けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

計画休暇

2010-08-20 07:09:29 | football
計画的に
19日付けASから
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クリスチアーノ、ラモス、イケル、イグアイン、シャビに休暇
この5人は、今週末はフリーとなり、エルクレス戦ではプレイしないだろう

レアル・マドリーは、次の日曜日、アリカンテのエルクレスと、最後から2番目のプレシーズンマッチを戦う。この後は、トロフェオ・ベルナベウのペニャロール戦が残されるだけである。リーガの開始まであと10日、モウリーニョはクリスチアーノ、セルヒオ・ラモス、カシージャス、イグアイン、シャビ・アロンソに、ミニバケーションを与えることを決めた。彼らは、オフの日が少ない、チームの中で負担の多いポジションを務めている、といった選手たちであり、公式戦を良いコンディションで開始するために充電が必要である。モウリーニョは、自身にとって、この5人が代えのきかない選手だと理解しているのだ。リーガはまだ始まっていないが、彼らはチームのフレンドリーマッチや代表戦で多く出場してきた。
セルヒオ・ラモス(アルビオル負傷のため、この5人から外れるかも)とカシージャスは、マドリーと代表とで228分間プレイした。シャビ・アロンソは207分間。この3人は、マドリーと離れてメキシコへ行かなければ行けなかったのだ(メキシコ代表200周年記念試合)。さらにこの先、9月3日と7日には、代表のアウェイ戦が2試合ある(リヒテンシュタイン、アルゼンチン)。
イグアインも同様だ。アイルランドとの代表戦、マドリーでの試合で196分間出場した。スペイン代表との試合はブエノスアイレスで行われる。クリスチアーノは、この期間に代表戦はなかったが、マドリーで264分間プレイ。またこの先のポルトガル代表、対キプロス戦、ノルウェイ戦への出場も見込まれる。

ディフェンス陣の負傷が増えたことで、日曜日のエルクレス戦には、カンテラーノでセントラルのファナンに、ポジションが開かれた。マドリーは、フエラでのトロフェオ・シウダ・デ・アリカンテでは、カルバーリョが唯一のセントラルとなるため、既にリエージュでも召集リストに入っていたファナンには、今回も召集リストに入り、さらにはトップチームでの最初のプレイ時間が与えられるという期待がある。ファナンはカスティージャのタワー(191cm)で、昨年の夏に移籍してきた。イレギュラーな1年の契約でアレハンドロ・メンデスの指揮下に着いたが、そのフィジカルの強さと成熟(現在23歳で、2008年にはデポルでロティーナは彼をデビューさせた)は、モウリーニョに印象を残した。もしエルクレス戦でプレイすれば、ファンフラン、アレックス・フェルナンデス、テバル、ナチョ、モラタに続いて、モウリーニョの下でトップチームで出場する6人目のカンテラーノとなる。
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本当に5人休ませるのかどうか知りませんが、エルクレス(結局八百長問題はお咎めなしらしい)との試合が日曜日で、でもトロフェオ・ベルナベウは火曜日、つまり中1日。どちらもプレシーズンマッチとはいえ、やっぱり負けるわけにはいかないし、真剣な調整(&ふるい落とし)の場なので、連戦する選手の負担はかなりのものだと思います。負傷も立て続いているし、計画的に休ませるのは良いことだろうと…思うんですが、他にも出場時間多くて負担かかってる選手いると思うんですけどね。その辺は、モウリーニョ的に見極めがついたかつかないかの違いか。



既にエジルは…
19日のマドリーのトレーニング。は、もうとっくに日本語にもなっていますが、要約すると

○エジル、モウリーニョの下での2度目のトレーニング
○カンテラからは、マテオス、ファナン、ホセルーがトレーニング
○ボールを使ってミニゲーム中心
○ベンゼマ、足首を打撲してトレーニングをコンプリートできず
○負傷者:カカ、ペペ、ガライ、ディアラ、アルビオル

ミニゲームの構成メンバーが載っていまして、
赤ビブス:マテオス、ファナン、ドレンテ、ラス、ホセル、ケディラ、ペドロ・レオン、ディ・マリア、ファン・デル・ファールト、グラネロ
白ビブス(というかビブスなし):イグアイン、クリスティアーノ・ロナウド、カナレス、エジル、アルベロア、シャビ・アロンソ、カルヴァーリョ、ラモス、ガゴ、マルセロ

うっすらと、どちらがレギュラーチームでどちらがサブチームかというのを、イメージさせるような構成。エジルは白い方でした。
プレスに公開されたのは15分間だけで、イグアイン、クリスチアーノ、カナレスがゴールを決めていたらしい(AS情報)。


よく笑う
16日付の記事なのでだいぶ時間がたってしまいましたが、「Der Westen」という新聞?ニュースのサイトに載ったラウルのインタビュー。前に読んだBildのインタに載っていなかった内容を中心に、適当に選択。一部重複したりもしてますが、この間のより内容が細かかったりするのをできるだけ選んだつもりです。
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Q:ラウル、数日前に、デュッセルドルフのボクシングクラブにゲストで来ていましたね。シャルケでは新しいスポーツを習う必要があるのですか?
R:(笑って)違うよ、心配しないで。ボクシングの会場には、友達を訪問するためだけに行ったんだ。実際、彼は僕に少し見せてくれたけど、でも競技は変えないよ。僕は愛すべきフットボール選手のままだ。

Q:あなたは、他のスペインのクラブには決して移籍しない、レアル・マドリーの敵とならないために、というのは本当ですか? あなたはレアルのアイコンで...レジェンドのアルフレド・ディ・ステファノに比肩されるように。
R:(決まり悪そうに笑って) そうする(国内での移籍?)のは、少なくとも難しいことだっただろうと思う。でも、これだけ長い時間をレアルで過ごした後では、僕はスペインの外の別の国での新しい経験もしてみたかったし、他の文化を学んでみたかったんだ。

Q:もしシャルケがチャンピオンズ・リーグでレアル・マドリーと対戦することになったら? スペインの新聞では、あなたが出場を許されない条項があると書かれていましたが?
R:いや、それは真実ではない。そういった条項は、僕の契約にはないよ。最初の抽選を待ってみよう。でも、もちろん、そういうことになったら、僕にとっては本当に特別なシチュエーションだろうね。

Q:スペインでは、あなたはいつもルイ・ファン・ハールに対して、つまり彼がFCバルセロナの監督であった時代に、たくさんのゴールを決めてきました。今度も、ファン・ハールのバイエルン・ミュンヘンは、あなたにとっての最大の敵となる...。
R:(笑って) この間の土曜日は、ファン・ハールと対戦して、スーパーカップを取れなかったんだけどね...でも、そのとおりだ。ファン・ハールのチームと対戦して、とても良い結果を残せた試合がいくつもあった。

Q:「レアルから来た選手」と称されています。この呼び方がそう好きではないそうですが、なぜでしょうか?
R:その名前は好きじゃないな。わかるでしょう? 1つのチームでは、グループが密接していることが重要だ。もちろん自然と、特別な要素(選手)というものは出てくるはず。でも、重要なのは皆が一緒に進むこと。それが目標を達成する唯一の道だ。その呼び方はメディアが付けたうちの1つであって、現実には何事もないはずのものだよ。

Q:多くの成功を積んできたにもかかわらず、あなたはとても謙虚な性格をしています。プロフェッショナルのモデルとも考えられています。それに、あなたの家に高度室を設置して、身体のケアをし常に備えているという話があります。
R:フットボールは僕の専門職。だからベストを尽くすんだ。それに、専門であるためには、できるだけ良く身体を作り、身体をケアするものだ。同じこと家でもしている。僕はただ、試合でもトレーニングでも、自分のパフォーマンスを取り戻せるように、いつでもベストのコンディションを保ちたいと思っている。ここ、シャルケであっても、この時間を自分の身体を良いコンディションに保つために使うだろう。良い準備ができれば、落ち着いて立ち向かう課題を見ることができる。

Q:33歳という年齢で、どうやって今もまだそれほど良い(状態)のでしょうか?
R:僕はもう20歳じゃないよ(笑)。でも僕は、このチャレンジに向き合うのに、すごく大きな期待をしている。これは、僕のキャリアにとって、とても大切なことだ。人生を捜し求めている人間に言わせれば、そういうことは大きなチャレンジだ。そしてシャルケは、僕にとって本当に大きなチャレンジなんだ。

Q:もういくつかドイツ語の単語を話していますか?
R:いくつか、フットボールのピッチで重要な言葉を。右へ、左へ、後ろに人がいる、注意、とか(Rechts, links, Hintermann, Vorsicht)。今のところ、僕たちはピッチでは、英語、ドイツ語、スペイン語で話している。他にもスペイン語を話す選手たちがいるから。でも僕もドイツ語を勉強している。週に2回、先生についてね。授業は今週から始まったんだ。

Q:あなたは家族と一緒にデュッセルドルフに住むそうですが、家は見つかりましたか?
R:ええ、もうすべてが整っていて。Zooviertel地区に、良い家をみつけたんだ。どのくらいクラブがサポートしてくれたかということについては、本当に感謝しているよ。たとえば、子供たちの入学手続きについてとかね。

Q:男の子4人、女の子1人と、お子さんが5人いますね。大きい男の子たちも、フットボールをするのですか?
R:そうだね、みんなフットボールが大好きだ。でも、彼らが学校でフットボールをするのかクラブチームに入るのかはまだわからない。シャルケとデュッセルドルフの間は距離があって、あの子たちにはちょっと大変だね。

Q:では、スペイン風の生活はどうでしょうか? 家族のためにスペイン料理レストランは見つけましたか?
R:ここには素晴らしいスペインレストランがあると聞いたよ。でもここまでまだ時間がなかった。第一に、僕たちはいつもホテルで食事を取っている。そして今は、自宅で、「ラ・カーサ」で、食事をするのを楽しみにしているんだ。
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第1節?

2010-08-19 07:25:47 | football
プリメーラ・ホルナーダ
第1節の日時が決まったようです。でも、MARCA見ると、「レアル・マドリーの公式ページによると」とか書いてあって、まだLFPでは発表されていないような…またファンタズマだったり。
一応信用しますと、第1節は以下のとおり。マドリーは29日(日)21時キックオフ。いきなり出張で見れない…。

28日(土)
18時 Hercules-Athletic
20時 Malaga-Valencia
22時 Levante-Sevilla (22.00)

29日(日)
17時
 Deportivo-Real Zaragoza
 Espanyol-Getafe
 Real Sociedad-Villarreal
 Osasuna-Almeria
19時 Racing-Barcelona
21時 Mallorca-Real Madrid

30日(月)
22時 Atletico de Madrid-Sporting


最初の練習
メディカルチェック、契約にサイン、プレスカンファレンス、と一連のコースを無事にこなしたエジルは、さっそくトレーニングにも参加。

ところでエジルってどう表記したら良いんでしょうね。マドリー公式日本語は「オジル」だったのを「エジル」でいくことに決めたようで、でもスペイン語の発音は、ウムラウトを気にせず「オシル」。ちなみにこの間のバイエルン戦で、試合後にモウリーニョに質問をしていたドイツ人レポーターさんの発音は「ユージル」と聞こえた。ま、とりあえずエジルで。

そのトレーニング画像をみていて「お」と思ったのが、どうやらカンテラからマテオスが呼ばれていたらしい、ということ。マテオスはセントラルの選手だったはず。アルビオル、全治5週間ですからね……。他に公式の画像で確認できたカンテラーノスは、今週に入って呼ばれ続けているファンフランとファナン、それからホセル(FW)。


アルビオルまで

2010-08-18 20:16:50 | football
後から追加:4~5週間
マドリーに戻ってきて、水曜日の午前にサニタス・ラ・モラレハ病院にて検査を行った結果、「右足首にグレード2の捻挫、腓脛骨の前下靭帯(靭帯結合部)への影響を伴う」との診断が下ったとのこと。W杯中に痛めたのと同じ箇所。捻挫だけではなく、靭帯にも影響が出ていました。離脱期間は、およそ5週間。
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予想以上に重い結果です。9月中に戻ってこられるかどうか。プレシーズンに入った時点で、W杯で痛めた箇所がまだ完全ではないと言っていましたが、こんな結果になるなんて。でもプレイできるなら、プレシーズンマッチ出るものだろうし……。
昨夜の試合では、最終ラインから長めのパスを出すのに何度か挑戦していて、いいながんばってるなー、なんて思って見ていたのですが。本当に痛い。9月入ってすぐにインターナショナルマッチデイが確かあって、8月の召集に入らなかった数少ないW杯メンバーだけに、復帰したい思いもあったかもしれませんが、これもお預けに。

セントラル、これで残ったのがセルヒオ・ラモスとカルバーリョ。もうラモスはセントラルにカウントするしかないです。右はアルベロア、左はマルセロ(ドレンテ左ラテラルは、もう無理だと思う。昨夜の試合も酷かった)。この4人だけ。ペペが開幕前後に復帰できるなら、たとえば開幕1試合をこれでやるのはありだとは思いますが、それまでにまだプレシーズンマッチが2試合。試合を重ねるごとに重傷者が出ている現状、もう試合いいよ、と言いたい気分です。


3週間?
リエージュ戦で右足首に重度の捻挫を負ったアルビオルについて、ASの情報
まだ検査は行われていないものの、ドクターの感触としては(いいかげんだな)少なくとも3週間の離脱の可能性、とのこと。
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※例によって、非・公式情報です。


以下、試合終了から約3時間後くらいにASに載っていた情報。こちらは公式にも出てました。
アルビオル、右足首捻挫
ASによると、リエージュ戦のHTで交替したラウル・アルビオルは、足首に強い捻挫を負っており、この先少なくとも2試合(エルクレス戦、トロフェオベルナベウのペニャロール戦)は欠場となる見込み。リーガ初戦には間に合うかどうかは、経過観察。

ラフィのゴール

2010-08-18 07:05:29 | football
上に追加:アルビオル、足首捻挫
ASによると、リエージュ戦のHTで交替したラウル・アルビオルは、足首に強い捻挫を負っており、この先少なくとも2試合(エルクレス戦、トロフェオベルナベウのペニャロール戦)は欠場となる見込み。リーガ初戦には間に合うかどうかは、経過観察。

なんでセントラルばっかり!


Amistosos pretemporada
STANDARD LIEJA 1-1 REAL MADRID

マドリーのゴール:ラファエル・ファン・デル・ファールト(13)
リエージュのゴール:Benteke(79)

GK:イケル(46、デュデク)
DF:アルベロア、アルビオル(46、カルバーリョ)、セルヒオ・ラモス、ドレンテ(46、マルセロ)
MF:ラス(64、シャビ・アロンソ)、ガゴ(64、カナレス)、グラネロ(46、クリスチアーノ・ロナウド)、ファン・デル・ファールト(64、ペドロ・レオン)
FW:イグアイン(46、ケディラ)、ベンゼマ(46、ディマリア)

試合内容についてはまた後で(たぶん)。

ファン・デル・ファールトのコメントだけ、記事ごとMARCAから
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スタンダール・リエージュを相手に良い試合をし、美しいゴールも決めたラファエル・ファン・デル・ファールトは、ドイツのエジル加入が決まりはしたものの、移籍するというどんな選択肢を否定した。
「僕は残る、それは疑いのないことだ。今シーズンマドリーを離れるということはない。」
「誰も僕に、出て行くことを探さなければならない、とは言っていない。ミステルは、僕たちは、自分たちの可能性、自分たちの出場時間を探し求めなければいけない、と言っている。そして僕にとって、それは良いものだ。僕は、残りたい。」

さらにファン・デル・ファールトは、エジルの加入が自身がクラブから出て行く可能性とつながるということを、減じた。
「僕にとって、エジルの加入は問題にはならない。なぜなら、僕は自分のポジションのために戦わなければならないものだからだ。これは当然のこと、僕たちはレアル・マドリーの選手だ。」
「僕は、高いクオリティを持った選手たちと共にプレイすることに慣れているし、それがまたあるということだ。エジルとカナレスが加入してきて、リッキー(カカ)も戻ってくるだろう。僕は、自分のポジションのために戦っていくつもりだし、最後には確実にプレイしいるつもりだ。」

またファン・デル・ファールトは、熱狂的にならずに自身のゴールを祝っていたことについて説明した。
「ゴールは美しかったよ。でもこれはフレンドリーマッチだ。大きなものではない。」
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公式発表:エジル獲得

2010-08-17 22:55:44 | football
モウリーニョが欲しいと言ったので、取りました byペレス。

移籍金は、MARCA曰く2000万ユーロだそうです。ASだと1500万ユーロ。契約期間は、ASによれば「おそらく6シーズン」だそうです。でも、今のところ不確かな情報。

エジルがマドリーに来るのであれば、ファン・デル・ファールトがチームを追われるだろうという記事(AS)がありました。今日、このあとのリエージュとの試合、ラフィは使われるんだろうか。カカが少なくとも冬まで無理な以上、戦力を削ぐようなことはしない…であってほしい。
あと1人ほしいといわれていたFWって、エジルのことなんだろうか。それともまだ他に…やれやれ。

とりあえずケディラ、話し相手できてよかった(なんかずっと馴染めてなさげな雰囲気してたから)。

時間調整

2010-08-17 06:49:31 | football
ここ数日のマドリーの情報をまとめて。といっても、たいがい公式に出てますが。

メディカル情報
マルセロ:問題なし
金曜日のバイエルン戦で負った打撲は特に後を引くこともなく、マルセロは日曜のトレーニングを普通にこなしていました。これ以上ディフェンスに(マルセロはディフェンスで良いんだよね)何かあったら困るので、良かった。

ディアラ:右大腿直筋の肉離れ、2週間の離脱
バイエルン戦に召集されなかったのは、この負傷が原因だったようです。やっぱり代表戦でやってしまった怪我だったのか。

ガライ:予測よりは軽い、が……。
月曜日、マドリー公式でメディカル情報が発表され、検査の結果、右膝膝蓋骨の脱臼であるが周囲の関連部位への影響はない、と判明。公式では、離脱期間は発表されていません。ASでは、予測されていたほど重い結果ではなく、深刻な場合には4ヶ月、よりは短くなるだろう、としています。
MARCAによると、2年前、ラシンで同じ箇所を脱臼しているそうですが、癖になったりしているのかなあ。予測ほど重くなかったのは良かったですが、ASでは他の箇所に影響がなくても8週間と言っていただけに…正確にはどれくらいなんだろう。まだ不安です。


リエージュ戦、召集選手
火曜日には、ベルギーに行きまして、スタンダール・リエージュとのフレンドリーマッチが行われます(現地19時キックオフ)。以下、22名の召集選手。

GK:イケル、デュデク
DF:カルバーリョ、セルヒオ・ラモス、マルセロ、アルベロア、アルビオル、ドレンテ、ファナン
MF:ケディラ、ラス、グラネロ、シャビ・アロンソ、カナレス、ガゴ、ペドロ・レオン、ファン・デル・ファールト、ディマリア、ファンフラン
FW:ベンゼマ、クリスチアーノ・ロナウド、イグアイン

前述のとおり、打撲箇所に問題がなかったマルセロも召集リスト入り。カンテラーノは、ファナンとファンフランの2人。プレシーズンを経て残っているファンフランと、ファナンは昨シーズン何度かトップのトレーニングに合流していた(と思う)、セントラルの選手。

公式には、なぜか先発11人が既に載っていました。実際どうなるかは知りませんが、
イケル:アルベロア、アルビオル、ラモス、ドレンテ:ガゴ、ラス、グラネロ、ラフィ:イグアイン、ベンゼマ


ほぼ同時刻
ベシクタシュは、17日現地時間19時(日本時間25時。たぶん)から、HJKヘルシンキと対戦…UEFA ELのプレーオフ第1戦です。マドリーの試合にかぶる。


たくさん
公式に載ったインタビュー、Kicker誌に載ったインタビューのスペイン語要約、他にも…と、ラウルのインタビューが続いています。全部フォローは無理だし、ドイツ語の記事とスペイン語のとの整合もよくわかってないし…。
とりあえずKicker誌のインタビューから、ブンデスリーガの第1節で対戦するHSVのルート・ファン・ニステルローイについて触れている部分を抜書き。曰く、「僕よりも、ルートは多くゴールを決められるだろう。でも、最終的にシャルケが1位になるなら、僕はそれでいいよ。問題なし。」

ドイツカップAalen戦は、1-2でシャルケ勝利。

先輩

2010-08-16 20:29:15 | football
faro de Vigoに載っていたサルガドさんのインタビュー。プレミア2年目に向けて、なのですが、グティとラウルに言及せざるを得ず。でも、この人、2人にとっては頼もしい相談相手だっただろうな、と思います。
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「マドリーを離れるには失うものもある、でもグティとラウルは、賢い決断をした」

元チームメイトたちの取った決断を中心に話をした「ビゴの男」は、プレミアでの2年目のシーズンをスタートさせる。

1年前、ミチェル・サルガドは、ブラックバーン・ローヴァーズのリーグ戦を、離れたところからスタートさせた。今日、サルガドは、サム・アラダイスのチームにおけるレギュラーの右サイドバックとしての自身を再確認したプレシーズンを経て、ピッチ上からエバートン戦をスタートさせることだろう。

Q:イングランドでの初めてのプレシーズンを過ごしたわけですが、これまで慣れたものとはかなり違うのではありませんか?
S:スペインのものと似ているよ。俺たちは、10日間をオーストラリアでトレーニングし、数日間をスコットランドで過ごして…これは、所属しているリーグの問題と言うよりも、監督によるものだと俺は思う。おそらくここではフィジカル面がより強化されているだろうが、でもそれ以外の部分ではよく似ているよ。

Q:昨シーズンは、あなたもチームも、素晴らしい終わり方をしました。
S:最後の3ヶ月は目覚しかったね。良いチーム、良い監督を選んだんだと示すことができた。監督は、俺に急ぐなと、言ってくれたんだ。多くの選手たちが、彼らをプレイさせたいという行き過ぎたプレッシャーのせいでつぶれるのを、監督は見てきたんだ。例えば、シェフチェンコは調子を取り戻せなかった。俺は、カップ戦からプレイし始めたし、右のインテリオール(中盤右)で使われることすらあった。1月になって、俺は自分のポジションでできるコンディションが整ったと思ったし、その後右ラテラルから離れることはなかった。良い感触だったし、35歳の何かにしてはなかなかのものだと思うよ。

Q:まだガソリンが続くものだと想像しましたか?
S:プロフェッショナルフットボールの世界で35歳になるのに、セントラルだったりメディアプンタなのと、走り回る右ラテラルなのとでは、同じものじゃないよ。俺は、人生の中でたくさんの競争をしてきた。いつでも、ラテラルでは若い方に賭けられるものだ。監督は、サイドにいるベテランを信頼しない。だから、俺は特別に誇らしいんだ。俺は35歳で、このポジション、とても要求の高いフットボールに、立ち向かい続けているんだから。

(1つ省略)

Q:グティと一緒にやるところだった、というのは本当ですか?
S:そうだ。そのことは、この夏に唯一俺を怒らせたことだった。大きくクオリティを躍進させられると思っていたのに。まさに手に入れるところだったんだ。移籍の問題が簡単だとは言わない。でも、うまくいくはずが…結局、そうはならなかった。でも俺たちが、昨シーズンと同じようなことができるかどうか、この先わかっていくだろう。

Q:まだブラックバーンとは1年契約がありますが、最近、契約を終えた後は、チームを離れるのではと思われていました。続けるのですか?
S:(笑って)イエスだと思うよ、でも自分がどうなるか、このレベルで続けられるかどうかを見ていくことだ…おそらく、チームはもう1年の契約をオファーしてくれるだろうから。その場合、いろいろ物事を見ていくことになる。もし俺が、このレベルでのフットボールを続けないなら、もっとマイナーなリーグでプレイする、というように、別の経験に進むことにするだろう。オーストラリアとかアメリカとか、そういったような。

Q:グティとラウルがマドリーを離れたことを、どう見ましたか?
S:人々は、それは辛い時だと言っていた。でも俺はそうは見ていない。人生の法則なんだ。時が過ぎれば、この10年間は、強く感動的な印象を持つ時として思い出されるだろう。俺は、1年前に別の人生をスタートさせた。そして彼らにとっては、今がそうなんだ。

Q:ラウルは、レアル・マドリーを離れるという決断をする前に、たくさんの人と話をした、と言っていました。真っ先に相談に乗った中の1人があなただろうと想像するのは、容易なことです。
S:夏の間中、話し合っていたよ。面白いことに、俺のブラックバーンでの監督までもが、俺に、ラウルと交渉する可能性はあるかどうかと尋ねてきたんだ。監督は、ラウルはイングランドやドイツのような、競争力のあるリーグで続けなければならないと、確信していたよ。でも、すべてがシャルケのと間であっという間に進んでしまった。俺は、自分の経験、自分の感じることを話すだけにとどめておいたよ。レアル・マドリーから離れた人生というものが存在する。そして、それは、実感するべき何かなんだ。3つの場合がある。俺の場合、グティの場合、そしてラウルの場合だ。俺たちは、レアル・マドリーでの将来が何かしらある。そして、重要なのは、ドアを開けたままにしておくこと、それがこの先わかることだろう。彼らは、競争力のあるリーグで別の経験がまだできる、という時、そういう現時点での賢い決断をしたんだ。その後で、アンリのように、アメリカで楽しむとか、何か他のスタイルで過ごす時というのもあるだろう。

Q:誰にとって、この決断が最も難しいものだったでしょうか?
S:どちらにとってもだけど、グティはもうこれを望んでいたと思う。またこれは、家族にも影響する。ラウルの場合、彼の奥さんも、子供たちに新しい経験を楽しんでほしいと願っていたんだ。彼らは多くのことを、一緒に経験した。問題は、自分がレアル・マドリーを離れるだろうということを考えなければならない時に、やってくるものだ。でも俺が言いたいのは、まだこの先フットボールを楽しみ続けられるという、決断するにはベストの時だ、ということだ。

Q:では、あなたは躊躇うことなく、彼らの背中を押したのですね。
S:押してはいないが、彼らにとってベストだと思うことをアドバイスしたんだ。俺は彼らに、俺が経験したことを説明した。彼らは俺が幸せだということを見てとって、それが彼らを納得させたんだ。

Q:友達が散り散りになってしまいましたね。
S:そう言っただろう。これから、週末は気が狂いそうになるだろうな。プリメーラではレアル・マドリー、セグンダではセルタ、トルコのベシクタシュ、ドイツのシャルケ、それからイングランドで自分のところ、と気を回すことになるから。とんでもないよな。
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出ないようです…
今夜、シャルケはVfR Aalen戦があるのですが、どうやらラウルは召集されていないようです。公式のマガトのコメントをざっくり解釈すると、「ラウルはまだチームに合流して2週間半。他のチームメイトと同じフィットネスレベルにはないはずである。故に、ブンデスリーガ開始までに、できるだけ早くトップコンディションに持っていくために、特別措置が必要である。」

…大意は外してないはず。早起きしなくてもいいかな……。

美しいパス

2010-08-15 08:40:56 | football
グティさん、すみませんでした。寝ちゃいました……。

Spor Toto Super Lig-1
Bucaspor 0-1 Besiktas

Gol: Bobo (Dk.46)

グティは先発し、80分間プレイ。ベシクタシュ唯一のゴールをアシスト。両チームの先陣を切って、イエローカードをゲット。MARCA曰く、交代時には、相手のファンからも拍手されていたとのこと。さすが。






8週間?
公式で発表されたものではなく、ASの記事のみの情報です。間違っていたり、今後修正されたりするかもしれません。
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レアル・マドリーのセントラル、エセキエル・ガライは、金曜日にバイエルンと行われたフレンドリーマッチで、右膝の膝蓋骨(ニーキャップ)を脱臼、8週間の離脱となる可能性がある。しかしながら、この負傷はより深刻で、離脱期間が4ヶ月となるかもしれない。これは、もし負傷が半月板や靭帯に影響を及ぼしていたらの場合で、月曜日に行われるMRI検査で明らかになるだろう。
ガライの不在は、ジョゼ・モウリーニョにとって更なる逆境となる。既に、プレシーズンマッチでペペを、大腿部の負傷で欠いている。ペペはリーグの初戦には間に合う可能性がある。
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この記事を信じると、少なくとも2ヶ月、と受け取れます。ガライ、辛いな……。
アルビオルとカルバーリョ、セルヒオ・ラモスもセントラルに回せるので、何とか数は足りると思います。でも最終ライン全体として、しばらくの間手薄になってしまうのも確かですが。


テバル、ジローナへ
マドリーのカンテラーノ、マルコス・テバルは、セグンダのジローナへと移籍することが決定。移籍金は100ユーロ(!?)、契約は3シーズン、最初の2シーズンに買い戻す権利をマドリーが有する。

この間まで、トップチームでプレシーズンのトレーニングをしていて、アメリカにも帯同していたテバル。でもスペインに戻ってきてからトップチームに呼ばれなくなっていました。モウリーニョは、戦力としない、という判断を下したんでしょう。それで移籍話がまとまった。12年間ここまで残ってきて、でももうチームにはいられない。テバルはもう24歳、カスティージャに年齢制限があるかどうか知りませんが、外への道を選ぶしかなかったんだろう、と思います。
MARCAの記事によれば、ジローナへの移籍を決めたテバルは、レアル・マドリーが与えてくれなかったチャンスのことは忘れたい、可能な限り高い位置にいられるようジローナを助けたい、という意のことを言ったそうです。

このシーズンオフも、たくさんのカンテラーノが、マドリーから出されていっています。昨年何度かトップチームに帯同したロドリゴもベンフィカに出されたし、数日前にもGKのフェリペ・ラモスがデポルと契約。マドリーのカンテラは「ラ・ファブリカ」とも呼ばれることがあって、これ、工場って意味があったと思いますが、本当にそんなイメージ。


幸せな挑戦

2010-08-14 16:54:44 | football
Bild紙に載ったラウルインタビュー()。WEB翻訳を信じて、長めのドイツ語訳に挑戦。いつも(スペイン語訳)にも増して、エラーが多い、と割り引いてお読みください。
…すいません、できるだけそのまま読みたかったもので。

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Q:ラウルさん(Herr Raul)、シャルケに来て3週間半です(2週間半だと思う)。ドイツ語のスキルはどうですか?
R:単語いくつかならもうできるよ。ハロー、こんにちは、じゃあまた(Hallo、Guten tag、tschues)。サッカーの指示もいくつかね。右へ、ライン、ボール。今はドイツ語の時間(クラス)が週に2回ある。詰め込んで勉強しないといけないね。

Q:シャルケに来ての最初の日々はどうですか?
R:とても快適にしているよ。僕たちは、新しい家のためにデュッセルドルフに注目している。これで家族も快適に感じられると思う。子供たちにも学校を見つけた。僕たち皆が、ここでの生活を楽しみたいという強い気持ちを持っているよ。

Q:イケアで家具を買うこともできますね…
R:僕たちは、マドリーでもイケアで買い物をしていた。新しい家でも、いろいろ整えないといけないから、イケアに買い物に行きたいね。

Q:あなたの年長のお子さんたち、ウーゴ(7歳)とホルヘ(10歳)は、シャルケのユースチームでプレイするのですか?
R:でも、デュッセルドルフとシャルケの間の距離が遠いんだ。たぶん、そこ(デュッセルドルフ)でクラブを見つけると思う。彼らはフットボールが大好きだけど、テニスも好きだ。それに、ここではアイスホッケーも盛ん。たぶん子供たちは、それにも挑戦すると思うよ。

Q:マドリーでの重要な地位から、シャルケのロイヤル・ブルーヘ。なぜでしょう?
R:このクラブは、驚くほど成長してきている。しばしばタイトルを争うほどにね。特に、フェリックス・マガトの興味が、僕を納得させたんだ。僕を魅了したのは、そのプレイに対する展望とレベルの高さ。ドイツのリーグは、ヨーロッパでも最も重要なリーグのうちのひとつだ。ここにいられて嬉しいよ。

Q:レアルのベンチで澱んでしまうことを恐れたのですか?
R:あそこに残ることは、一番簡単なことだった。僕には、ジョゼ・モウリーニョのサポートもあった。でも、あそこで僕は16年間を過ごした。フットボール・ライフのすべてだよ。僕たちには、何か新しいものへの欲求があった。そして、今でないなら、いつなの?って。僕には「レアルのハート」がある。マドリーには、最高のものだけがあってほしいと願っている。でも今は、僕はここにいる。このクラブを、今あるよりも少しでも大きくするよう、すべてに挑戦していくつもりだ。

Q:あなたの新しい仲間たちとは、どう関わっていますか?
R:素晴らしいよ! 僕は、ここの新しいロッカールームに、センセーショナルに迎えられて、あらゆる輝かしいものを僕が持ってるように思わされているよ。

Q:そして今、あなたはシャルケでチャンピオンになりたいと思っている?
R:そうだ。たくさんのトレーニングと、しっかり協調していくことで、うまくできると思う。ここには、非常に良いシーズンを戦える正しい姿勢が存在すると思っている。僕たちの監督と共に、多くのことが可能になるはずだ。マガトはバイエルンで成功し、ヴォルフスブルクを優勝させ、そして今は、50年以上に渡ってなかったタイトルをシャルケにもたらそうとしている。僕もそうしたいと思う。僕は、自分のキャリアを終えるのに、とても良い選択をしたと考えている。それに、ここで僕たちは、チャンピオンとなるためのあらゆる夢をみることができる。

Q:バイエルンがライバルになるでしょうか…
R:バイエルンは一番の優勝候補だ。でも、その後にいくつかのチームが続いていて、僕たちはその中の1つだ。僕たちは、タイトルをかけてバイエルンと戦うことができる。最初から、彼らに挑んでいくよ。

Q:シャルケは、今のあなたにとって、最高のものとなり得るでしょうか?
R:間違いなく、イエスだ。既に話したことすべてに、まだとても重要な側面がある。ファンのコミュニティは、ドイツでもベストだと教えてもらった。僕がヨーロッパで見てきた中でもベストだと言わざるを得ない。シーズンオープニングの数日間を経験できたのは、ファンタスティックだった。とても好い印象を受けたよ。この愛情をすぐに感じることができたし、これは特別なものだ。できるだけ早く、たくさんのゴールでお返ししたいよ。

Q:チャンピオンズリーグのゴール記録には、あと2ゴール足りないんですね。
R:それが、チャンピオンズリーグで戦いたいと思う最大の理由のひとつだったし、それが、特別なモチベーションになっている。それでももし選べるなら、僕はドイツでの優勝を取るよ。

Q:(シャルケとの)契約がまとまる前に、FCリバプールから話があったのは本当ですか?
R:イングランドからの問い合わせはいくつかあった。でも、シャルケに自分の言葉を伝えてから、僕は気持ちを変えなかった。誰もそんなに僕を望んでなかったんだ。

Q:フェリックス・マガトは、あなたをシャルケの新しいキャプテンにとすら考えているようです。
R:そうするためには、たぶん僕はもっと言葉を知らないといけないだろうね。僕は、何かがここで創られるように、幸福感が勝つように、それを確実にしたいと思う。僕は今、フィットしていかなければいけないし、それが僕の唯一の願いだよ。

Q:チームにはさらに強化が必要でしょうか?
R:それはフェリックス・マガトの知ることだね。僕は強いチームに出会った。良い選手が獲得できるなら、僕たちは嬉しいよ。

Q:スペインでは、バルセロナ対レアルが、特別な対戦です。シャルケにとってのそういう対戦は、ドルトムント戦になります。最大のライバルに何か一言をお願いします。
R:まず最初に人に言われたのは、ここではすべての試合に勝つ必要があるけど、絶対にドルトムントには勝たなければならない、ということ。僕たちはそうできるようにするよ。でも、もしそうできなくても、優勝できたら、それでもまだ皆嬉しいだろう。

Q:メディシンボールをどう思いますか?(補足:マガト式トレーニングに取り入れられている、大きいゴム?ボール。かなりきつそう)
R:あのトレーニングはハードだし、スペインでするものとは違っている。僕たちは、苦しんで汗をかかないといけない。でも、最後にはそれが報われるよ。
(了)
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シャルケで成功したい、このチームを優勝させたい、キャリアの最後を締めくくるのに良い場所を選んだ、と答えるラウル。笑顔で。マドリーに残れたはず、白いユニフォームのまま引退できたはず。残ろうと思えば残れたけど、でも、ラウルはちゃんと自分で新しい挑戦の道を選んだ。
今でも惜しい悔しい気持ちはあります。でも、移籍したラウルは、トレーニング中に笑顔でいることが増えて、ファンの前でも作ったのではない笑顔でいる。本当に、ほっとするような笑顔になったと思います。ずっと背負ってきた義務や責任から開放されて、フットボールも家族揃っての生活も楽しめているんだろうな。
「まだ実感できない」けど、そろそろ、トップの画像も下げても良い頃なのかもしれません(でもこの画像、好きなんですよね)。

シャルケは、月曜日にVfR Aalenというチームと対戦。DFBポカール(カップ戦)の初戦だそうです。


本日スタート
本日、トルコシュペルリガ2010/2011シーズンがスタートします。ベシクタシュは、イズミールのBucasporというチームと対戦。キックオフは現地22時。時差は6時間で合ってますか? グティは、召集リストに入っています。


モリエンテス情報
名前が出ていた程度の情報ですが、モリエンテスについて。
スペイン紙ではなくメキシコの情報ですが、先日のメキシコ代表vsスペイン代表の試合で、モリエンテスは現地にいたそうです。どこのかはわかりませんが、コメンテーターか何かで。リンク先の記事は、帰り際に空港で取材したものだそうで、メキシコリーグからオファーを受けていることについて聞かれたモリエンテスは、「僕はもう34歳だ。将来に何が起こるかはわからない。」 と答えた、とのこと。

……現役続ける気、あるのかな?

皇帝杯

2010-08-14 10:09:27 | football


ガライ、膝の脱臼
前半終了間際に負傷交代したガライについて、マドリーのメディカルチームは、現時点で、右膝蓋骨の脱臼と診断。今後MRIを行い、関連する負傷について検査する、とのこと。
ガライ、帰りは松葉杖に。負傷直後も立てるけど動けない状態だったし、試合終了後のカップ授与とか記念撮影に姿が見えなかったから、軽くはないだろうなと思ってましたが…。まだ離脱期間もわからないのですが、1週間2週間ほどで済むものではないような気もします。リーガ開幕、2週間後ですが。とりあえず、カルバーリョ取っておいて良かった。

またマルセロも、特に問題になるものではなさそうですが、右大腿部に強い打撲を受けていたとのことで、こちらも経過観察。


Amistosos pretemporada
BAYERN DE MÚNICH 0-0 (PK 2-4) REAL MADRID


GK:イケル
DF:セルヒオ・ラモス(59、ラス)カルバーリョ(87、グラネロ)、ガライ(44、アルビオル)、マルセロ(85、ドレンテ)
MF:シャビ・アロンソ、ケディラ、ペドロ・レオン(57、ディ・マリア)、カナレス(58、ファン・デル・ファールト)、ロナウド
FW:イグアイン(61、ベンゼマ)








神様仏様イケル様祭り。合計でPK3つ止めて(最初のリベリのPK&リフレクト、最後のPK戦で2つ)、他にも決定的なシュートチャンスを3つくらい止めて、だんだん止めるのが当たり前のような錯覚になってしまいました。
試合内容…の前に、まずコンディションの言い訳をしたくなってしまう。特に、イケル、シャビ・アロンソ、セルヒオ・ラモスのスペイン代表は、高地のメキシコアステカスタジアムで45分間プレイして、そのまま空港に移動して12時間フライト、木曜の昼頃にマドリーに到着、夕方にトレーニングに合流してリカバリメニュー、翌金曜日にドイツに移動して夜に試合…という、ありえないスケジュール。それなのに、イケルも、シャビ・アロンソもフル出場しちゃったし。ケディラは負傷上がり、アルビオルは病み上がり、カルバーリョは合流したて。開幕まで1週間のバイエルンと2週間のマドリーとの差、だと思いたい。で、内容は、試合をうまくコントロールできている時間、というのは無かったんじゃないかな…。前半は特に、中盤のプレッシャー緩いのか、バイエルンに楽にボールを持たせてしまっていた感じ。攻撃の連携も宜しくなく、カナレスの存在が薄い、クリスチアーノ・ロナウドはトラップもシュートも雑、イグアインはボールになかなか触れない、ペドロ・レオン奮闘、という感じ。ペドロ・レオンは良かったです。試合全体が悪い流れの中でも、それなりにチャンスは作れるようだし、様子がおかしいセルヒオ・ラモスを助けて守備にも走り回っていた。
後半になって多少修正がされたようで、前からプレスに動くようになって、少し持ち直した感じはしましたが、その後次々に前線が交代されて、また違う感じに。ベンゼマ、動きは良いんだけど、なんでかシュート、ゴールにつながらないのな。ラフィも、この試合でカナレス調子が良くなかっただけに良いとこ見せるチャンスだったのに、絶好のチャンスでシュートを外したシーン以外は、目立った部分が思い出せない。
ピボーテが、ケディラとシャビ・アロンソでフルタイムやったわけですが、ちょっと、これは良い組み合わせとは思えなかった。ケディラは、縦に行くのが持ち味のようで、確かに最前線まで顔を出すシーンがあったけど、何か中途半端というか、むしろ前線に絡めてないことの方が多かった。シャビ・アロンソは、すっかり守備の人になってしまい、最終ラインに吸収されている場面も何度か。らしいスルーパスを狙うこともありましたが、この試合ではパスがうまく通らずカットされるシーンが気になった。ガゴ+シャビ・アロンソ、の組み合わせが、現時点では一番じゃないだろうか。
最終ライン、セントラルはいきなりカルバーリョが先発で、しかも途中でガライが負傷して急遽アルビオル出場、という緊急事態だし、右のラモスはずいぶんドタバタしていて落ち着かず(リベリにPKを与えた)…左のマルセロは良かったと思います。カルバーリョ、いきなりの出場にしては落ち着いていたと思うけど、タックルとか思い切りが良すぎな気がした。プレミアのせいか。

この試合、どうやらBwin着けるのがNGだったらしく(ドイツやフランスでは、賭博関連の胸スポンサーが法律で禁止されている)、正真正銘のエル・ブランコでした。

グラネロ、もっとはやく入れて。


ポルトガル

2010-08-13 07:16:50 | football
4人揃って
たまたまマドリー4人が入った画像(後ろにいるのはアロンソとアルベロアのはず)、しかも、なかなか良い表情のをみつけたので貼っておきます。リンク先は、大きめ版。


ジョレンテの表情が、またいいんだなあ…。



加入しました
無事にメディカルチェックを通過し、マドリーの人に。プレスカンファレンスレアルマドリーTVのインタビューは、それぞれ公式日本語から。




プレシーズンマッチ バイエルンミュンヒェン戦の召集選手リスト
この試合、バイエルンの名誉会長である”カイザー”フランツ・ベッケンバウアーが、33歳にしてバイエルンを離れN.Y.コスモスに移籍して……の後、きちんとトリビュートの試合をしていなかったらしく、そのためのもののようです。ただ、バイエルンは1週間後にブンデスリーが開幕を控えて、最後の調整とも捉えているだろうと思います。マドリーの選手たちは、負傷復帰組あり、代表から帰ってきたばかりの人も、外れた人も、新加入もあり……。

GK:イケル、アダン
DF:カルバーリョ、セルヒオ・ラモス、マルセロ、ドレンテ、アルビオル、ガライ
MF:ケディラ、ラス、グラネロ、シャビ・アロンソ、カナレス、ペドロ・レオン、ファン・デル・ファールト、ディ・マリア、ファンフラン、アレックス・フェルナンデス
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、イグアイン、モラタ

カルバーリョがいきなり召集されました。プレミアは今週末が開幕で、コンディションは整っているだろうと思いますが。
昨日のトレーニングから全体練習に復帰したケディラ(つま先?爪を痛めていたらしい)、お腹が痛かったアルビオルは、2人とも召集に入りました。ケディラ、ようやくデビューとなるか。
代表組では、少なくともアルベロアとガゴは、11日に行われたそれぞれの代表での試合でフル出場したための召集外のようです。ディアラ召集外の理由は今のところ見つけられていませんが、やっぱり代表戦でフル出場だったんじゃないかな。
カンテラからは、中盤にアレックス・フェルナンデスとファンフラン、前線としてモラタの3人が召集。GK、アダンがセカンドで、デュデクは3番手ってことなんですかね、これは。

試合は本日13日21時(現地時間)、アリアンツ・アレナにて。


新しい影の力
ディ・マリア獲得の頃にも言われていたことですが、実は今度もそうでした、という話。el mundoから
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‘モウ’のレアル・マドリーのための「メンデス・パック」

リカルド・カルバーリョのレアル・マドリーへの移籍のアナウンスに、手を擦り合わせて(舌なめずりをして、くらいの意味だと思う)いた人物がいる。その名はジョルジ・メンデス(ホルヘ・メンデス?)。サンチアゴ・ベルナベウの廊下における新たな「ボス」だ。この人物は、ヒネス・カルバハル(お馴染みの、ラウル、モリエンテス、サルガド、サラビアなどの代理人)に代表される国産の一群に取って代わり、そしてシーズンが過ぎるに連れ、クラブのオフィスにおける重みを得ている。
メンデスはGestifute社の代表で、ペペ、クリスチアーノ・ロナウド、モウリーニョ、ディ・マリア、そしてカルバーリョの代理人である。最後の2名は、同氏の手によって加入したばかりのところで、まさにメンデスの後援によるものだ。また、チャマルティン(マドリーのこと)の近隣を巡って噂されている名前の多くは、チアゴ・シルバやウーゴ・アルメイダのように、彼の商品リストに含まれるものだ。
「ザ・スペシャル・ワン(モウリーニョのこと)」は、クラブを移る時に、メンデスの手による数名の選手を伴うことが習慣になっている。2004年、リカルド・カルバーリョ(3000万ユーロ)、パウロ・フェレイラ(2000万ユーロ)、イラリオ(フリー)、チアゴ(1200万ユーロ)の選手たちが、モウリーニョと共に、ロンドン、チェルシーに到着した。
4年後、「モウ」は、イタリア、インテル・ミラノに移り、新たに2000万ユーロでリカルド・クアレスマを連れて行った。昨シーズンは1300万ユーロで、チアゴ・モッタを獲得している。クアレスマは現在、グティと同じ、ベシクタシュにいる。
そして既にマドリーでは、フロレンティーノ・ペレスは3300万ユーロをメンデスの2人の選手に支払っている(ディ・マリアとカルバーリョ)のだが、支払いの総計は、ディ・マリアの変動要素(どういう意味かわからないけど)もあって、4400万ユーロにも上るという。メンデスの取り分は、ディ・マリアの移籍金の10%に及ぶ。
ペペが加入した際、その移籍にかかった金額は当時の注意を集めた(3000万ユーロ)。フベニールのアリピオには200万ユーロ、そしてクリスチアーノ・ロナウドには9600万ユーロがかかっている。
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代理人の力と、選手の能力そのものに関係があるわけではありませんが……。いまさらな話かもしれませんが、移籍、選手の出入りには、こういうものの影響が少なくない、ということを再認識させられました。
このシーズンオフに、カンテラの選手たちが、今まで以上に外へ出されるスピード、ペースが早まっているように感じるのも、その人数が多く感じるのも、外へ出されたカンテラーノが戻ってくる気配がないのも、こういう力関係の影響でクラブの方針が決まっているからなんだろうか。フロレンティーノ・ペレスやバルダーノは、こういう展開でも良しと思っているんですかね?(もっとも、そうでなければ金動かしたりしないんだろうけど)。

アルビオル

2010-08-12 11:59:39 | football


アルビオル
公式日本語に載ってないインタビュー、だと思います。10日付のプブリコから、アルビオルのQ&A。カルバーリョ獲得前のものなので仕方ないのですが、いまの、これからモウリーニョのメソッドを良く知るベテランに習い、ポジション争いをしていく心境も聞きたかったかな。
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Q:ワールドカップファイナルから1ヶ月が過ぎ、今は成し遂げられたものが何か、より気づいてくる時でしょうか?
A:そうだね、今は、スペインについて違ったふうな話し方がされる。EUROとワールドカップを獲得したことで、たくさんの人たちがスペイン代表に関わってくるようになった。この国だけではなく、海外でもね。僕たちが出かけていくどこでも、ラ・ロハのユニフォームを来た人たちに会うんだ。

Q:でも、今回メキシコとの親善試合の召集が問題になっています。
A:試合があることについては分かっていたし、論争に入っていく必要はない。召集された選手の多くはワールドカップに出場していて、今回召集されない選手達は負傷しているせいだ。論争することはないよ。
(補足:プレシーズンを始めたばかりで、かつスーペルコパが迫っているバルサから多く召集されたことで、バルサ側の関係者から不満が漏れてきている)

Q:そしてあなたも負傷で召集されなかった。
A:僕の足首が完全に回復するのには、まだもう少しだけ必要だ。(でも)チームと一緒にトレーニングして、そのトレーニングをフィニッシュできてもいる。ギャラクシー戦でも、プレイできた。

Q:あなたにとってマドリーでの2シーズン目に、どう向かいますか?
A:多くの責任をもって。僕たちはマドリーの選手であるというあらゆるプレッシャーを負ってトレーニングし、タイトルを勝ち取らなければいけない。さらに、新しい監督が特別なモチベーションになっている。彼は、僕たちに非常に多くのことを要求してくるだろう。彼の獲得してきたものを見ればいいだけだよ。

Q:ラウルとグティがいなくなったロッカールームの空白に気づいていますか?
A:うん。彼らはどちらとも、マドリーの歴史において最高の選手だ。個人的な面でも、彼らと知り合ったことは嬉しいことだよ。プロフェッショナルの世界にいなかったら、テレビで見るだけだったんだから。

Q:カピタン・イケルはどうですか?
A:とても控えめで謙虚。GKとしての彼のクオリティを僕たち皆が知っているし、それだけじゃなく人間としても彼は素晴らしいよ。

Q:トレーニングでは、楽しそうでモチベーションが上がっているように見受けられます。
A:モウリーニョがやって来たことで、僕たちは希望を取り戻している。フットボールでも個人レベルでも、素晴らしいチームだよ。

Q:モウリーニョになって、一番変わったことは何でしょうか?
A:トレーニングでの強さと要求するレベルだ。僕たち皆がトレーニングではボールを使い、彼は僕たちに強く要求をしてくる。先週たち皆が、とても良く関わっているよ。25人の選手たちにシーズンの間中モチベーションを持たせるのは、あらゆるタイトルを目指していく上で、基盤となるものだ。

Q:彼がやって来たことは、あなたにはどんな影響がありますか?
A:監督が、限界までプレッシャーをかけてくるだろうと思うし、それが僕を成長させるだろう。僕にはまだ、ディフェンスとして磨いていくことがたくさん残されているし、一番良い方法は、毎日のトレーニングで僕にプレッシャーをかけてくるだろうと思う、そういう要求の高い監督の下でやることだ。

Q:これまでで、一番要求の高い監督ですか?
A:そうだよ。彼はハードワーカーで、すべてをコントロールしている。彼はタイトルを取ることに慣れていて、それを僕たちに伝えてくる。彼は新しいステージを始めたところで、僕たちは、彼のために多くの仕事をしたいと思っていること、良いシーズンにするためにすべてを尽くすことを示したいと思っている。そういう時なんだ。

Q:タイトルを取れなければ失敗でしょうか?
A:もし僕たちが何のタイトルも取れないと考え始めるなら、シーズンを始めないほうが良いだろう。それに、モウリーニョの勝者のメンタリティがあって、僕たちはタイトルを取っていく多くのオプションをもてるだろう。

Q:バルセロナをどう見ますか?
A:彼らはリーガで打ち破っていくべきライバルだ。欧州では、インテルやチェルシー、マンチェスターのように、他にもチームがいる。でも、すべては、僕たちがシーズンを通してうまくやっていくことにかかっている。タイトルはどれも、とても大変な努力が必要なものなんだ。

Q:ファブレガスがアーセナルに残ったのは驚きでしたか?
A:セスクはアーセナルのカピタンで、とても敬愛されている。あそこへ残ることもまた、とても幸せなことだろう。バルセロナは偉大なクラブで、そこが興味を持ったということで、彼も将来に迷いが生まれたんだろう。

Q:マドリーは4人の新加入選手を加えました(この時点では)。彼らをどう見ていますか?
A:皆良い結果を残したいと望んでいるよ。マドリーでは、常により大きな責任が存在するからね。カナレスは、彼の若さにしては、十分な自信を持っている。ペドロ・レオンは、すばらしいボールタッチがある。ケディラは強さがあるし、ディ・マリアはスピードを供えている。

Q:でも、新加入選手がいても、カカを忘れさせるものではありません。
A:ロッカールームは、とても彼を待ち望んでいるよ。彼は負傷という不運を負ってしまっているけど、確実に戻ってきて、皆が彼に望むレベルのものを見せてくれるだろう。
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そんなアルビオルですが、昨日夕方に行われたマドリーでのトレーニングは、急性の胃腸炎により欠席せざるを得なかったとのこと。お大事に…。


7%
数日前のAS情報によると、バカンスから帰ってきたクリスチアーノ・ロナウドの体脂肪は7%だったそうで、これはシーズン中とほぼ同じレベル。優れた中距離走のアスリートと同程度のエクセレントな数値であり、バカンス中もフィジカル管理に気を配っていたことがわかる。マドリーでは他に、グラネロとセルヒオ・ラモスも、クリスチアーノと同程度の良いコンディションでプレシーズンに戻ってきたとのことである。


記録は続く
日本時間だと、今朝方行わていたメヒコvsスペインの親善試合は、「それでプレーに関与してないとか、どういう判断!?」といいたくなるオフサイド取れなかったシーンから抜けられて決められたメヒコのゴールと(とはいえ、終始メヒコの方が良かったと思う)、ビジャが出てこないので一応1トップ的存在を務めたシルバの、ロスタイムゴールで1-1のエンパテ。途中までマルチェナが出ていたのに敗戦濃厚の試合展開に、「ああ終にマルチェナの伝説(無敗記録)が終わるのか…」と思っていたところの、起死回生ゴール。負けなかったことに意味がある、けど、それ以外についてはどうこう言えるようなものではないかと思います。
マドリー的なネタとしては、1)アルベロア、フル出場お疲れ様でした。2)後半頭からは、キャプテンマークを巻いたのはシャビ・アロンソでした。3)エンパテだったのに、メヒコの皆さんのお気遣いで、イケルがトロフィーを頂戴しました。4)セルヒオ・ラモスアルベロア、楽しい写真をありがとう。シーズン中もぜひ続けてください。




試合後は両チーム和気藹々、良い雰囲気だった。

抱負

2010-08-11 12:06:48 | football
ASに載った10日付のイグアインのインタビュー。
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Q:昨シーズンのチームで、W杯のアルゼンチンで、そしてプレシーズンの今、ピチーチです。良い流れは終わりませんね。
H:この準備期間のスタートの切り方がうれしいよ。これで結果を思い描くのには早すぎるけど、このレベルにあるチームでピチーチになるというのは、ちょっと特別な話だね。僕の目標は、シーズンが終わるときに、リーガでその位置にいるということだよ。

Q:今シーズンは何点取ろうという計算はありますか?
H:昨シーズンは、全コンペティションを合わせて29点だった。それも良い数字だけど、今シーズンはそれを上回りたい。30ゴールに到達できるか見てみようよ。それがチームを助けるための僕の目標だ。

Q:バカンスを終わってトレーニングに戻ってくるのが問題ではないようでしたね。
H:これほどのクラブのトレーニングに再び戻ってこれるのが、僕はただうれしいんだ。僕たちには、真剣で働き者で、個性のある新しい監督がいて、僕たちが頂点までいけるよう助けてくれる。彼は既に他のクラブで、その能力を示してきている。彼が、同じようにここでも力を示すことができて、最も高いところまで僕たちを連れて行ってくれるだろう、と願っているよ。

Q:モウリーニョの下でのトレーニングはどうですか?
H:誰もがそれぞれのメソッドを持っているし、それに慣れていく必要がある。彼のアイディアと僕たちとを結び付けていければと思う。僕たち皆が、同じ方向を向いていかなければいけないんだから。

Q:彼と話しましたか?
H:僕がチームに合流したときに話をしたよ。彼は、常に選手の側に立ってくれる監督だ。チームにとって、これは何よりも重要なことだよ。

Q:彼は何を何を話したのですか?
H:一番に言ったのは、仲間のために自分を殺すこと、つまり僕たちは、タイトルを勝ち取らなければならないひとつのチームである、ということ。それが僕たちにとって欠かせないものなんだ。もう何もないシーズンを送ることはできないんだから。僕たちは何かを勝ち取ることに値するものであり、勝ち取れるかどうかがわかっていくことだろう、と。

Q:マドリディスモがタイトルを祝えないまま2シーズンが過ぎた後です。
H:僕たちはわかっているよ。これはとても大きなチャレンジだけど、僕たちはファンと僕たち自身に喜びを与えないといけない。そして、マドリーをそれだけの価値のある場所へと到達させなければいけないんだ。

Q:1つに力を注ぐだけですね(この質問、かなり適当)
H:すべてのタイトルに挑戦していく。でも、チャンピオンズが、僕にとって大きな夢だということははっきりしてるよ。

Q:監督が代わったということで、イグアインは再びスタートをやり直さなければいけないと考えられるのでしょうか。
H:新しい監督が来たら戦いなおさなければならないのは当然のことだ。でも、より良いプレイができるだろうとも思っている。

Q:ラウルがシャルケへ移籍したことをどう思いますか?
H:彼がいなくなったのは寂しいよ。彼が決めたことで、それを尊重しなければいけない。彼は、フットボールの世界とマドリーにおいて、最も偉大なものの1人だ。世界中の幸運が彼にありますように、そしてより大きな成功がありますように。彼をサポートしてあげなければ。彼は僕をすごく助けてくれたし、それにとても感謝しているんだ。

Q:ロッカールームに穴があいたようでは?
H:彼は長い間カピタンだった。ロッカールームで彼が見えないなんて、変な感じだよ。でも、フットボールではこうしたことがある。慣れていかないといけないんだ。

Q:ラウルがいなくなって、あなたとベンゼマだけが、センターFWです。モウリーニョは他のFWを求めています。クラブは、補強するべきだと思いますか?
H:そうだね、クリスチアーノもFWでプレイできるし、カカが回復すれば彼もそうだ。バリエーションがある。何がベストかは、監督が決めるだろうね。

Q:W杯に参加したことをどう評価しますか?
H:嬉しいよ。うまくやれたし、何かが成長できたから。この学んだことが、新しいシーズンをよりよく過ごせる助けになればと願っているよ。

Q:W杯は、より多くのタイトルを取る手助けになるのでしょうか?
H:W杯は、僕に自信を与えてくれた。残念なことに、僕たちはタイトルを勝ち取るという、望んでいた場所まではいけなかった。でも経験が僕を大いに助けてくれるし、個人レベルではポジティブなものだったと考えているんだ。

Q:マドリーのチームメイト5人が、ワールドチャンピオンとなりました。トレーニングに戻ってきた彼らが、上の空だったりしていませんか?
H:それはないよ。上の空になんてなってないよ。彼らは若くて、タイトルを取り続けたいと思っているんだから。W杯は、あなたのミスリーディングとは逆で、逆の効果を持つんだ。力を増強させ、さらなる自信を与える。目覚しい成果だし、彼らがタイトルを取ったことは、僕たちチームにとってすごく良いものだというのは確かだよ。

Q:彼らがW杯を獲得した後で、話をしましたか?
H:おめでとうのメッセージを送ったけど、大量に送りつけたりはしていないよ。彼らにタイトルを楽しんでもらいたかったからね。

Q:マドリーでは、ワールドカップでロッカールームを共にした選手が、これから仲間となります。ディ・マリアですが、彼はマドリーの試合でどのように貢献するのでしょうか?
H:彼はサイドにいて仕事をする選手だ。昨シーズンの僕たちに、少し欠けていたものだね。スピード、テクニック、オーバーラップ、センタリング、シュート……ディ・マリアは、このクラブに多くの点で貢献できるよ。すばらしい補強で、よりアウトサイドを使ったプレイを可能にすると思う。

Q:彼の補強で、マドリーが批判を受けているのはノーマルなことだと思いますか? (補足:移籍金が高かったこと、獲るならシルバだっただろうという意見が少なくなかった)
H:誰もがそれぞれの意見を持つし、それは尊重しなければ。でも、僕たち皆が彼に多くの信頼を寄せている。彼にあるすべてのクオリティをもって、ピッチの中で輝いてくれるように願っているよ。

Q:バルセロナはビジャを補強しました。今シーズンのリーガのピチーチを狙う上で、大きなライバルとなるのでは?
H:それからリオネルもね、クリスチアーノも…すばらしいFWたちがいるんだ。得点王になるために戦うことは、すばらしい競争だと思う。僕達が望むような結果が出ると良いね。

Q:ディ・マリアについては既に話してもらいました。では、他の新加入選手についてはどうでしょうか?
H:ペドロ(レオン)は、ヘタフェの頃からもう知っている。とても興味深い選手だね。ケディラもまたすばらしい選手だ。ワールドカップではドイツ代表のレギュラーで、確かにあらゆる面で大いに貢献してくれると思う。それからカナレスは、すばらしい将来のある選手で、こちらも大きな貢献をしてくれるだろうね。

Q:バルセロナを上回るために、今シーズンのマドリーは何を向上させていかなければいけないのでしょうか?
H:昨シーズンはリーガで勝ち点90ポイント以上を積み上げて、僕たちは良い結果を示したと思う。でも、シーズンと押して強い印象を残したバルセロナがいた。ライバルとは僕達自身でなければならず、もし僕たちが良い戦いをし、集中していれば、すばらしいシーズンを過ごせるだろうとわかっている。何よりも一番重要なことは、チームに加入した新しい選手達のことを、よく理解することだね。
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公式発表:カルバーリョ獲得

2010-08-11 07:18:21 | football

レアル・マドリーC.F.とチェルシーF.C.は、リカルド・カルバーリョの移籍について、合意に至った。同選手とレアル・マドリーとの契約は、今後2年。
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目が覚めたら、カルバーリョが決まっている…驚いた。マイコンはもうないんだろうな。たぶん。

MARCAによると、移籍金は800万ユーロだそうです。メツェが抜けたのにディフェンスに補強が無かったので、これは有りかなと思います。モウリーニョにとっては気心の知れた仲であり、十分な経験を積んだ32歳のセントラル。年齢ランキング、イケルはこれで上から3番目に。
でも、いくら負傷したからといってもペペは3週間で戻ってくるし、アルビオル、ガライと合わせて誰が定着していくんだろうか。あと、できたらカンテラーノからも引き上げていってほしいと思うんですが……。

若返り

2010-08-10 12:18:09 | football
ペペ、3週間
左脚ひらめ筋にグレードIIの筋繊維損傷、全治3週間。ぎりぎり開幕に間に合うかどうか…というところですが、アルビオルもまだ万全ではないということで、プレシーズンの間にガライが疲労してしまいそうです…。


お国の仕事
マルセロと、スペイン代表のイケル、セルヒオ・ラモス、アルベロア、シャビ・アロンソは、マドリーに戻るチームと一緒ではなく、アメリカ近辺(?)に残っていたようです。
8月11日はインターナショナル(フレンドリー)マッチデイ。ブラジル代表に呼ばれたマルセロは、アメリカでアメリカ代表との試合。ディアラ(マリ代表)はフランスでギニアと。ベンゼマとラスのフランス代表は、オスロでノルウェー代表と。イグアイン、ガゴ、ディ・マリアの3人が呼ばれたアルゼンチン代表は、ダブリンでアイルランド代表と。スペイン代表は、メヒコとの試合です。移動距離が長い分、マルセロとスペイン代表4人のコンディションが心配だなあ…。


カナレスとペドロ・レオン
ニュースが数日遅れてる気がしないでもありませんが、カナレスとペドロ・レオン、新しく加入したスペイン人選手の評価について。まずはL.A.ギャラクシー戦前(8月8日付)のEl Paisから
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マルセロは、サンフランシスコで行われたジョゼ・モウリーニョ率いる新生マドリーの初戦で、カピタンのブラサレッタを腕に巻いた。第1、第2カピタンであるカシージャスとセルヒオ・ラモスは、遅れてバカンスから合流した他の代表選手たちと共にL.A.にいて、その場には不在だった。また第3カピタンとなるディアラも、後半に出場したため、当初はいなかった。マルセロは、5月に22歳になったばかり。最初の3人のカピタンたちに続いて、マドリーで過ごした時間が長いのがマルセロとなる(2006年12月に契約)。それぞれ33歳のラウルとグティがいなくなったことで、白のチームでは多くのことが変化した。
カシージャスは、29歳で、今やチームで2番目の年長者となった。「最近までは、考えもしなかったことだ。この夏には、多くのことが変化した。そして今、このブラサレッタを着けることに、大きな責任を負うことになる。でも僕は、良いお手本を持てていた、という運があるよ。」 とこのGKは語る。唯一彼を上回る年齢は、控えのGKのデュデク、37歳だ。既に昨年、エインセ、カンナバーロ、サルガドが去り、チームはその前に比べて、平均年齢で3歳半も若返ったのだ。ベルント・シュスターの下では、チームの平均年齢は28.3歳。それがペジェグリーニの下では24.9歳であり、今シーズンは24.8歳となる。
モウリーニョのマドリーの顔は、あごひげの無い若手たち、カナレスやケディラ、ディ・マリア、ペドロ・レオンだ。彼らを集めても87歳を越えない。昨夏は、27歳のカカが、フロレンティーノ・ペレスの補強の中では最年長だったが(シャビ・アロンソの方が上では?)、今シーズン補強した中でもっとも年が上なのは、ペドロ・レオンの23歳となる。
カナレスとペドロ・レオンにとって、まさに、モウリーニョの傍から続けていくことになる。前者にはアメが与えられ、後者にはムチが与えられる。前者は、トップチームと一緒に遠征に参加したカンテラーノたちの中に庇護を求めた。後者は、ケディラとよく一緒に居る。
カナレスは、クルブアメリカとの親善試合で、グティの役割を果たした。彼は、月曜日に、スペインU-19代表として欧州選手権を戦っていたフランスからL.A.に到着し(厳密に言うと、ビザの関係でいったんスペインに戻っていた)、サンフランシスコに移動して、試合に出場した。19歳にして、マドリーの試合をコントロールしていた。彼はリラックスしているように見えた。ボールをコントロールし、ワンツーを通す相手を探していた。
「これがスタート、僕は信頼を勝ち取った。」カナレスはそう言った。モウリーニョは、プレスルームで彼の隣に座り、褒めることを止めなかった。そう、褒めていたのだ。「自分が間違いを犯さなかったということがわかった。クラブから、セルヒオをもう1年ラシンへローンさせたらと言われて、私はノーと答えたのだ。」と監督は言った。「そのクオリティがここにある。そして私にとって、このクオリティこそ、1人のフットボール選手にとって最も重要なものだ。カナレスは、合流してまだ2日だが、あらゆることをして見せた。それは簡単なことではない。」 簡単なことではない。彼が埋めなければならない場所は、グティが抜けた場所であるということを除いても。(ここいい加減かも)。
ペドロ・レオンにとっても話は容易ではない。常に、試合の中で継続性が無いことで批判されてきた。クルブアメリカ戦では45分間プレイしたが、耐えていたのは25分間だった。彼のボールキックを見せるのには十分であったが、しかしモウリーニョにとっては、明らかに不十分であった。プレスルームで、ペドロ・レオンについて質問されたモウリーニョは、間をおいて笑った。「ペドロ・レオンは、フィジカル的に死んでいたね。」 チームは7月15日から、ダブルセッションでトレーニングを続けてきたのだ。「ペドロは、そのプロフェッショナルとしての生活を急激に変化させているところだ。疲労に次ぐ疲労を重ねている。このトレーニングメソッドに慣れていなかったため、疲労しているのだ。」 とモウリーニョは説明した。そして彼に向けたメッセージを示した。「いろいろな面を向上させることだ。私は、自分が好む選手達には、非常に重みをかける。ペドロは、そういう選手の中に入ったのだから、喜ばなければ。」
彼はシャイだが、チームメイトたちに言わせれば、チームになじんでいくのに問題はないそうだ。彼はしばしば、他の新加入選手であり、おそらくL.A.ギャラクシー戦でデビューするだろう、ケディラの傍にいるのが見られる。
これが新しいモウリーニョのマドリーだ。
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次に、L.A.ギャラクシー戦後。ASから(8月9日付)。ちょっとざっくりとした訳。
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ペドロ・レオンとカナレスのコネクションが機能した

数年前、ある自動車ブランドで、有名なコピーがあった。JASP(jovenes aunque sobradamente preparado)。若く、しかし、よく準備された
という意味だ。これは、ペドロ・レオン(23歳)とカナレス(19歳)をよく定義した言葉と言えるだろう。どちらも、最近になってスペインフットボールのエリートに加わった。つまりマドリーと契約し、白のチームでの最初の1年を過ごしている。どちらもモウリーニョが獲得を求めたわけではなかったが、どちらもトレーニング、献身、クオリティ、何よりもそのクオリティで、モウリーニョを掴んでいる。
監督は、この2人の若い国産選手に驚かされている。そして彼は、クルブアメリカとの最初の親善試合で、2人を先発にすることに疑問を持たなかった。カナレスが、チーム全体とほんの数回しか合同のトレーニングをしていなかったにもかかわらずだ。クリスチアーノと並んで、彼らはモウリーニョが好むメディアプンタのラインを3人で形成し、そのポジションに監督が求めるものすべてを示して見せた。ピッチを広く使い、コンスタントにポジションを変化させ、ボールがあるなしにかかわらず機動性のあるところを見せ、フィジカルを疲労させていく。
2番目の親善試合では、彼らは先発ではなかった。しかし、まるで彼らはそうであるかのようだった。監督は2人を後半に起用、理論的にレギュラーチームと思われる方でだった(少なくとも中盤はそうだった)。そして彼らは、裏切らなかった。
彼らは、白のチームの盛り返しを牽引するコネクションを形成した。無駄なものはなかった。彼らのスパイクから、マドリーの3つのゴールのうち2つが演出されたのだ。イグアインの2点目では、カナレスがCKから、ガライがシュートしても、後ろに戻しても良いようなボールを供給した。3点目では、カナレスがイグアインにヒールパスを出し、いったんGKに弾かれたボールを、ペドロ・レオンが決めた。ペドロ・レオンにとってマドリーでの最初のゴールであった。カナレスは、アメリカ戦で既に最初のゴールを決めている。

求められていたもの
試合の間中、カナレスは左サイドにいることが多く、しかし右に行ったときは常にペドロ・レオンを探していた。カナレスはペドロ・レオンにパスを5本出し、7本受けた。何度かポジションチェンジもしていた。モウリーニョは嬉しかったことだろう。マドリーの将来の一部が、この2人によって生まれているのだ。

ペドロ・レオンのすばらしいシュートがクライマックスであるが、これはもっと以前から始まっていたものだ。ペドロ・レオン自身がカナレスにセンタリングを供給し、これがすばらしいタコナッソでイグアインへのアシストとなった。ピパはL.A.ギャラクシーのゴールの前でシュートを成功させられず、弾かれてしまったが、これがうまくペドロ・レオンのチャンスに代わった。
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グティの帰還
ビジャレアル戦で、スペインに戻ってきた空港でのグティ。


試合後。