2012/2013 Liga Espanola 1a division Jornada 36
Real Madrid C.F. 6-2 Maraga
マドリーのゴール：アルビオル、クリスチアーノ・ロナウド、エジル、ベンゼマ、モドリッチ、ディ・マリア
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ピッチ外での荒れっぷりを考えたら、驚くくらいに落ち着いたピッチ内。試合自体も、リーガでは久々かもしれないくらい、うまく物事がまわってる試合でした。ゴールもたくさん入って、しかもすべて得点者も違うし得点パターンも多彩だしで、楽しかったです。アルビオル、久々のゴールおめでとう。ものすごく嬉しそうで、見ているこっちも嬉しいです。クリスチアーノは、PKをセーブされた後でしたが、エリア内間接FKからのゴール。エリア内での間接FKって、なかなか決まる場面って目にしないものなんですが、あの勢いで蹴りこまれるとどうしようもないものなのか、うまくやったなと思います。エジルのはカウンターからで、今シーズンのマドリーらしいゴールだなあ、と。一番前にエジルがいるとは思いませんでしたが、落ち着いてたし上手かった。4点目は、シャビ・アロンソからクリスチアーノにスルーパスが出て、優しいクリスチアーノがベンゼマにアシストプレゼント。5点目のモドリッチ、打てると思った瞬間の思い切りがいいですね。左脚でも右脚でもあの距離の力強いシュートを打てるのはすごい。で、締めの6点目は、グラウンダーでコントロールしたディ・マリア、ファビーニョのアシスト。いろいろあったなー。
今日は一番目についたのはエジルとモドリッチ、前めのこの2人が躍動している感じが良かったです。エッシェンが久々にピボーテでよく攻撃に顔を出していて、一方でシャビ・アロンソは、守備のサポート+スルーパスと、2人でうまく役割分担されていて、ここも良かったなと思います。あと、ナチョがここ数試合続けて出ていて慣れてきたのか、今日は攻撃にも少し絡んだり、守備も落ち着いた対応で、ここも良かった。
2失点してますし、相手に退場が重なったりで、マドリーが優位に試合を進められる展開になったのもありますが、全体に良い試合ができたんじゃないかと思います。何より、外の騒動が試合に感じられなかったというのにちょっと安心しました。モウリーニョが暴れている分、選手が自分たちはしっかりまとまらないと、となっているのかもしれない。まさかそこまでモウリーニョは計算して……って、冗談ですが。リーガは週末にもバルサの優勝が決まるでしょうし、コパのファイナルもどうなるかわかりませんが、とにかく最後までできるだけ良い試合、来シーズンにつながるような試合をしてほしい。そういう意味では、今日はいい期待を持てる試合だったと思います。
エジルの負傷
試合全体はうまくまわっていたんですが、唯一残念な、というか心配なのがエジルの負傷。あれは足首の捻挫かなあ…軽い捻挫なら1週間くらいで復帰できることもあると思うんですが、かなり痛そうにしていたし、歩けなかったし。コパのファイナルは9日後。今日もエジルは良かっただけに、どうにか間に合ってくれればいいんですが…。
18人目
今シーズンからカスティージャに加入したブラジル人のファビーニョ。夏に使われた時はひどい出来で、本当にブラジル人…？とか思ったほどですが、今日は短い時間ながら、前に上がってアシストもできたり、落ち着いてスペインにも慣れてきた感じ。これでファビーニョは、モウリーニョがこの3シーズンで、カスティージャからトップチームでデビューさせた18人目の選手となりました。定着するかしないかはまた別の問題ですが、いろいろ厳しい試合もある中で、モウリーニョはよくこれだけ使ってきたな、と実感。
クリスチアーノ・ロナウドのメッセージ
最近、あまり絶好調という感じはしないのですが、でもゴールは決めるクリスチアーノ・ロナウド。今日もPKは止められてしまいましたが、そのあとの間接FKからゴールを決め、これでマドリーで通算200ゴール。ゴールを決めた後、自分を指して、次いで力強く足元のピッチを指す。移籍だなんだと騒がれてる中ですが、俺はここにいるんだ、というメッセージに受け取れた。何か印象的でした。
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