今日はイースター(復活祭)
新年度が始まり、新社会人は新しい生活が始まって初めての週末。学生は新学期を迎えている人も多いことでしょう。入学式にドキドキワクワクしている新入学生の、真新しい制服にまだまだ着られている感じの初々しさは微笑ましいですよね
Facebookでは、Musee Simardのシャンタルさんが、天井の水漏れ被害で中断を余儀なくされていた、彼女のシマール・コレクションの公開を再開しました 現在、シャンタルさんのMusée René et Nathalie Simard - Collection Chantal Mandeville とジゼル・ソフィさんのPassion René Nathalie et Régis Simardと共に、私の「ルネ活」であるルネ・ファン・グループ「Condor, c'est toi : pour René Simard」で、ルネの画像や映像がほぼ毎日投稿され、日本のファンが見たことの無いものもたくさん楽しめるようになっていますよ(^^♪ 私もファン・グループを開設した時に立てた目標「開設1周年までは毎日1記事投稿」を継続中です! メンバーさんたちからの画像やコメントの投稿もたくさん寄せられ、メンバーも780人を超え、毎日とても充実しているシマ姉です
そして遂に、ルネが監督を務めるミュージカル「La famille Addams アダムス・ファミリー」の公式ポスター、配役の画像と映像が公開されました
アレクサンドラ・シカール Alexandra Sicard (𝑴𝒆𝒓𝒄𝒓𝒆𝒅𝒊)、リタ・タッバフRita Tabbakh(𝑴𝒐𝒓𝒕𝒊𝒄𝒊𝒂)、リュク・ゲランLuc Guérin (𝑮𝒐𝒎𝒆𝒛)、ウィリアム・ベルニエWilliam Bernier とレオポル・ラフォンテーヌ Léopold Lafontaine(𝑷𝒖𝒈𝒔𝒍𝒆𝒚はダブルキャスト) 、クレール・ジャック Claire Jacques (𝑮𝒓𝒂𝒏𝒅-𝒎𝒆𝒓𝒆)、トミー・ジュベールTommy Joubert (𝑶𝒏𝒄𝒍𝒆 𝑭𝒆𝒕𝒊𝒅𝒆)、ドミニク・ロランジュDominic Lorange (𝑳𝒖𝒓𝒄𝒉)はアダムス ファミリーの中核を完成させます。 そして、シモン・デュフレーヌSimon Dufresne、アーティストのエリザベト・リヴェÉlysabeth Rivest - Artiste とシルヴァン・スコットSylvain Scottが、メルクルディ𝑴𝒆𝒓𝒄𝒓𝒆𝒅𝒊(英語版ではウェンズデイ)のボーイフレンドとその両親役を演じます💥
10月19日より l’Espace St-Denis サン・ドニ劇場で、最高にエキセントリックなひとときをお過ごしください💜 チケットは現在、www.lafamilleaddams.com. で入手できます。
𝙇𝙖 𝙛𝙖𝙢𝙞𝙡𝙡𝙚 𝘼𝙙𝙙𝙖𝙢𝙨 は何十人ものアーティストやミュージシャンを頼りにすることができ、それぞれが次よりも素晴らしいです。ついに完全なディストリビューションをお届けします💜
映像は「Watch | Facebook」または「La famille Addams アダムス・ファミリー」の公式ページでご覧ください。役に扮した俳優たちや、監督として指揮を執るルネの様子もご覧いただけますよ!!!
公式ポスターが公開され、配役も発表され、いよいよ台本の読み合わせや立ち稽古が始まりますね! ルネの監督としての手腕に期待し、このミュージカルの成功を祈りましょう
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さて当ブログは、先週でルネの53枚目のアルバム「Condor コンドル」の収録曲11曲全部の紹介が完了したので、ちょっと一息しようと思っていたら、ルネの「La famille Addams アダムス・ファミリー」情報が舞い込んで、その紹介が長くなりましたが、今回のメインは今までの記事のまとめです(^^♪
53枚目のアルバム「Condor コンドル」は、ルネが提示したコンセプト(概念)をもとに、完全オリジナル曲で作られています。
構成を考えると、まず、「10歳の子供の自分と、大人になった自分とを類推したかった」という「Condor コンドル」から始まり、ルネの成長や経歴に沿って構成され、最終的に、デビュー50周年をみんなで祝いたかったルネが、友人や家族たちの大切さを歌った「Tu n’as pas seul あなたは一人じゃない」で完結しています。「Condor コンドル」は、デビュー50周年と還暦を迎えたルネが、今までの人生を振り返り、ルネの経歴を歌で表現した集大成のアルバムなのです。
しかし、私は最初、ルネの完全オリジナル曲によるアルバムであることを喜んだものの、何故ソロではなくデュオなのか、小冊子をきちんと訳すまで疑問に思っていました。また、リサイタルやTV番組で歌う時に困るのではと心配しています。もちろんルネ単独でも歌えるでしょうし、デュオはその歌を歌った歌手本人でなければならないという訳でありません。
今年は舞台俳優として『Le Dîner de cons 奇人たちの晩餐会』に出演し、舞台監督としてミュージカル「La famille Addams アダムス・ファミリー」を指揮し、9月までに孫が3人になる62歳のおじいちゃんとして忙しくなるルネ。その上、ドゥニーズ・フィリアトゥローとチームを組み、大きなミュージカルのプロジェクトが進行中ですので、歌手活動は当分の間お預けかしら? それとも「09 Un monde à nous 私たちの世界 en duo avec LUCE DUFAULT」の最初にある「忘れてしまう 歌の時間を」という歌詞は、歌手として活動する時間もないほど様々なことにチャレンジしている現在のルネのことを指しているのだろうか・・・と思ったりしています。
過去ログのまとめとして今回の記事を書きました。もう一度最初から、アルバムに収録された11曲を聴いて、ルネのこのアルバムに注いだ想いと情熱を感じていただければ幸いです。
ルネの53枚目のアルバム「Condorコンドル」の小冊子より
「このデュオ アルバムのコンセプトを皆さんに紹介しようと思ったのは、私が心から尊敬する友人たちとこのお祝いを分かち合いたかったからです。 彼らは皆寛大に受け入れ、例外なく自ら仕事に加わってくれました。 私はそれが私の存在の核心に触れていることを認めなければなりません。」と語るルネの、このアルバムに込めた思いと、彼を支えてくれた家族や友人への感謝の言葉が綴られています。
01 Condor コンドル en duo avec BRUNO PELLETIER
「10歳の子供の自分と、大人になった自分とを類推したかった」とルネは語っています。小さな『鳥L'oiseau(歌詞ではツバメ l’hirondelle)』と巨大な『コンドルCondor』を、デビュー当時の自分と現在の自分に照らし合わせて歌詞に表現した歌です。
02 Les jours meilleurs より良き日々 en duo avec BRIGITTE BOISJOLI
「子供時代の終わりはいつも早すぎます」と、子供時代を振り返り、より良き時代、より良き日々を望む歌です。
03 Chacun sa vie それぞれの人生に en duo avec COREY HART
還暦を迎えたルネが、60年の人生を振り返って、人とのかかわり方や友人たちとの交流、忘れがたい想い出について語った歌。それは『友情』や『愛』についてだったり、『人生における選択』だったりします。そして、どんなことが有ったとしても、希望を失わずに自分の道を進むことが大切であると、爽やかに、力強く歌い上げています。
04 Rêver encore また夢を見る en duo avec VERONIC DICAIRE
人生は夢が無ければ価値の無いもの。いつでも夢を見ることを忘れずに、明日を信じて生きることの大切さを歌った歌です。
05 Quand la musique joue 音楽が流れるとき en duo avec GREGORY CHARLES
ルネもルネの家族もまた音楽に救われました。「音符が子どもの自分の頭の中で目を覚ます」、「音楽が流れる時はいつも、傷ついた心を和らげ人生を美しくする」、「それは音楽 すべてを実現させる」と歌われています。それは、幼い頃に音楽と出会い、10歳で歌手としてデビューしたルネの、音楽への思いと、今までの人生を歌っている歌です。歌詞の中の「彼女」は、「la musique音楽」であり、妻マリー=ジョゼともとらえられます。
06 Les prochains pas 次の一歩 en duo avec MARC HERVIEUX
次の一歩を踏み出す勇気、踏み出すことの大切さを歌っています。息子オリヴィエと娘ロザリーのための歌と思われます。
07 Plus fort より強く en duo avec SYLVAIN COSSETTE
この歌は、同じ経験をしたシルヴァン・コセットと、お互いの父親について話しながら作られた歌詞です。自分自身が「より強く」なることで、一度壊れた関係を修復することが出来た、亡き父ジャン=ロック・シマール氏に捧げる歌です。(最初私は、妹ナタリーについての歌と考えていましたので、記事も訂正してあります。)
08 Tout pour le tout すべてのために en duo avec MARIO PELCHAT
笑顔を絶やさず何事にも前向きに取り組み、挑戦し続けてきたルネの心情を歌った歌です。
09 Un monde à nous 私たちの世界 en duo avec LUCE DUFAULT
「60歳になった今、私は自分たちの社会を判断することなく、それを理解しようとしています。 この前向きな世界観を守ることが重要だと思います。 それは私が前進することを助けるのです...」と語り、世界を受け入れ、前向きに生きていこうとするルネの歌です。
10 Déjà dix ans もう10年 en duo avec MARINA ORSINI
この歌は、マリーナ・オルシーニとお互いの母親について話すことによって作られた歌詞であり、今でも愛してやまない亡き母ガブリエル・ラベに捧げる歌です。母が亡くなって10年経っても母を恋しく思い、母の想い出を懐かしむ気持ちが切々と語られています。
11 Tu n’es pas seul 君は一人じゃない en duo avec GREGORY CHARLES他
60年の人生の中で得た大切な友人や家族、このアルバムの制作に携わってくださってたくさんの友人たちへの尊敬と敬意を表したかったルネが、どんな辛い時でも、一人一人は違っていても、「君は一人じゃない 誰かが君の声を聞いているよ」、「一緒なら 僕たちはいつでも もっと強いのだ」と、全世界の人々を、そしてルネ自身を勇気づけるエールです。
11曲すべてをお楽しみいただけたでしょうか?
これらが、ルネのコンセプトによって構成され、作られたそれぞれの曲のテーマなのだと、私が曲と小冊子のメッセージを翻訳しながら感じたことをまとめたものです。ルネのデビュー25周年以降のアルバムで、歌詞をすべて訳したのはこのアルバムが初めて! この達成感は半端ない(^^♪
次回からは、このアルバムにセットされたバイオグラフィー本、「60 ans et déjà 50 ans de carrière」の翻訳に入ります。既に翻訳して紹介したデビュー50周年記念誌には書かれていない内容が含まれていることに期待しているシマ姉です。