けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

3ゴール1アシスト

2013-12-01 18:57:23 | football








13/14 Liga Espanola 1a division Jornada 15
Real Madrid C.F. 4-0 Real Valladorid

マドリーのゴール:ベイル、ベイルからベンゼマ、ベイル、ベイル
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3ゴール1アシスト、マドリーでの、ベルナベウでの初ハットトリック。ベイル祭りになりました。
クリスチアーノ欠場2戦目。最初から試合は圧倒してましたし、よくシュートまで持ってくんですが、これが惜しいけどなかなか入らない。ラモスにセットプレーからのチャンスとか、クロスバーにミドルレンジのシュートをブチ当ててしまったディ・マリアとか、いつもっぽいベンゼマとか。やっぱりまだ「大丈夫か…」という気持ちもありました。
が、この心配を払拭したのが、ベイルの先制点。とはいえ、正直この時間帯までベイルはあまり目立たない方で、いきなり取った!って感じだったんですが。ただ、周りと息が合ってきたというのもあると思いますが、この試合のベイルが良かったのは、ちゃんとゴールにつながる場所にポジショニングできたこと、来たチャンスをしっかり結果につなげられたこと。ディ・マリアの跳ね返りを頭で押し込んだ先制点、そのあと決めた2点は、どちらも左のマルセロからのクロスに合わせたものですが、どちらもゴールになるべき場所にいた、という感じでした。クリスチアーノと一緒に出たら、また少し気を遣ってしまったりするのかもしれませんが、決してクリスチアーノ依存ではない、というのを結果で示したのが良かったです。他にも、ベンゼマへのきれいなアシスト、まだぎこちないですが、徐々に周りと合ってきている感じもしますし、ベイルにとって良い試合になったと思います。
前方の派手さばかりが目を引きますが、この試合は中盤の安定感も良かった。決して若い2人がダメだということではなく、安定と経験の問題だとは思うんですが、守るべき場面、抜かれても取りに行く、ラテラルや最終ラインへフォローに行く、前線に近づいて攻撃にかかわる…というのが、どちらが何の役割という感じでもなく、お互いに滑らかに回っていた感じがしました。この2人に加えてイスコ、というのが、しばらくは中盤の芯になっていくのかな、と思います。この形をベースに、イスコの位置にモドリッチで、イジャラorカゼミロ+アロンソ、とかでも良さそうだし。MARCA曰く、この試合のマドリーのタッチ数745は、シーズン最多だったと…タッチ数が多ければ良いってもんじゃないと思いますが、そういうことだそうです。


Minuto de silencio por la muerte del padre de Fabio Coentrao
放送中にも紹介されていましたが、癌との闘病生活を続けていたコエントランのお父さんが土曜日に亡くなり、試合前に黙祷が行われ、マドリーの選手たちは喪章を付けての試合となりました。
コエントランは、この夏かもう少し前か…くらいから、「クラブの許可を得てチームを離れる」、「家族の問題で離脱」というのが時々あって、お父さんの看病等あったのかなと思います。コエントランには辛い時期になってますね…。

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2 コメント

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Unknown (本人)
2013-12-03 22:10:58
もちろん、選手に上限なんてものありませんから、いけるところまで行って、そこからもさらに向上していってほしいです。
試合中、ゴール後の画像、チーム全体で喜び合う様子が良いですね。今のマドリーは、たぶん細かく見れば誰と誰が仲が良い、スペイン人同士、ポルトガル人同士、といったグループはあると思いますが、そういった小さなグループを踏まえたうえで、大きなチームとしての愛情というか、お互いを思いやるような心の広さ優しさが、あるように感じます。極端に慣れ合うのとも違う、良い関係なんじゃないかな、と思います。
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すてきな写真です。 (クリカ)
2013-12-03 10:27:45
こんにちは。
普段はCLですら結果しか報道しない日本経済新聞朝刊の運動面が、この試合のベイル選手について、「1億ユーロの価値証明」と手放しで賞賛する記事を掲載していました。たいへん嬉しいことですが、応援する者としては「まだまだ、これくらいでは。これからもずっと、もっと、ゴールを。」と強く願っています。
素敵な写真ばかり。ありがとうございます。
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