けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

先発がまわってきそうですよ

2004-10-25 23:47:39 | football
04/05シーズンが開幕して2ヶ月近く、CLの予備予選も入れれば2ヵ月半。遂にモリエンテスが公式戦で先発できそうです。コパ・デル・レイですけど。

コパ・デル・レイ=国王杯。乱暴な言い方をしてしまうと日本の天皇杯みたいなものです、たぶん。
イングランドならFA杯、イタリアならCopa Italia、フランスならCoupe de France、ドイツならDFB Pokal。どこの国にもたいてい通常のリーグ戦とともに国内カップ戦があります。レギュレーションはいろいろあるでしょうが、基本的に2部とか3部のチームも一緒になってシーズン通してトーナメントを戦い優勝を目指します。

ただやはりカップ戦はカップ戦。しかもシーズン当初はビッグクラブの対戦相手は下位リーグのクラブですから、やはりメンバーのレベルは落とします。トップチームメンバーを最低7人出さないといけない制約があるのですが。
初戦のマドリーの対戦相手はセグンダB(3部)のレガネス。マドリーの予想メンバーは

       César
Arbeloa Mejía Pavón Raúl Bravo
  Celades    Borja
Juanfran       Alex Pérez,
     Owen  Morientes

パボネスの本領発揮ですね。前だけ妙に豪華。揃って大爆発したら面白そうだなあ…
ラウル、ロナウド、サルガド、R・カルロス、エルゲラ辺りは完全休養。ジダンやフィーゴもベンチ入りするかどうかは極めて怪しいと思われます。

1回戦2回戦までは下位チームのカーサで一発勝負。プリメーラ相手だからと捨て身でぶつかってくる。それでもこのメンバーでも絶対勝たないといけません。負けるなんてあってはいけない。というのはこの国王杯、ここ数年マドリーが取りたいタイトルの一つになっているのです。

スペイン国王杯、始まったのは1901年とされています。最も優勝回数が多いのは、実はマドリーではなくバルセロナ。マドリー17回に対しバルサは24回と大きく水をあけています。
100周年を迎えた年の国王杯ファイナルでは、マドリーはベルナベウでファイナルを戦えるアドバンテージがありながら、デポルに優勝を持っていかれてしまいました。去年はファイナルまで進みながらサラゴサに負けました。
最後に優勝したのは1993年。国王杯は、現在一番長くトップチームでプレイしているラウルが、クラブとして取れるタイトルの中で唯一とったことのないカップ、なのです。

そんなこんなでどうしても取りたいタイトルなわけですが…放送がないのよね、当分の間。

↑真ん中手前のが国王杯


最後に、当分オフィシャルにはインタビュー記事など載らないであろうモリエンテスのAS紙インタビュー
「カマーチョに残るように言われ、あなたはそうした。そして突然オーウェンが来た」という質問に「サッカーと人生にはこういうことがあるんだよね」と答えています。モリエンテスらしいというか何というか。

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