ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

ルネ・ファンのルネ・ファンによるルネ・ファンのためのルネ・ブログ シマ姉のルネ・データ・バンク

ルネと秀樹の友情③

2013年10月05日 | ルネと西城秀樹
 今日は息子の小学校の運動会だったのですが、台風23号の影響による天候不良のため明日に順延になりました。そのため、予約投稿していた記事の最初の部分を書き換えています。

 今年の運動会を、熱中症対策のために例年より2週間遅らせることは、すでに昨年度末に決定していました。今年の残暑はすでに収まって朝晩涼しくなり、運動会を行うにはちょうど良い気候になっていたのですけれど…。
 よく考えると、ルネの来日のあった1974年当時、私たちルネ・ファン世代の運動会は、10月10日だった体育の日か、それに近い平日に運動会を行いました。いつから9月になったのかは記憶していませんが、わが県の中学校の運動会は、現在、9月の第1土曜日に実施する学校が多いようです。夏休み明けの残暑厳しい中、一気に練習しての実施は、夏休みボケと暑さで疲れた体にはきついものの、終わってしまえば後は勉強に集中できるので、かえって良いのかもしれません。
 話はそれましたが、明日も早起きして、主人は場所取り、私はお弁当作りです。小学校最後の運動会なので、親としては気合を入れて応援に行って来ます。今週ずっと風邪気味だった息子も、いつになくやる気満々だったので、今日は体調を整えて、明日も頑張って欲しいです。


 そして今回は、「ルネと秀樹の友情」のその3です。
 前回の予告通り、『傷だらけのローラ』を熱唱する西城秀樹に惚れ込んだルネとギー・クルティエ氏が、西城氏をカナダで売り出すプロジェクトのために動き出します。


アイドル情報
=西城秀樹がルネの友情にこたえて
『傷だらけのローラ』をカナダで発表=


『ローラ』をフランス語で

 この会談でクルティエさんは、ヒデキの生のステージをぜひ見たい、と希望したが、ちょっと時期が悪かった。
 それではと、8月3日に大阪球場で開かれた熱狂のコンサート『ヒデキ・イン・スタジアム』の資料、写真、テープなどを渡すことにした。
 もし、ルネやクルティエさんが、ヒデキの歌に2万人の女性ファンが陶酔し、エキサイトしたあの日のコンサートを見たら、どんなに感動したことか。
 クルティエさんはこういう。
「『傷だらけのローラ』の歌詞をフランス語に訳し、サイジョーをカナダへ呼んで、レコーディングさせたい。ルネの住んでいるケベック地方には、フランス系カナダ人が多く、みなフランス語を話している。
 そのほか、フランス本国やベルギー、スイスなどでも、このレコードはきっと歓迎されるだろう。サイジョーの表現力は国際的なレベルだし、必ず世界に通じるタレントになれると思う。世界各国で彼のレコードを発売することも可能だ。」
 話はいよいよ煮詰まって来た。
 クルティエさんはカナダへ帰ったらさっそく”ローラ”を仏訳し、譜面をヒデキに送り届けようと、約束した。
 ヒデキも、まだフランス語にはツヨくないが、
「シャンソンは好きだったし、これからマスターしたい。”ローラ”はフランス語のソフトなムードにぴったりの曲だと思うんです。
 いまのところ、カナダで発売するレコードは、A面をフランス語、B面を日本語で吹き込む予定。『傷だらけのローラ』を外国の人たちにも聞いてもらえるのはすごく楽しみですね。
 ルネ君とはすっかり仲よくなったし、クルティエさんもりっぱなマネージャーで、今度の話が具体的になったのはラッキーだと思ってます。やる以上は、みんなの期待にそむかないように、一生懸命がんばらなくちゃ」
 と、固い決意の色を見せる。
『ローラ』の仏訳はまもなく届くだろうし、レコーディングの準備も進められる。問題は、ヒデキがいつカナダに行けるか、というスケジュール調整にある。
 秋から暮れにかけては、1年中で最も忙しいシーズンだ。あるいは何かの都合で時間が取れたとき、電撃的にカナダへ飛んでレコーディング、ということになるかもしれない。


 西城秀樹氏の「傷だらけのローラ」の仏語版は、1975年1月17日にレコーディングされ、2月15日にカナダ他、フランス、スイス、ベルギーで発売されました。
 そして、ルネの3回目の来日は1975年1月7日から20日までの14日間。ルネの来日に合わせたようなレコーディング日程は、ルネが秀樹のレコーディングに立ち合うためなのでしょうか? また、ルネの通訳を務めていた道上雄峰氏がフランス語の指導もしていたようです。この来日には、秀樹の才能に惚れ込み、カナダで売り出すことを決めた、当のクルティエ氏ではなく、ルネ・アンジェリル氏が同行していました。この記事では秀樹がカナダへ飛んでレコーディングを行うかもしれないと書かれていましたが、ルネの歌唱指導もしていたアンジェリル氏が、ノーベル・レコードから一任されて、仏語版のレコーディングに立ち会ったのかもしれません。

 下は過去ログで紹介した『月刊明星』掲載の記事。余談ですが、ルネの髪を金髪と記憶している方が結構います。この写真だとかなり明るい色に写っているので、これだけを見たら勘違いしてもおかしくないですね。

 そして、次回は「ルネと西城秀樹の友情」の最終回『夢はさらにふくらんで』です。別のカテゴリの記事で紹介した、西城秀樹氏の『傷だらけのローラ』についてのYouTube映像や雑誌に掲載された記事も一緒にまとめ、再度紹介していますのでお楽しみに!



●あこがれのヒデキサン
ルネと秀樹がツヨーイ友情で結ばれてること きみたち知ってる 全身エネルギーのかたまりとなって表現する秀樹の力唱にルネが感動 秀樹もルネの美しいボーイ・ソプラノに魅了されたのです
「『傷だらけのローラ』を外国にいっぱい紹介するよ ふたりで舞台に出よう」と約束 来年のお正月また会おう ルネ!



       ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪


       cloverシマ姉のグリーンライフclover

 今週金曜日の職場のパッションフルーツ♡ 次々に花が咲き、なかなか全部は受粉がうまくいかないものの、実が生り始めました。植物栽培が趣味の上司の家にもあり、昨年秋にも生って熟したとのこと。霜が降りる前に収穫し、鉢に植え替えなければ…!!
 また、プチトマトのこぼれた実から芽が出て、どんどん成長しています。昨年実験的に鉢に植え替えたものは、冬には花が咲き実をつけたので、こちらもどうしようか思案中です。

            cat猫アスカ通信cat3

 まだまだ腕白なシマ姉家の愛猫アスカ。去勢手術したこともあって、この角度だとかなりお腹周りがポッチャリに見えます。 久しぶりに猫ハウスでまったりしているところです。 
 最近は朝晩冷え込むようになったので、早朝の散歩はやめて、誰かの布団の上や中でぬくぬくするようになりました。その分家の中で運動会しています★ また、家族の見送りと出迎えを、スリスリしながらするようになって、可愛さも増しました。息子の言葉を借りれば、「猫のいる生活って、癒される~symbol1」な毎日を送っています。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする