けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

ぺぺからの別れの手紙

2017-06-06 21:12:21 | football
その日が来た…。2007年7月12日、子供の頃に毎日夢見ていた場所に到達した少年の夢とともに、私はレアル・マドリーにやって来た。今日、10年が過ぎ、このクラブを離れ、このエンブレムを身につけるのをやめる時がきた。このユニフォームを身につけるその度に、私は常に同じ情熱を持ってそうしていた。今の私は、私をサポートしてくれたあなた達全てに、この美しいストーリーを描かせてくれたあなた達に感謝するだけだ。私とともにいてくれた、あなた方一人一人に感謝している。私がどこへ行こうと思いはともにあるであろう、全ての友人達、仲間達に感謝している。また私は、私の娘達が生まれ、育ったこの街にさようならを言うことになる。私が成し遂げて来たことをとても幸せに感じているし、あなた方の愛情はこれからも私の心の中にあるだろう! そして私は…この10年間で最高の思い出はなんだろう??? 毎日のトレーニング、このクラブで働く皆と毎日を過ごせたこと…。サンチアゴ・ベルナベウに足を踏み入れ、あなた方のサポートを感じることは、常に魔法だった! 私の心の中に、あなた方の愛情を保ち続けていく。そしてこの、責務を全うしたという思い…。レアル・マドリーそしてあなた方の愛情は、常に私の歴史、私の人生の一部であり続ける! ありがとう、永遠に!!
ぺぺ、2017年6月6日


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仕方ないことだったかもしれないけど、やっぱりちゃんとお別れをする、そういう場があったらよかった…。悲しいし、すごく寂しくなります…。






もう少し喜びます

2017-06-06 06:55:30 | football






セレブレーション!
カーディフから深夜のうちにマドリーまで戻って来た選手達は、それぞれの家で休んだ後、日曜の午後から今シーズン2度目の優勝報告会を行いました。関係各所の訪問、パレード、シベーレスでのカップリフト…そしてベルナベウでの派手なセレブレーションで終了。選手達の表情の晴れやかさ、やりきったという溌剌さ感は、喜びつつもまだシーズンは終わっていないというリーガ制覇後の優勝報告会をはるかに上回るものがあったように感じました(そもそもリーガを制覇した時は、パレードからシベーレス広場でのお披露目までが、試合日の夜というか深夜というか明け方?までかけて行われ、翌日の州、市庁舎訪問は皆眠そうだった…というせいかもしれませんが)。

州庁舎訪問の時のこと。州知事のクリスティーナ・シフエンテスがフロレンティーノ・ペレスと挨拶のキスを交わす場面で囃し立てる選手達。は、リーガ制覇後と同じでした。州知事、美人ですから…いや、他に何か理由があるんだろうか、政治的な何か…とか。

市庁舎訪問の時のこと。チームから記念にと、レプリカカップと名前入りのユニフォームをプレゼントされたカルメナ市長は、返礼に「チョコレートのメダルをプレゼントします」と発言。これに大喜びする選手達(クリスチアーノの、Siuuuuuuも聞こえる)。チョコレートメダルは、リーガ制覇後の訪問の際にももらったもので、これがCL制覇にもつながったラッキーアイテムということでした。これを報じた記事には、「孫にお菓子をあげるおばあちゃんと、それを大喜びする孫の図だ」という読者のコメントが。まさに。





今回はスケジュールが詰まっているせいか、シベーレス広場はあっさり目に終了。でもラモスとマルセロ2人で、女神像にマフラーを巻き、カップをお披露目するところはもちろんしっかりと。



ベルナベウでのセレモニー、昨年よりは少し短めに感じましたが、豪華な演出、選手達の登場の仕方、王冠ラモス、ジダンのスピーチですっと静かになるベルナベウ、再び盛り上がり、「クリスチアーノにバロンドールを!」の歌を一緒に歌い出すクリスチアーノ、家族や友人も混じえたピッチ上の和やかなお祝い風景は、やはり見ていて楽しかったです。



※優勝決定直後のピッチ上でのセレブレーション、表彰式にも姿がなく、このマドリーでの優勝報告会にも姿がなかったコエントランですが、発熱など体調を崩して参加できる状態でなかった、との報道が。最後になるかもしれなかったのに…本当に運の悪い…。