前々回の“農業研究所への視察研修”の中での事務局長のコメントがいろいろと反響を呼んでおります。
ここで一席設けましたのは、“いかのもんぺ焼き”をはやくも投稿してしまい、せっかくのコメンテーターがたのお声が闇の中に消えてしまうのは何とも悲しいと・・・
事務局長のハウス栽培のイチゴがIPMで安全に栽培されているというコメント、、それから繰り広げられた、ゆりこさんの2極化のご意見、じん子ちゃんのたばこ屋さんの直販お野菜の件、とってもいいお話しが続いたため、ちょっとそれに触れさせて頂きます。
IPM・・・総合的病害虫管理
「耕種的防除法、物理的防除法,化学的防除法、生物学的棒状法をうまくくみあわせ、経済的被害を生じるレベル以下に害虫個体群を減少させ、且つその低いレベルを持続させるための害虫個体群管理システム。」 ベジフルマイスターの教本より
「・・・。」
えーと、これは簡単に説明しますと、農薬にばかり頼っていた農業生産様式を見直し、もっと自然に近い形で病害虫の数を減少させて、生産しましょうという管理システム。
例えば、ネコブ線虫に有効なマリーゴールドを混植させたり、連作をしないで輪作をしたり、又、防虫ネットや、はえ取り紙などの忌避剤を使って害虫から野菜を守ってあげたり、クモなどの天敵を畑に放すことによって自然の環境で害虫を減らしていきましょうというやり方。
こういうやり方を続けることによって、農薬残留の少ない野菜の提供、薬剤に対して抵抗性をもっていく害虫とのイタチごっこの解消など、農薬に頼ってきた農業の弊害をなくしていくことが出来ます。
ゆり子さんいかがでしょうか。つまり、より高度な設備投資は必要が無いわけですね。勿論冬場でのハウス栽培は電力消費が大きく、以前のフードマイレージのところでお話しした通り、地球温暖化の面で問題有りと思いますが。。。
二極化が生み出す弊害も、考えていかなければいけないことではないかと思います。
じん子ちゃんのお話しの中では、たばこ屋のおじさんが亘理で作っているイチゴやほうれん草をお店に置いており、じん子ちゃんはそれに合わせてお料理を作っているとか・・・
冷蔵庫が普及してないとき、又スーパーが身近になかったときは、近場の農家からお野菜を買って、それも新聞紙などに包んで持ってきたわけですね。そうすると余計な包装材も当然不要ですし、何より安心して大根の葉っぱも残さず食べることが出来たのです。じん子ちゃんが近くのおじさんから買う野菜は、不便ながらも自分の体を守り、そしてゴミを増やさないという点でもとてもいいお話しではないかと思っております。
コメンテーターの方々の間で話しが盛りあがり、とても楽しい語らいの輪が広がっております。
私はお茶とお漬け物、そしてみかんをご用意しております。
これからも楽しい団欒を続けていきたいですね。
とてもショックなチコリのお話!
なかなか進みませんね。今頃イチゴを食べまくって、ストレス発散してたりして・・・
けんちゃんに会いたいな~~
けんちゃんの素直な心はきっとけんちゃんママの愛情をいっぱい浴びて育っているから。
そう、太陽をいっぱい浴びたお庭のイチゴのように・・・
しかし、いっぱい作っているんですね~
「なす・5本」「キュウリ・3本」「ピーマン・2本」「鷹の爪・2本」「ミニトマト・一本」「三つ葉・一株」その他ハーブ類・・・
驚きです。
今度はもろきゅうが出来た頃にビールを持参して・・・素敵なご主人と一緒に味噌を付けて・・おじゃまむしで~す。
いしころとまとさんのブログの場が野菜ソムリエのお勉強の場になったり、畑の情報交換の場になったりとすごい広がり方ですね~
話はいちごへ。
いちごが大好きなけんちゃんのために
うちのベランダにも今年はイチゴがあります。
いつたべられるか楽しみです
それまでは、うちでも生産者のイチゴを目いっぱいたべてます。仙台発祥の「もういっこ」を見つけたらいつもかってきます。いくら洗わないほうが味が違うといわれても(農研のもういっこの開発者のかたのおはなし)、また体に害がない農薬といわれても、20以上の農薬を使っているのではやっぱり洗いますよね~
やっぱり、家でとれたイチゴが楽しみですね
我が家で作っているプランター野菜は「なす・5本」「キュウリ・3本」「ピーマン・2本」「鷹の爪・2本」「ミニトマト・一本」「三つ葉・一株」その他ハーブ類を作っています(^^♪
これでも結構我が家の食卓を潤してくれていますよ(笑)
採りたてのキュウリはまず主人がモロキュウで。。。(笑)
今年も植えるであろうプランター野菜を是非見に来てくださいね(^^♪
そんなに電力を使わずに、収量が増え、思う存分消費者が安全安心なイチゴを食べられるようになったのは、生産者の方々のたゆみない努力があってこそ。イチゴを食べている子供(おとな)の顔はとっても幸せですよね。仙台は特にイチゴの産地。実は、私も安いときには段ボールで買って思いっきり食べております。
実際6月にやっと実を付けるイチゴは甘みよりも酸っぱさの方が強いですね。食べようと思うと、蟻が先に食べちゃってたり、形もいろいろ。スペードの形のイチゴや、ハート型など・・・ですが我が家ではそれがとっても楽しみ。家庭ではそんなに量産は出来ません。ところがやっと出来た1個を口に頬張るときの喜びは、酸っぱさをどっかに飛ばしてくれるんです。
私にとってのイチゴの旬は6月。冬の間は生産者が作ってくれるイチゴを楽しみ、そして6月にはトランプのイチゴを楽しむ生活も・・良いとは思いませんか?
ねえ、事務局長
愛知といえば、・・・ずいぶんと遠い。
このコメントが仙台よりは遙かに暖かい愛知県で読まれていると思うとちょっと不思議な気がしております。愛知は無花果の主要生産地。今度は是非ともイチジクを使ったデザートをご紹介下さい。
マリーゴールドの栽培、コンパニオンプランツ、ニームオイル、EMぼかしを中心にした生ごみの発酵・鶏糞・牛糞・ぬか・籾殻etcありとあらゆる自然農法による栽培をなさっているとは驚きです。私も実は5年前までは一生懸命だったのですが、最近は体力が追いつかずに、農協で有機ぼかしを買ってきてしまってます。るーあんりさんのお話を伺い、色々と刺激を受けております。もっともっと自然に近いIPMの実行を我が家でも進めて行かなければ・・・反省しきりです。これからも手抜きのいしころとまとのお尻を、叩いてくださいね。
チコリの件で先日コメントがありましたね。
私達も農園研(宮城農業園芸試験研究所)でチコリを視察してきました。
そして、、、驚くべき事実を知ってしまったのです。
チコリは最初は緑色の葉と太い茎ですよね。
そのどこがあの乳白色の葉になるのかと思うと不思議です。
野菜ソムリエのテキストには、「軟白させて」としか
書いてありません。
しかし、農園研の先生いわく、畑で育てた株を掘り取り真っ暗な温室で水耕栽培のように育てるのですが、
なんと、、、緑の葉っぱをバッサリと落として茎と根っこの状態で育てるそうです。
そして、真っ暗な中で、新芽を出させて育てると軟白したチコリの誕生です。
ベルギーで考案されたとの話ですが、最初になさった方は、勇気か入ったでしょうね
その話を聞いたときは、何とも思いませんでしたが、
ふぁんさんのメッセージを見て、チコリの首切りを
思い出してしまいました。
我家は、愛・地球博・・・万博が開催された、
愛知県長久手町に住んでいます。
名古屋の東に位置し、まだまだ田園風景の続く閑静な街です。住んで10年、畑は貸し農園で3m×10m
を借りて栽培歴2年。
EMぼかしを中心に生ごみの発酵・鶏糞・牛糞
・ぬか・籾殻etcありとあらゆる自然農法を心がけていきたい・・・と意気込んではいますが、
やはり大変だな~って、寒い寒いと言いながら
頑張っています。
まだまだ勉強中の身です。
わがやでも、今、マリーゴールドの種まきをし、
トマトにはニラ、なすにはパセリという、コンパニオンプランツの栽培に力を入れております。
それと、レタスやコーヒーカスも虫除けにいいとかいろいろ勉強中です。
今、仕入れたものにニームオイル。天然樹木から抽出したオイルです。これも虫除け。また土の改良にもよいとか。なかなかIPMも奥が深いですね。
イチゴって6月頃の蒸し暑い季節が旬と思われますが、実は涼しい季節が好きなんです。
10度前後でどんどん花が咲いて実も成るんですが、
25度を超えてしまうと花が咲かなくなるんです。
もちろん5度以下の寒さでも休眠しますので、夜の寝る前とか、夜明け前にちょっと暖房入れますけどね。
温室は暖かく、日中は、暖房要らないほどです。
甘い甘いイチゴさんには弱点があります。
その甘いマスクと香りに悪い虫が寄ってくるのです。
ところが、イチゴさんはボディガードを雇っていまして、その悪い虫をボディガード虫君が食べてしまうんです。
でも、ボディガード君は、品行方正なので、イチゴさんにはチョッカイは出さないそうです。
(かっこいい!)
これってIPM。
それから、イチゴさんは、楽天の山崎選手のようでもあります。
温室シーズン中の12月~5月で一株で80個以上実が成ります。
ホームラン80号で~す。
それだけ量産していただけるので、冬でも安く手軽にイチゴが食べられるんですね!
冬の誕生月の方も安心してケーキの上のイチゴに手を伸ばせますね。
宮城農業園芸試験研究所の皆様やイチゴ生産農家のおかげです。
感謝。
ところで何を始められたのでしょう?ビジネス文書の書き方ですか。もしかして今からサラリーウーマンを目指される(>O<)食の安全、どんな内容で書かれたのか興味がこんこんと湧いてきます。
あら、何だかゆりこさんゴミ箱の中が原稿丸めたのでいっぱい。それにみかんも全部たべちゃたの~~
あらじん子ちゃん、いくら大根好きだって、そんなに漬け物食べたらお腹が痛くなっちゃうよ。
あらら、こたつの中でかごを抱えて、イチゴ食べているのはだ~れ?
ななちゃん、「何プランターで作ってるの?」質問しているのに、お花いけながら適当にお茶を濁さないね~~
ところで、ななちゃんがプランターでお野菜を作っているとは初耳でした。どんなお野菜をつくっているんでしょう?楽しみです。春になったらプランターの野菜も見に行きますね。
自転車のかごの中で潰れて真っ赤になったイチゴが目に見えるようです。それにだぶってもう食べたくてしょうがない、オオモリさんの真っ赤なほっぺもも見えてます。私にもイチゴの思い出があります。
父の実家が厳美渓の近くにあるんですが、子供の頃に遊びに行くと、裏山に遊びに行くんですね。
小さな山の頂上に着くと一面のイチゴ畑。当時元気だったおじいちゃんがいくらでも食べさせてくれました。でもそれは行商での収入源だったそうです。いとこがまだ小さかった頃はリアカーに一緒に乗せられて、イチゴを売りに行ったそうです。何故孫も乗せていたかというと、小さい子が乗っていると売り上げが全然違ったそうです。一つの営業戦略ですね。
ところでお話しの途中なのに、オオモリさんどこにいっちゃうの?それもママチャリに乗って・・・
え、そちらは私の畑。イチゴを探しにいく?・・・今年もちょっと一畝??えぇ~~・・・
大根の葉っぱはさっと刻んで、塩もみ、そして細かくした梅干しと一緒におにぎりにするととってもおいしいですので、今度是非とも試してみてくださいね。
こちらにお邪魔すると素晴らしいコメテーター揃いでとてもお勉強になりそうですね(笑)
私の実家も嫁ぎ先きも農家でしたが難しい事は解かりません(笑)
今は委託して怠けておりますが、極力無農薬での栽培を目指してくれているようです。
きっと、いしころとまとさんの言うIPM農法を取り入れた安全な農法かと思われますが。。。
私と主人もプランター栽培の無農薬で我が家の食卓を彩る野菜を作っているんですよ(笑)
これからも皆さんを参考に、我が家のささやかなIPM農法を続けて行きたいと思っていますよ(^^♪
いちごと言えば子供が小さかったもう20年程前、東京の小平という所に住んでいました。中央線の国分寺まで歩いて15分という便利な所でしたが、うちのすぐ裏には梨畑ととうもろこし畑が広がっていました。子供の幼稚園まで自転車の前と後ろに乗せて玉川上水の遊歩道を30分かけて通っていましたが、その途中にいちご畑があり、農家の方が育ててくださったいちごを1畝いくらで買い、自分の畝のいちごはその季節取り放題というシステムのものがありました。路地ものですから5月くらいからかなり長い間取れたと思います。そのいちごのおいしかったこと!!ボウルに入りきれない程のいちごを自転車のかごに入れガタガタと家に帰る頃には赤い汁が出てつぶれる程やわらかく、パックにお行儀良くならんだ美しいいちごとは全く違う不細工ないちごでしたが、太陽をいっぱい浴びたそれはそれはおいしいいちごでした。今でも子供とあのいちごもう一度食べたいねと思い出します。もう住宅地になり、あのいちご畑はなくなってしまっています。
長くなってしまいますが、今住んでいる新興住宅地にも周りには田畑が広がり、越してきた頃には無人市があり、箱にちゃりんと100円玉を入れてお野菜を買っていました。ところがこの野菜を無断で持っていってしまう人がかなりいたらしく、野菜は今ではコインロッカーに入れられて売られています。何だかとても寂しい気がします。台の上に並んだ野菜を箱にお金を入れて買ったほうが無機質なコインロッカーから買うよりも何だかおいしいような気がするのは勝手なノスタルジーでしょうか・・・
いい気になってごめんなさい皆様&師匠。
じん子ちゃん、お若いあなたや野菜のプロ目指されている皆さんとともに、野菜から世界の環境・・・を一緒に考えられるって、本当に素敵!しっかりと体の中に入ってくる感じですね。
ところで、今日は『ビジネス文書の書き方』なるセミナーをいい年をして、受講してまいりました。ブログにコメントするのと違って汗だくだく(-_-;)
それはさておき、実際に文章を書いてみる実習があったのです。
「では今日のテーマは、『食の安全』ということで」
よーしなんて私にピッタリのテーマ!と勇んで取り組んだのは言うまでもありません。さて、書き終えて互いの文章を読みあってびっくり。なんと同じテーブルに座った5人のうち私の両隣の方が畑を作っているということが判明。3時間のうち2度も入った休憩時間に盛り上がったこと盛り上がったこと。名刺の裏に、この師匠のブログを書き込んで思いっきりPRしてきました。
さて、食という観点とは全く違った目的で集まった面々でしたが、皆さん食の安全に関する意識はとても高く、生産者や供給者に問題があるというだけでなく、最終的にそれを享受してきた自分たち消費者がもっとしっかりときちんとした姿勢で食の安全を見据えていかないといけない!という意見が続出でした。
このブログに集っている私たちだけでなく、食に関する意識は急速に高まってきているということを強く実感してきました。食育の先導者として志の高い皆さんの使命は大きいですね。
あれっ!?何のセミナーだっけ???
すいません、私の拙いコメントで…お騒がせのもとに。ゆり子さんのコメントが、いつもおもしろいので、ついつい乗っかってしまいました☆おかげでIPMというものが少し理解できましたよ!
でも、勝手にイメージしていたものは、ハウスの中でやるカルガモ農法みたいなのでしたので、あんまり違っていなかったような?まだ今ひとつわかってないのかな?「手間もお金も大変なのねえ」くらいののん気さでしたから、ご心配なく…(かえって心配させたりして)
いしころとまとさんゆり子さん、そして事務局長さんありがとうございます。野菜ひとつから、世界の環境とか、人間の文明の是非とか考えさせられます。
すごいですねえ。
あ、タバコ屋のおじさんのダイコン葉、ご指摘の通り
生き生きとしてふさふさ。美味しくて菜飯や浅漬けにしてます。さすが、いしころさん分かってらっしゃる!!
高額の設備投資が必要なようなシステムだったら、それに投資できない農家は取り残され・・・なんて考えすぎでした。さすが農業研究所さんです。
じん子ちゃんも、一緒にお勉強できてよかった。すっきりわかりましたね。私の勝手な思い込みで振り回しちゃってごめんなさい(^^ゞ
ところで、実はこんなことに感心している場合じゃないんです。師匠、うちの方ホウレンソウ、ヒヨドリくんがおいしそうに食べちゃってましたっ!わぁーん。物理的防除法を施しておくべきだった・・・ということですね。痛い目にあうと、よちよちファーマーのゆり子も少しは進化するかも