

吼え迫力の比較
EURO2012 Qualifying round
Espana 3-1 Lithuania
スペインのゴール:ジョレンテ(47、56)、シルバ(79)
リトアニアのゴール:セルナス(54)
GK:イケル
DF:セルヒオ・ラモス(82、アルベロア)、ピケ、プジョル、カプデビラ
MF:ブスケツ、イニエスタ、サンティ・カソルラ、ダビド・シルバ
FW:ビジャ(76、パブロ・エルナンデス)、ジョレンテ(77、アドゥリス)
半分くらい寝てしまってたので見直さないといけませんが、とりあえず勝利おめでとうございます。幸いゴールシーンは全部起きてたんですが、シルバのゴール、好きだ。W杯の頃は、クロスがイマイチな感じがしていたセルヒオ・ラモスでしたが、そのクロスから2ゴールが生み出されました。
この試合で、セルヒオ・ラモスは代表70キャップ目。ブトラゲーニョのキャップ数を抜き、またこれまでで最も若くしてこのキャップ数に到達した選手になるんだとか。さらに、試合が行われたサラマンカ、エルマンティコは、まさに5年前セルヒオ・ラモスがデビューした場所。ということで、前日のラモスのプレスカンファレンスから、その辺りに触れた箇所をいくつか抜き書き。カタラン云々には触れない方向で。
「ものすごく嬉しいよ。昨日のことのような気がするけど、中国とのフレンドリーマッチでデビューして5年がたつんだ。ここはいつも素晴らしい思い出をよみがえらせてくれる。ワールドカップ後、最初にスペインで行われる試合だから、特別なモチベーションがあるよ。」
「ブトラゲーニョの記録を抜くのは名誉なことだ。彼のように、フットボール界で大きな名前を残している人たちの記録を抜いていくことは重要なんだ。それに、幸運なことに彼は僕が所属するクラブの人だ。本当に特別なことだよ。」
ラモスは負傷交代していましたが、右足首の強い打撲だそうで、ただし火曜日のスコットランド戦への出場は可能だそうです。無理しないでくれるのが一番なんですが…でも大事にならなくて良かった。インフルエンザで欠場したシャビ・アロンソも、スタジアムで観戦できるくらいならそんなに問題ではなかったのでしょうか。こんな休み方で良かったとは言い辛いですが、思わぬ形で休養が取れた、ともいえるかも。

ピケとセルヒオ・ラモスのプレス・コンファレンス見ました。あのセルヒオがあんな顔してるのを見てちょっと驚きました。難しいんですね…本人TWITTERでフォローしてましたけど。
シルバ :ガオォォ~~!
…逆か(笑)
前半うっかり寝過してしまったので後半から見たんですけど、いきなり点が入ったし、楽しかったです☆ジョレンテは大きくて強いですね~、代表選手の時は頼もしいですが、クラブ対決になると怖いです…元気なカソルリータは可愛いなぁvでもクラブ対決の時は、迷惑です…(笑)
メッシをフル出場させたり攻撃の選手を次々投入したり…アルゼンチン(監督)はそれなりにやる気だったんだと思いますが、やっぱりメッシを解さないと何もできないような構成だとダメなんじゃないかなあ…イグアインもディ・マリアも、何してるのか影が薄かったです。
ピケとラモスのプレスカンファレンスの問題の箇所ですが、カタルーニャのジャーナリストが、カステジャーノ(普通のスペイン語)で質問しているくせにカタランで答えてくれと要求して、答えた後にじゃあ次はカスティジャーノで同じことをもう一回、と要求したようです。バルサからの代表選手が場合によってはカタランで答えることはままあるようですが、確かにジャーナリストの態度にカチンとくるのも判る気がします。ただ、シリアスな顔で「アンダルシア語で言えよ」とか言ってたラモスも、直後には笑顔をちらっと見せてましたので…本人の言うように、冗談なのだと思っておきます。現地では大論争になってしまったようですが。
>myonさん
ジョレンテは、髪の色形から言ってもライオンですね。シルバはがんばっても「がおー!」とか、「シャー!!」とか…そのくらいの感じですかね、ニュアンス的に(笑)
ジョレンテはいいですよね。ラモスのクロスにぴったり合ったのを見て、やっぱりジョレンテがマドリーに……。今のマドリーでクロスにうまく合わせられるのって、クリスチアーノくらいですかねえ…専門じゃないのに。
あとセルヒオ・ラモス、もう70試合目ですか。早いですねえ。怪我も大したことなさそうでよかったです。
クロスからの2アシストと結果もしっかり。
ラモスのクロスって不思議ですね笑
大体のクロスは精度が低くて簡単にディフェンスに弾かれますが、たまに絶妙なピンポイントクロスを繰り出します。
一点目のラモスの動きは、個人的に好きでした。シルバが溜めて、それを追い越して受けるという形。
最近のマドリーではああいった形で右サイドから崩す場面がないような。
あの位置で溜めを作れる選手がいたら崩しのバリエーション増えるのになー。
ドリブラー率高いですからね。
しゃあないですけど。
シルバ、キレキレでしたよね。すごくゴールに近いところでプレイできていて、右サイド寄りにいたときは、セルヒオ・ラモス&カソルラと良い関係で。プレミアに慣れるのには苦労しているようですが、そのぶん慣れたスペイン仕様の中で良い結果が出たのは良かったです。ジョレンテは…欲しいですね(ビルバオファンの方すみません…)
>ぐてぃさん
>ラモスのクロスって不思議ですね
そうなんですよね。むしろクロス上げるの苦手なんじゃないか?と思うくらい、相手にポカポカ当てているだけのこともあれば、あんなにきれいな軌道ですっぽり目的のところへ渡ったりもして。
スペインの右からの攻撃にリトアニアが対処しきれていなかった部分もありますが、仰るとおり、ああやって中盤や前の選手たちと絡んで崩すシーン、もっと見たいですよね。マドリーがもっと連携作れるようになっていったら……。
>セルヒオさん
カスティージャとかカタランとか、デリケートな問題ですし簡単に意見は言えないのですが……でも、せっかく良い雰囲気、良い結果を作っているスペイン代表の会見の場なんだから、微妙な問題を起こしそうな態度は謹んで欲しかったと思います。きっかけをつくった記者も、どこか本音が出てしまったかもしれないラモスも。
これだけスペイン代表が一体となって結果を出してW杯で優勝しても、現地紙の記事を流し読みしていると、たまにこの自治州、民族問題が目に入ります。シャビ・アロンソの地元の子供たちのサマーキャンプとW杯ファイナルが重なってしまい、テレビを見られないので結果を知りたがる子供たちに、キャンプのスタッフが「1-0でスペインが負けた、ゴールはロッベンが決めた」とウソを教えことが問題になった、という話も目にしました。10歳くらいの子供たちの大会で、試合前にスペイン国歌が流れたら、バルサがチームの子供たちをピッチから引き上げさせたなんて話もありました。そうまでして伝えないといけないものなのか……スペイン関連のニュースを追いかけている限り、どうしても避けて通れない問題なんですが、時々嫌になってしまいます。