けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

5試合のサスペンション

2013-01-11 07:11:22 | football
セルヒオ・ラモス、5試合のサスペンション
国王杯セルタ戦、警告2枚で退場になったセルヒオ・ラモスですが、試合後のレフェリーの報告によると、2枚目を受けた際にレフェリーに向けて、「あんたは恥知らずだ」と3回言い、「あんたたちはいつも俺たちから盗もうとする」と2回言い、ロッカールームに下がる際にアシスタントレフェリーに対して「いつも同じだ、お前らは皆恥知らずだ」と言ったそうで、要するに審判への暴言、侮辱行為。

試合後にラモスはTwitterで、
「審判との出来事を残念に思ってる、退場にされてテンションが上がってしまった。人は、言うことを後で後悔するものだ」とコメント。

木曜日、さっそくこの事象が競技委員会で検討されたようで、ラモスには5試合のサスペンションというペナルティが科されることに。1試合は警告2枚により退場処分となった分、残り4試合がレフェリーを侮辱した分。
これが適用されると、週末のオサスナ戦、国王杯バレンシア戦の2試合、リーガのバレンシア戦、ヘタフェ戦をラモスは欠場することになります。

マドリーは、ラモスが受けたセルタ戦の1枚目の警告について、既に異議を申し立てたようです。比較的(?)軽い接触で、確かに警告に値するほどのものではなかったと思いますが……まあ通らないだろうなあ。

5試合欠場という判断が下された後の、セルヒオ・ラモス。
「納得がいってもいかなくても公平でなくても、この裁定を、監督たち、チームメイトたち、ファンのみんなに対して申し訳なく思うよ。Hala Madrid!」
「試合ごとにミスを犯すレフェリーたちに「厳格さと公平さ」を願っている。」


感想。
ラモスの不満はわかってやりたいですが……どっちかというと文句を言ってやりたい気分です。ラモスに。審判にキレるのを我慢すれば、1試合だけで済んだのに。ぺぺが1か月離脱中だってわかってるのかなー。ぺぺと同じくらいのタイミング、2月から復帰ってことになりますね。その間は、バラン、カルバーリョ、アルビオル、ナチョも入れてやりくりしていくと。バレンシア3連戦もあるのに……。



オサスナ戦に向けて
週末の試合は土曜日、休みもなくトレーニング、調整が続きます。
木曜のビッグニュースは、コエントランのトレーニング復帰。回復の遅れなのか新年の大遅刻のせいなのか(ま、負傷してたのは確かだと思いますが)、欠場が続いていたコエントランですが、ようやく復帰となりました。マルセロも順調に全体のトレーニングをこなしているようですし、長かった左ラテラル問題が、これでようやく解決するはず。
もうひとつビッグニュース、というか懸案のニュースは、セルタ戦の前半で相手選手に圧し掛かられて首を痛めたシャビ・アロンソ。やはり木曜のトレーニングではピッチに出てこられず、室内での調整に留めたようです。様子を見ている程度なのか、問題になるほどの痛め方だったのか現時点では不明で、オサスナ戦の出場はまだわかりません。クリスチアーノがサスペンション、セルヒオ・ラモスも不在と、中心選手が欠けることになるオサスナ戦、シャビ・アロンソまでいないとなると、さらに不安が増していくような……。