大変遅くのご報告になってしまいました。
４月５日、日本野菜ソムリエ協会主催、野菜ソムリエアワード全国大会
野菜ソムリエ協会認定料理教室部門で、
石館志保子主宰「花野果村キッチンガーデン」が
優勝という栄えある賞を頂くことができました。
色々な想いが込み上げてきて、なかなか文字に表すことができず
そうこうするうちに、あっという間に１週間が経過してしまい
いくらなんでも、ご報告をしなくては、ということで
焦って今パソコンに向かっている次第です。
「野菜が主役の庭造り」をしている庭好きの主婦から野菜ソムリエの資格を取りたいと思い
晴れて野菜ソムリエになったのが２００７年７月。
それから２年後の２００９年には、ガーデニング歴たった４年のど素人の私が
河北新報社主催「東北蘭展＆バラとガーデニングフェスタ」に
モデルガーデン「ベジタブルガーデン」のコンセプト提供ということで思いがけず起用され
庭造りのプロ鎌田秀夫先生の指導のもと、３０坪の庭造りをするという大きなお仕事をさせていただきました。
東北蘭展では、ベジタブルガーデン作成だけにとどまらず、併設するブルーで塗装された可愛いケビンに
ジャムや、ピクルス、乾物、果実酒などの保存食を展示するために
半年前からこつこつと保存食づくりも進めて行きました。
当時は毒入り餃子の問題や、産地偽装問題・度重なる自然災害による穀物類の高騰、
日本の食料自給率３９％の現実・地球温暖化の問題など
食の安心・安全が大きく取り沙汰された時で
身近な庭から食の安心・安全が得られるベジタブルガーデンの紹介と
「もし、スーパーから物がなくなったらどうしますか？」という問いかけをしながら
先人の知恵の集大成である震災時や戦争時のために命を繋ぐ食料としての保存食をご紹介したわけです。
しかしながら、図らずも２年後の２０１１年に、
あの東日本大震災がおき、
架空のこととしてお話していた「スーパーから物がなくなる」という事態が
実際に起きてしまいました。
あの時、、、私達年配の者達は、乾物や豆などの保存品を吟味して買っていたのに
雪の降る中、弁当屋さんの前に列をなす若者たちが
たった１回食べてしまえば終わってしまう弁当と、ペットボトルをもって帰っていく姿を見た時には
とっても切なかったのを覚えています。
又、震災時には私が過ごしてきた何気ない日々もとっても役立ちました。
震災後３日過ぎた頃に子供に甘いモノを食べさせてあげたいと思った時に
何か手作りのものを食べさせてあげたいと思い、冷蔵庫の中を覗いたら、
太陽のように輝く干し柿を見つけた時の嬉しかった事！
福島原発の放射能の影響がわからない時に
庭で元気に育っている野菜の姿を悔しい思いで見つめながら
冷蔵庫の中に保存していたスプラウトの種を見つけ
家の中でスプラウト栽培を真剣にやり始めた事！
何げなかった日々が、あの震災時には大変役だったことを経験し
実際に災害が起きた時ではなく
災害が起きる前に次世代に伝えていくことが大切であるということを実感し
元々はガーデナー部門の私が料理教室という新たな分野に踏み込んだ事は
私の人生にとっても大きな１歩だったのです。
そして、あれから
「植で食が更に！楽しくなる」をコンセプトとしたお料理教室も
すでに２年半が経ちました。
my七味唐辛子作りや、干し野菜作り、自家製ポン酢作りなど、定着したメニューを中心に
旬の野菜を使ったランチづくりを皆さんに楽しんで頂いておりますが
自分で作ったものはなんといっても愛着が湧くようで
出来上がった時には頬ずりスリスリするんじゃないかしら、、と思うほどの
弾けるような笑顔を皆さんみせてくださいます。
特にmy七味唐辛子づくりは毎年の恒例行事になり
参加いただいている皆さんが、更にお友達を誘ってきて下さり
今では月に３０人以上の方々にmy○○づくりを楽しんでいただいております。
今回、料理部門で優勝といういう栄えある賞を頂き、
悩み悩み、試行錯誤で続けてきたお料理教室に
正直少しだけ自信が持てた気がします。
これからはもうすこし自信をもって
一つ一つを作り上げていく時間の豊かで満ち足りた時間を
一人でも多くの人に感じていただけるよう、
「植で食が更に！楽しくなる」お料理教室を展開していきたいと思っております。
又、震災から３年がたち、防災意識もどんどん薄れていく中
被災地に住む野菜ソムリエとして
植から食に渡ってトータルに「食を作り出す力をつける」事の大切さを
今後も伝えていきたいと思っております。
応援してくださった皆様に感謝の気持ちを込めて。。。
野菜ソムリエ 石館志保子
■■■■果樹ですてきな庭づくり（主婦と生活社出版）価格１５７５円（消費税込み）
家庭でも育てやすいフルーツの栽培とレシピの紹介本。この本では“フルーツをおかずにとりいれたレシピ”や「いしころとまとの花野果村」ブログで人気だった“果物の保存品”など、果物レシピ・アラカルトをご紹介しております。■■■■■■■■■■■
■■■■公益社団法人日本監査役協会刊行「月刊監査役」に、コラム「いしころとまとのベジフルこぼれ話」のタイトルで2013年から2014年まで執筆。
書店からも注文できます。定価1200円。毎月25日発行。■■■■■■■■■■
■■料理教室「花野果村キッチンガーデンは、庭で栽培している旬の野菜や果物、ハーブをとりいれた自然体のお料理教室です。料理だけにとどまらず、簡単な野菜栽培から～旬菜薬膳クッキング～保存品の作り方までと多ジャンルでのお料理教室となっております。野菜ソムリエアワード2014認定料理教室部門にて金賞受賞しました。料理教室は自宅（仙台市西部）で毎月開催しております。又、出張料理教室（５人以上）も皆様のご希望に合わせて承っております。お申し込みはishikorotomato@@gmail.com (@を一つ取って宛名に貼付けしてください)まで,ご連絡をお願い致します。
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いしころさんならかなり良い所まで行くと信じていました。
しかし凄いことですね 期間は短いとはいえ日々の積み重ねが結果として出たんですね！！！
震災によって色々な事があっても タダでは起き上がらない雑草精神ですかね！（笑）
「植で食が更に！楽しくなる」このコンセプトが良いですね！
オイラもプランター菜園を少しかじって楽しさも教えてもらってこれからは時期も良いので 去年よりは少しチャレンジして行きたいです！
今は山菜採りで忙しくなってきてますが
師匠を見習って頑張る所存です（笑）
これからも頑張ってくださいね！
遠くから応援してますよ！
私はきっといしころで、雑草なのね。
田舎道がとっても合うんだと思います。
山菜の時期到来ですね。
わたくしは今日、裏庭でわさびを収穫して
さっとお湯を掛けて、辛いわさびを楽しみましたよ。
ぜひとも菜園生活楽しんでください。
身近なところから収穫できる生活はとっても幸せな事だと
思います。
優勝ということは日本一ですね～
本当にすごいことです。
多分、お互いにとんでもない食いしん坊なのですが、（笑）
より健康的で、自然のもの身近なもので食を工夫して
楽しむ姿勢が皆さんにも伝わったのだと思います。
これからますます忙しくなるかもしれませんが、無理せず
楽しんでご活躍されることをお祈りいたします！
ハイ、確かにabuさんと同じですごい食いしん坊。
この世に生まれてきたのは、やることやった後の美味しいものを食べるため。。。と思っております。
自然のものを自分で収穫したり、山から採ってきたり
海で釣ったり、、、
心の奥底にある原始的な欲求が満足されますよね。
はい、ありがとうございます。
余り生活は変わらないと思いますが、
体がしんどくなってきた年頃なので
気をつけていきますね。
改めましておめでとうございますと共にありがとうございました。
宮城コミュの方々ともお付き合いいただき、楽しく刺激的な週末でした。
皆様にもよろしくお伝えください。
私も「伝えること」にもっと力を入れて、伝える力をつけられるよう日々精進したいと思います。
ちょっと間があいちゃうかもですが
次回、お会いした時に改めてお祝いしますね。
感動で鳥肌たっちゃった！
そうそう、そうだったと読みながらうなずいてしまいました。
いしころさんのおかげで、私も刺激をうけて生活してるし楽しいです。
ますます活躍の場広がると思いますが、身体に気をつけて活動してね。
これからも、よろしんこ！
アワードの翌日もみんなと楽しい一日でしたね。
こちらに来た時には、宮城のお祭り大好き連中も（笑）
お誘いしますね。
伝える力、これからどんどん付いていきますよ。
ブログでもすでに情報発信してますし、これから料理教室も大きく展開することと思います。
期待してまっせ！
そう、わたしとしんこさんはお互いに刺激をしあって
若さを保っている２人ですから。
Tー１グランプリも二人で受賞したしね。
しんこさんにはいっぱいお野菜いただきながら
ブログにアップする機会も逃してしまって
お腹の中にすべておさまっちゃいました。
なかなかブログアップする時間もなくなってしまい
体もつかな～～
虚弱体質のわ・た・し。。。
野菜ソムリエアワード全国大会
野菜ソムリエ協会認定料理教室部門
やった～～。日本一
優勝おめでとうございます。
やっとパソコン出来る様になりました。
嬉しいニュースですね。
写真のお顔みていると・・・嬉しそうなトマトさん
こちらまで嬉しいです～～。
これからますます忙しくなりますね。
日本一、、おこがましくって、、恥ずかしいです。
この時はうれしくって、ちょっと泣き笑い顔でしたのよ。
今からすでに忙しくなってきました。
体大丈夫かな～