのご機嫌が非常によろしいらしく、その後もマドリーが攻勢。と思いきや、ついに失点。怒っているらしいイケルを見て、これで気持ちが守勢に回り流れが劣勢になるのではと心配しましたが、それほどでもなかった。もちろんビジャレアルのニハトやロッシも怖くて気が抜けない状態ではあるのですが、今のマドリーはネガティブな雰囲気にならないでいられる余裕がありますね。ルートのペナルティを取ってもらえなくてもオフサイドじゃない飛び出しがオフサイドになっても荒れない(ちなみに審判団はカタルーニャセット)。多少バタバタしつつも追加点を取り、再び追いつかれるも直後にスネイデルが決勝点。試合には出てはいたものの最近少し調子が落ちているような印象があったスネイデル。遂に今日はスタメンを外れたか…というところで途中出場し結果を出す。本当にいろいろなところに良い流れができています。

ペペエインセマルセロが負傷でメツェルダーはベンチ入りはしたものの出場はまだまだ、そんないっぱいいっぱいのディフェンスライン構成は、右からミチェル・サルガド、セルヒオ・ラモス、カンナバーロ、ミゲル・トーレス。DF欠乏症&国王杯のため試合慣れしてきたサルガドが、この日は右サイドでがんばった。守備はやっぱり怖いところもありますが、積極的に攻撃参加して実に惜しいシュートまで。必要なときにちゃんと仕事をしてくれるのはさすがベテランです。後半途中に負傷交代してしまいましたが、症状は強い打撲程度で次の試合には問題ないだろうとのこと。良かった良かった。サルガドが負傷した後に交代カードでドレンテが用意されましたが、なぜか名前が呼ばれたのはロビーニョ。ダウンしたはずのガリシア男が雄々しくも立ち上がってしまったせいかもしれませんし、シュスターが血迷ったからかもしれませんが、ピッチの中の選手たちが「いやそれ違うから」とサルガドを交代させていたのが面白かったです。ちょっと珍しいシーンでした。

さらに良くなっているのがガゴ。良くなっているというか、今日はもう本当に素晴らしかったと言っても良いかもしれないた。スーペル・デンジャラス・プレゼントパスが1個もなかっただけでなく、いいタイミングで相手の攻撃をつぶし、ボールに競りかかり、前線にパスを出す。もしかしたら本当にレドンドになるんだろうか。決勝点のアシストもして大活躍ではありましたが、スライディングの際にボールを触ったとハンドを取られ、敢え無く次節は有給休暇に。
さて、大変なことになりました。ネイションズカップ召集中のディアラはたぶんまだ帰ってこれないはず。案1:バチスタ&グティのドブレピボーテ、案2:バチスタ&スナイデルの、案3:スナイデル&グティの、案4:セルヒオ・ラモス辺りにやらせればできそうじゃない? 
・・・ディアラ、早く帰ってきてください・・・。

ピボーテという唯一の不安点を残しつつも、次節までまるまる1週間空くのでなんとか付け焼刃でもそれなりの準備はできそうな感じです。次節対戦相手はフエラのアルメリア。


磨きまあす


モナ
モナコ。モナコの試合を見るようになって以来、ル・マンに負けた記憶はまるっきりなかったんですが。どんなにチームがどん底状態のときでも、ル・マンには勝ってたんですが。というかせっかくの貴重な貴重な放送だったんですが。負けないでよ。
失点1は頼れるGK&キャプテンのローマさんのありえないミス(セットプレーからのハイボールを落としてしまい、ジャポネのマツイに蹴りこまれちゃいました)。もっとも、連携悪かったりサイドが生きていなかったり(レコ&ネネ、だめ)、遠藤氏がしきりにマツイをモナコに移籍させたがったり、どうしよもない試合でした。メネズのぬらぬらドリブルは相変わらずで良かったです。ガクペのあのシュート、入ってたらなあ。








……もう本当に、書ける事がないです…。