けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

開幕戦勝利

2016-08-22 06:25:59 | football

16/17 Liga Española 1a division Jornada 1
Real Sociedad 0-3 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:ベイル、アセンシオ、ベイル

ついに、16/17シーズンリーガ・エスパニョーラ(リーガ・サンタンデール)が開幕しました。マドリー初戦は、フエラのレアル・ソシエダ戦から。BBCからベンゼマとクリスチアーノがいなくて、ナバスも間に合わず、ぺぺもまだ調整中、しかもモドリッチもサスペンションで欠場(前シーズンの累積ってチャラにならないんですかね…)。少し心細さもなくはなかったですが、開始早々のゴール、新加入アセンシオのゴール、最後に駄目押しと、無事に勝ち点3をゲット。しかもクリーンシートでの滑り出しになりました。

まずはこのメンバーで良い試合ができたことが嬉しいし、ホッとしてます。モドリッチやクリスチアーノ、ベンゼマがいたらベンチスタートだっただろう選手たちもいるわけですが、それぞれに良い仕事をしていたなと思います。攻撃でいうと、モラタが良かったなあと。ゴールになかなかならないのが残念ですが(シュート打つのに焦りすぎなんじゃないかなあ…)、ボール持って抜け出し、ペナルティエリアへの侵入、上手くなったし存在感が出せるようになったんだなあと思いました。コバチッチも、中盤でボールを動かす+自分で持って持ち上がる、成長してマドリーの試合に馴染んでいるように感じました。

ゴールは、たまたまなのか今日のメンバーだからなのか?ですが、長いボールがカギになっていた印象でした。1点目は、ラモスからのロングパスが右のカルバハルに出て、シンプルに上げたクロスにベイルのヘディング。開始1分少々でのゴールは、なんとなしに幸先の良さが感じられるし、ベイルが決めるところは決めてくれる感、ただのゴールというのに限らないナイスゴールでした。2点目は、前半40分頃と時間帯も良かった。ヴァランのロングパスを、アセンシオが上手く足先でトラップしつつ抜け出し、ループシュート。アセンシオは、あまりボールに触れてないなあと感じる時間帯もありましたが、何か持っているというか、いやまあとにかく上手いですよね。付け加えるなら、アシストがヴァランというのが嬉しい。ラモスやぺぺのロングパスはなかなか上手いので、ヴァランもそこも伸びると良いなと思っていたので。後半はどちらかというと受けるような時間帯も長かったですが、ダレるでもなく緊張感は保たれていて(モラタやラモスが揉めてたり、マルセロ…はやり過ぎ)、それが失点ゼロであり最後のゴールにもつながったのかなと思います。3点目はハメスから、長めのスルーパスにベイルが呼応して独走し、しっかり決めて終了。

ジダンはこれ以上OUTもINもないと言っているとのこと。怪我人が戻ってきたら今以上にポジション争いが大変なことになると思いますが、それが誰かのモチベーションを落とすことにならないかという心配感と、高いレベルで選手が揃っていることへの期待感とにつながるように思います。
(欲を言うなら、カゼミロのバックアップが心残りですが)




ベンゼマ
腰、臀部痛で…となかなかコンディションが上がらないベンゼマは、現在トレーニングはまったくの別メニュー。公式は「仙腸骨炎」というメディカル情報を出しました。すぐ良くなるのか、だましだましになるのか…まだわからないところが、不安で心配です。


マリアーノ
プレシーズンで活躍したマリアーノには、他のクラブからもオファーがあったそうです(レガネスとか話がでていたようです)が、最終的に残留となることをジダンが認めました。ベンゼマが上記の通りなので、バックアップの必要性がより強く感じられた…なんてことも理由かもしれません。マドリー公式サイトを見ると、「18番」でちゃんとトップチーム登録されていました。