ぐいっと大根のビール漬け

バリバリ現役、某大手会社の社長は、

「わたしの職業は農業で、今の仕事は趣味ですから～」と

優しく豪語している方。

普段は日本中を駆けめぐりながら、うなぎのぼりに企業成績をあげ

週末ともなると、

ご実家に戻って農業に汗を流している方なのですが・・・

その方から、先日、

ものすごく大きなカブが送られてきた。

「すごい大きなカブですね～」というと

「あ、あれ、間引き菜ですから」という軽いお答え。

それにしては、あまりにもでかすぎる！

で・・・おカブ様の後ろ姿を激写したら・・・

 

 

　　　　

まるで、、肥満したネズミそのもの。

で・・・ネズミ様の今度は体重を量らせていただくと・・

 

　

 EEEEの計測不可？

って・・・体重計なら１００㎏以上で計れないということでしょうか。。。

しょうがないので、半分に切って

再度計測すると

 

　

 ６１８㌘。

ということは１個で１２００㌘の大きさですから

これは中くらいのダイコン２本くらいの重さ。

ここで、ハタと考えました。

「果たして、この丸いおカブ様・・・

ほんと～～におカブ様なんだろうか。。。」

改めて・・・

葉っぱを見ると、葉っぱには大きな切り込みが入いっている。

「う～～ん、なんだかダイコン臭いぞ」ということで

なにより食べることが一番と

一切れ食べてみたら

しゃりしゃりの・・・

聖護院ダイコンだった也～～～

「おカブサマ」の正体は「お大根様」と見破り

「おぬし、はばかったな。。。」と心中思いながら

さてさて、この「お大根様」を

お代官様はどう処罰したものか・・・と、

なにやら思案していたところ

 

今度はごろごろといっぱいの柚子が我が家に到着。

・・・って、けっしてワイロではございませんぜ！

 

こりゃグッドタイミング！

お代官様、ビール（正確には発泡酒）を

冷蔵庫からにわかにとりだして

ぐいっと！ぐびっと！

 

ほろ酔い気分で「ぐいっと！大根のビール漬け」を作って一件落着。

さて、この大根のビール漬け・・・

沙汰アリから２日目が美味しいと言うけれど・・・

ついつい待てずに

食卓にだしたら・・・

 

 

 

 

 「これ食べて、酔っぱらわないよね」と

お酒とはまったく無縁の下戸の息子が言いながら

あっという間に一皿食べてしまった也。。。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　

今は香りが嬉しい柚子の出回る時期となりますから、

ぜひともぐいっと大根ビール漬けを

作ってみて下さい。

レシピは下記の通り、材料混ぜるだけですからとっても簡単ですよ。

 

【ぐいっと大根ビール漬け】

●材料　大根　５００グラム（約2分の１本）砂糖　80g　塩20ｇ　ビール40cc

　　酢50ccゆず　半個 　千切り　中身は絞る　昆布小さく切ったもの　　

　適量　鷹の爪　1本（種を取り半分にする）

　大根の葉　（みじん切り）適量

出来るだけ大根を薄くスライスして、分量のものをまぜるだけ

翌日に全体を混ぜ込むのをお忘れなく。

 

『ワンポイントアドバイス』

大根ではなく、カブにしますとしっとりとして京都の高級漬け物千枚漬けが

自宅で作れるようになります。

カブは出来ましたら聖護院カブや天王寺カブなど大きな品種で作ると

食べ応えがあっておいしいです。