けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

1ヶ月ちょっとしかない

2017-06-08 06:53:50 | football
こうして無事に2016/2017シーズンが終わりました…厳密に言うと終わってません。まだ各国代表が合宿を組んでインターナショナルマッチ、フレンドリーマッチなどの予定を消化中で、代表選手にとってははまだシーズン中ということになります。

スペイン代表:セルヒオ・ラモス、カルバハル、ナチョ、イスコ、モラタ、アセンシオ
・6月7日 コロンビア(H、フレンドリーマッチ)
・6月11日 マケドニア(A、W杯欧州予選)
アセンシオはU21かと思ったら、フル代表でした。モラタとナチョ、アセンシオは月曜には代表チームに合流し、先ほど終わったばかりのコロンビア戦に出場。ナチョは先発フル、アセンシオは後半から、モラタも後半の早めの時間から出てヘディング1ゴールを決めました。CLファイナルで出場時間の長かったラモス、カルバハル、イスコは、木曜に合流の予定。

フランス代表:ヴァラン
・6月9日 スウェーデン(A、W杯欧州予選)
・6月13日 イングランド(H、フレンドリーマッチ)

コスタ・リカ:ケイロル・ナバス
・6月9日 パナマ(H、W杯北中米カリブ海予選)
・6月14日 トリニダード・トバゴ(H、W杯北中米カリブ海予選)

クロアチア代表:モドリッチ、コヴァチッチ
・6月11日 アイスランド(A、W杯欧州予選)

コロンビア代表:ハメス・ロドリゲス
・6月7日 スペイン(A、フレンドリーマッチ)
・6月13日 カメルーン(A、フレンドリーマッチ)

ポルトガル代表:クリスチアーノ・ロナウド、ぺぺ
・6月9日 ラトビア(A、W杯欧州予選)
・6月17日〜 FIFAコンフェデレーションズカップ
一番大変なのが、EURO2016制覇のご褒美(罰ゲーム)として、17日からロシアで始まるコンフェデに出場するポルトガル代表。クリスチアーノとぺぺが召集される予定です(ぺぺも少なくとも6月30日までレアル・マドリーの選手です)。ドイツもコンフェデに出場するのですが、Bチーム的な感じでクロースはお役御免になっているのでいいのですが、いくら休養をうまく取り入れながらシーズンを戦って来たとはいえ、ここでまた約2週間の大会が差し込まれるとは…(ファイナルは7月2日)


2017/2018 プレシーズンの予定

マドリーの2017/2018シーズンスタートは、7月10日だそうです。メディカルチェックやフィジカルトレーニングなどを行った後、アメリカでプレシーズンの本格的なトレーニングがスタート。と同時に、現地では今年もインターナショナルチャンピオンズカップへの出場が決まっています。スケジュールは以下の通り(日時は現地時間)。

7月23日14時 レアル・マドリー vs マンチェスター・ユナイテッド(サンタクララ, CA)
7月26日20時 レアル・マドリー vs マンチェスター・シティ(ロサンゼルス, CA)
7月29日19時30分 レアル・マドリー vs バルセロナ(マイアミ, FL)

だいたい例年、これ以外にも欧州で1,2試合のフレンドリーマッチが組まれると思うのですが、現時点での予定はわかりません。そしてやがて公式戦が……。

8月8日 2017 UEFA スーパーカップ レアル・マドリー vs マンチェスター・ユナイテッド(スコピエ、マケドニア)
8月12日 スーペルコパ第1戦 バルセロナ vs レアル・マドリー
8月15日 スーペルコパ第2戦 レアル・マドリー vs バルセロナ

プラスアルファの代表戦があった選手たち、そして特にクリスチアーノがいつチームに合流できるのか。これもまた現時点ではわかりません。


ハーフタイムに何があった?

CLファイナル、1-1となった前半の試合を見ている最中に頭にあったのは「このままだと危ない、次の点がユーベに入る可能性の方が高そうだ」という後ろ向きな気持ちでした。もちろん、HTにどうにか立て直してほしい、それで持ち直せたら流れも変わるだろうという期待も持っていましたが。
結果、その通りになりました。慎重になり過ぎていた感じが一転、思い切りの良い長めのボールが相手の背後に蹴り込まれるようになり、サイドチェンジも増え、モドリッチ、クロース、マルセロが縦横無尽に動き始め、イスコやクリスチアーノが合わせる形、ミドルレンジからのシュートも出てきた。すぐに、「これは行けそう、早いうちにゴールを」という気持ちになりました。カゼミロのゴールは、確かに相手(ケディラ…)に当たりブッフォンの手が絶対に届かないところへ転がるというラッキーさもあったかと思いますが、点が入るのは時間の問題でもあったように思います。ではいったいハーフタイムに何があったんだろうか…以下、マルカの記事
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デシマのハイライトは93分。ウンデシマはペナルティ戦。そしてドゥオデシマは、特にチームが後半に見せた戦いによって、思い出されることだろう。しかしジダンは、ユベントスに主権を握られて前半を過ごしたチームに、何を伝えたのだろうか? 試合後選手たちはそれを明らかにしていった。監督の話は、彼らの目を見開かせ、アッレグリのチームを意のままに操るカギになったのだと。この試合の主人公たちの印象から見ると、監督はいくつかの戦術的な約束事を与え、また他の誰もできないような、エモーショナルな面でもそうした。「君たちはここまでやって来た。楽しむんだ。なぜなら君たちは最高なのだし、勝たねばならないのだから。」
真実は、彼らの優位性に選手たち自身が自信を持つという結果になって現れた。モドリッチは、監督の修正した点を説明している。「僕たちはとても素晴らしい後半を戦った。誇りに感じるべきだ。監督は僕たちに、良い試合をしているがもっと改善できる、もっとアグレッシブに、高い位置からプレッシャーをかけて、前半のようにユーベに楽にやらせるな、個々のデュエルの場面でもっと力強く、と言ったんだ。そして、うまくいった。」
最後のゴールを決めたアセンシオは、メッセージを伝えるジダンの才能を称賛した。「彼は、僕たちをどう扱うか、何を言わなければいけないか、よく理解している。ハーフタイムに、ミスを修正し、いくつかの点を改善させた。ボールを再度からサイドに動かすようにとかね。」
イスコは、事態が悪い方向に進んでいる時に、そのベストを尽くせるチームの能力について語った。ユーベが同点にしてきて、疑問を一掃するべき時だった。そしてハーフタイムにそれが起こった。「大変な状況になればなるほど、このチームの反応はより素晴らしいものになる。実際のところ、僕たち皆が後半のサッカーを楽しんでいたよ。」
ナチョは、チームが示した戦いが、おそらく驚きももたらしたことを認めた。「僕たちが変化したのは確かだ。こんなにうまくいくとは思っていなかったけど。僕たちが試合を支配した。ミステルはいつも、ハーフタイムに話をするんだ。」
一方で、子のファイナルで出場時間を得たモラタは、ユーベを圧倒したマドリーの長所について焦点を当てた。「ミステルは僕たちに、最も重要なことはここまでやって来たことだと言った。だから今は楽しむこと、そして僕たちの方が優れているのだから勝たねばらなないのだと言った。ユーベが良くなかったと言うのは簡単だ。でも、後半は僕たちがとても素晴らしかったということだ。」
後半が始まって以来、ピッチには1つしかチームがいなかった。マドリーはユーベに立ち向かい、プレッシャーをかけ、イタリアチームのプレイを断ち切った。結果は既にすべて見えていたのだった。
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