ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

ルネ・ファンのルネ・ファンによるルネ・ファンのためのルネ・ブログ シマ姉のルネ・データ・バンク

ルネの笑顔で良い年越しを♪

2010年12月31日 | ルネの画像


素敵なルネの笑顔で
今年1年の疲れを癒してください♪



♪今年のルネと当ブログの10大ニュース(順不同)♪

1 ブログ開設5周年目を迎える
2 ルネ記事400達成
3 ルネ本完成
4 第1回オフ会「ルネ・シマールの想い出を語る会」
 開催
5 ジゼルさんを通じてルネにマイ・メッセージ届く
6 facebookで日本とカナダのファン交流
7 ルネ・シマール監督のシルク・ド・ソレイユのショー
 来年夏に延期
8 ルネの父ジャン=ロック・シマール氏逝去
9 日本語オンリーでカナダのCDが買えるサイト発見 
10 シャンタルさん、マリエルさんのYouTube
 チャンネル削除



 そして、こちらが今年最高の「自分にご褒美」、念願の「ルネ本」です。モノクロ・スタンダード版全5冊。カラー・ハードカバー版全11冊が年明けに届きます。
  

 今年は人事異動で職場も仕事内容もが変わり、新部署立ち上げや企画運営で忙しい年でしたが、その中でブログの目標だった「週末1記事」と「ルネ・シマール、オンリー」のブログを貫いてくることができました。ルネ友のみなさん、当ブログにいらしてくださっているみなさん、来年も頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 良いお年をお迎えください。

            shimazaki rune


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Joyeux Noel !

2010年12月25日 | クリスマス

Joyeux Noel !
Merry Christmas!



 クリスマスは、イエス・キリストの誕生を祝うお祭りです。
 12月25日がクリスマス。12月24日はその前夜で「クリスマス・イブ」と呼ばれ、最も華やかな行事が催されます。アメリカでは家族や恋人同士で過ごすのが一般的のようです。ですから日本のクリスマスはアメリカ式と言えますね。カトリックの影響の強い国や地域では、教会へクリスマスのミサに家族で出かけるようです。


  ▲キリスト降誕の図

 現代では、サンタクロースがクリスマスのシンボル的な存在になっています。サンタクロースのモデルはイエス・キリストではなく、聖ニコラウスという教父(もしくは聖人)の聖ニコラウス(セイント・ニコラウス)で、オランダ読み「シンタクラース」が語源とされているそうです。本来は、サンタクロースを祝う祝日は12月25日ではなく、聖ニコラウスの命日の12月6日でしたが、現在の日本ではキリストの生誕を祝うクリスマスと一緒になっています。現在でも、世界各国では、それぞれの宗教や暦に基づき、クリスマスに関する祝日や、聖ニコラウスに関する祝日の日にちにずれがあるそうです。ちなみ、に仏語でサンタクロースは「プティ・パパ・ノエルPetit Papa Noel」「ペール・ノエルPere Noel」です。

▲クレッシュ(キリスト誕生群像)

 キリスト教の中でもカトリックの影響の強いイタリア、ポーランド、フランス、スペインなどでは、クリスマスは12月25日に始まり、1月6日の公現祭に終わります。クリスマスの飾り付けはクリスマスの4週間前の日曜日から待誕節のアドヴェントリースクレッシュ(キリスト誕生群像)を飾ります。そして、アドヴェントリースのキャンドルに1本ずつ火を灯し、クリスマスに4本全部に火を灯します。クリスマス期間は12月24日から公現祭までで、飾り付けは1月6日を過ぎてから取り払われますが、クレッシュはフランスでは2月2日の聖母のお清めの祝日まで飾るそうです。クリスマス・ツリーについては、クリスマス商戦に向けてか、もっと早くから飾りつけられていますが、家庭ではどうなのでしょう。

      火を灯したアドヴェントリース


 さて、今回は、記事の最初でも紹介したルネ・シマールの”Les Anges dans Campagnes(荒野の果てに夕日は落ちて)”に続き、クリスマス画像とYouTube映像を紹介いたします。YouTube映像でルネのクリスマス・ソングをお楽しみください。”Minuit Chretien(さやかに星はきらめき)”、”Triste Noel”、”VivleVent(ジングル・ベル)”、”Norl Blanc(ホワイト・クリスマス)”及び前出の”Les Anges dans Campagnes(荒野の果てに夕日は落ちて)”の仏語詞と和訳及び日本語詞は、カテゴリ「クリスマス」でご覧ください。



▲ケベックの歌手によるクリスマス・アルバム
 暖炉の上にクリスマス・リース。モールと大きな靴下が暖炉に飾ってありますね。


▲暖炉の中ナタリー

               ▲シマール一家のクリスマス

Rene Simard Holy Night/Minuit Chretien
 讃美歌「さやかに星はきらめき」

Rene Simard - Triste Noel 

Rene Simard 4 

♪Rene Simard 5


<ルネがクリスマス・アルバムで歌った曲>
 セリーヌのYouTube映像は仏語と英語の歌詞字幕付きです。

Celine - Album 2 Track 4 - Sainte nuit
Celine - Album 2 Track 5 - Les Enfants oubliés
Petit Papa Noël - Celine Dion Lyrics - YouTube
Céline Dion - Happy Xmas (War Is Over) (Official Audio) - YouTube
John Lennon - Happy Christmas [War Is Over] (SUBTITULADA) - YouTube


 ルネのクリスマス・ソングはいかがでしたか?ルネ友のみなさまも、楽しいクリスマスをお過ごしください。

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ファン・クラブのクリスマス特集号

2010年12月18日 | クリスマス


 今週木曜日は関東地方でも雪が降り、職場の花壇で咲いていた夏の名残のひまわりも、ついに寒さでしおれました。今年は例年になく暖かい日が続いていたので、まだスタッドレスタイヤにはきかえていなかった私は少々慌てましたが、積もらず、翌日の路面凍結もなかったので助かりました。

 12月に入ると出窓に小さなクリスマス・ツリーを飾っています。今年は手作りのクリスマス・リースも飾ってみました。玄関に飾りたいのですが、今のところは出窓に吊り下げています。


 このリースは、サツマイモのつるを輪にして乾燥させたものにシルバーのスプレー塗料を吹き付け、同様に銀に着色した松ぼっくりと落ち葉、100円ショップで購入したオーナメントとビー玉をグルーガン(ホットボンド)で付けた、簡単で安上がりな手作りリースです。銀色なのでホワイト・クリスマスっぽいでしょう? 赤、緑、青、黄のビー玉がシルバーの中で輝いてきれいです。下のバラに見える飾りも松ぼっくりの一種。スプレー塗料を使っているため、湿気に強く退色しないので何年も楽しめますよ。

 
 画像をアップするにあたって、「クリスマス・リース」について調べてみました。

 イエス・キリストの誕生を祝うお祭りであるクリスマスには、クリスマス・ツリーをはじめ、花や葉で輪を作ったクリスマス・リース(christmas wreath)をドアなどに飾ります。クリスマス・リースは、キリストの血を表わす赤、常緑樹に象徴される生命力を表わす緑、純潔を表わす白を用いて作られることが多いようです。輪の形は「はじめも終わりもなく、永遠に続く神の愛」を表しています。リースに使用する月桂樹や柊の葉には殺菌・抗菌作用があり、玄関に飾って魔よけにしていたといわれています。また、日本のしめ縄やお正月のしめ飾りと同じように、新年の幸福や豊作を願って玄関を飾るという説もあり、リンゴや松ぼっくりをリースに飾るのはそのためです。さらに、クリスマスの4週間前の日曜日からキャンドルに1本ずつ火を灯し、クリスマスに4本全部に火を灯す待誕節のアドベントリースもあります。アドベントリースは置いて使用されるものです。クリスマス以外では、儀式の時に頭につける月桂の冠や、棺の上に飾られるの花環もリースの一種で、起源は古代ローマ時代と言われています。
 ケベックはフランス系カナダなので、フランス式に、玄関に飾るリースは「couronne de bienvenue(ウエルカム冠)」や「couronnes de Noel(クリスマスの冠)」と呼ばれ、アドベントリースも「couronne de l’Avent(待誕節の冠)」で、ロウソクは光と火を象徴する赤を使う伝統が受け継がれているかもしれません。 

<クリスマス・リースの色>
・緑:常緑樹の色で永遠の命・神の永遠の愛を表した色。"クリスマスツリーに使うもみの木・ヒイラギなど"
・赤:イエス・キリストが流した血の色、神の愛の色。"サンタクロース・リンゴ・ヒイラギの実・ポインセチアなど"
・白:聖母マリアの純潔、クリスマスに降る雪の色。
・金:祝福にかけつけた東方の三賢人の中の1人が贈った金の色。


 ▲アドベントリースOlga Dubbersteinさんのアルバムより

 さて今回も、前回に続いてカナダのファン・クラブ会誌の中から画像を紹介していこうと思います。まずはクリスマス・シーズンなのでクリスマス・ケーキから…。

       ▲和訳:この美味しいお菓子「サパン・ド・ノエル」を飾り付けよう


 クリスマス・ケーキというと、フランスではロールケーキで薪を模した「ブッシュ・ド・ノエル」が有名ですが、カナダのファン・クラブ会誌では、Sapin de Noel サパン・ド・ノエル(クリスマスの樅の木:クリスマス・ツリー)」というケーキが紹介されていました。色を付けたクリームで樅の木を模して作ったカラフルなケーキです。「ブッシュ・ド・ノエル」についていえば、『クリスマスの12日間』に暖炉に大きな丸太を使い、燃え残った薪があるかどうかで来年の運勢を占っていたそうです。その薪をかたどったケーキなのですね。
 日本ではクリスマス・ケーキといえばデコレーション・ケーキが主流ですが、このようなケーキは日本だけだそうです。例えば、ドイツではクリスマスといったらケーキではなく「シュトーレン」というパンが一般的。 クリスマスを待つ4週間のアドヴェント期間に少しずつ食される旧東ドイツのドレスデンが発祥のお菓子パンです。 また、最近では日本でも知られるようになった「パネトーネ」はイタリア・ミラノの伝統的なパンで、クリスマス前の4週間に各家庭で焼いたものを親族や友人に配る習慣があるのだそうです。イギリスではドライフルーツと牛脂を混ぜ込んで洋酒を利かせた「クリスマス・プディング」や「ミンス・パイ」が伝統的なクリスマスのお菓子です。
 世界の様々なクリスマス・ケーキもいいけれど、我が家は生クリームとフルーツがこれでもかとタップリ入った、果物が大好きな息子お気に入りのケーキ屋さんのクリスマス・ケーキ以外は考えられません(笑)。


▲ハンサムに成長したルネ・シマール


 ▲スケート競走のためにスタートラインにつくルネとナタリー

▲ナタリーが歌うヒット曲「Dance du Canard(アヒルのダンス)」に合わせて踊るルネとクルティエ氏

          ▲スタジオのルネとナタリーとクルティエ氏

 クリスマスが近付くと、当ブログの検索ワードのトップ3が「ルネ・シマール」関係から「ホワイト・クリスマス」、「歌詞」、「和訳」に変わり、アクセス数も何割か増えます。「ホワイト・クリスマス」についての記事は、ルネが13歳の時に仏語と日本語で歌った同曲の歌詞を取り上げて、「仏語版」と「日本語版」の2つ記事を書いたきりだったし、「ホワイト・クリスマス」で検索しても、一向に当ブログはヒットしなかったので、ここ何年も、どこから検索されてくるのか疑問に思っていました。そしてついにYahoo!で「ホワイト・クリスマス歌詞和訳」を検索したところ、2ページ目に過去ログ「”ホワイト・クリスマス”日本語版」を発見。ここから来てたのですね。たとえ別の検索ワードで当ブログにたどり着いたとしても、ルネ記事を楽しんでいって欲しいです。

※過去ログ「”ホワイト・クリスマス”日本語版
 その他のクリスマスの記事は、カテゴリ「クリスマス」でご覧ください。

 また、トップ・ページでリンクさせていただいている音泉ブログさんのサイトで、ルネの「ミドリ色の屋根」にコメントを入れてくださった方からのリクエストに答えて、ファースト・ライブ・アルバムの「廃墟の鳩」の音源をアップしてくださいました。現在カナダのシャンタルさんの音楽サイトbeboでは、曲を聞くことが出来ない状態が続いているので、同曲をお聴きになりたい方は是非こちらでお聴きになってくださいね♪

廃墟の鳩(LIVE)ルネシマール: 音泉ブログ (seesaa.net)
 ルネの曲・アップありがとうございました♪

 そして、以前から紹介していました日本語オンリーでもカナダのCDやレコードが購入できるネット・ショップ・サイトに、ルネのデビュー25周年記念誌が出品されました。17.42ユーロ、日本円で1,935/38円です。よろしかったら如何ですか?

アーティスト Rene Simardの商品 (cdandlp.jp)

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ルネのクリスマス・ツリー

2010年12月12日 | クリスマス
 息子はサンタさんから何をクリスマス・プレゼントにもらうかまだ悩んでいます。せっかくだから「ずっと長く使えるものを」と考えているようです。私へのリクエストはクリスマスに渡されなくても良いもの(手縫いせねばなりませんが…★)なので慌てず済みますが、早く決めてもらわないと、いろいろと準備する方は大変です。皆さんのご家庭では如何ですか?





 さて今回は、カナダのルネ・シマール・ファン・クラブ会誌のクリスマス特集号から「ルネとナタリーのクリスマス飾りの作り方」を紹介いたします。

▲特集記事のトップページ


 タイトルの直訳は「私たちのように あなたのツリーを飾ろう」と題し、ルネとナタリーの国際的なクリスマス・ツリー」の作り方を紹介しています。

 ちなみに、ルネが第3回東京音楽祭世界大会でグランプリとフランク・シナトラ賞を獲得し、アメリカやフランスでも活動し始めた1974年のクリスマスには、フランスに飛行機でクリスマス・ツリーを贈っています。そしてその年、「世界中のクリスマス」というタイトルのクリスマス・アルバムをリリースし、仏語と日本語の「ホワイト・クリスマス」やイタリア語の「アヴェ・マリア」、英語の「まきびと羊を」等を歌っています。

 また、ルネが1回目に来日した時、七夕の話に興味深く聞き入っていたという記事がありましたが、”LANTERNES DU JAPON(日本の提灯)”というのは日本の七夕飾りです。写真ではラッピング・ペーパーを使っているようです。写っている手はルネの手なのかしら?
                                                
▲クリスマス飾りを作っているルネとナタリー

▲”LANTERNES DU JAPON(日本の提灯)”


 クリスマス・ツリーというと「もみの木」を使うのが一般的ですが、北米ではバルサムモミ、フレーザーモミ、グランディスモミ、ヨーロッパアカマツ、カナダトウヒ、コロラドトウヒ、アメリカトガサワラなどを用いることが多いそうです。常緑樹が使われるのは、冬の間も緑を保つため強い生命力の象徴とされたから。また、『クリスマスの起源』(O.クルマン著)によれば、中世の聖夜の降誕祭の序幕において行われた、アダムとイヴの堕罪の舞台劇で使われる「知恵の樹(善悪の知識の樹)」として、冬に葉が落ちてしまうリンゴの木の代用に、常緑樹のモミの木が禁断の木の実を飾るために使用されたのが由来ともされています。

<ツリーの起源>
 クリスマス・ツリーの原型は、北欧に住んでいた古代ゲルマン民族の「ユール」という冬至の祭で使われていた樅(もみ)の木で、冬でも葉を枯らさずにいる樅は生命の象徴とされていました。こうした「祭を行う際に樅の木を飾る」という行為はドイツにも伝わり、キリスト教の普及と共にキリスト教との混淆が起こりました。

 そして、1419年にドイツのフライブルクでパン職人の信心会が聖霊救貧院にツリーを飾ったことが、クリスマスツリーをクリスマスに飾った最初とされています。1600年代のドイツ各地に記録が残され、ベルリンには1800年に伝わったそうです。イギリスへはヴィクトリア女王の時代に、女王の夫アルバート卿がドイツ出身であったため、彼のためにクリスマス・ツリーを飾って見せたことから、女王を通じて伝わったそうです。また、アメリカ合衆国の最初のツリーは1746年にドイツ移民によってに飾られました。その当時、アメリカ建国当初からいたイギリス系清教徒のアメリカ人から「クリスマス・ツリーは異教の文化だ」と断じられ、反発されたこともあったそうです。

 現在では、キリスト教徒が少ない日本のような国でもこの風習が根付き、ロシアのヨールカなど、日本の門松と同じく新年を祝うものも、クリスマスの時期から飾られているそうです。

<代表的なオーナメント>
♪ツリー・トップ(星、天使)
 ツリーの先端には、キリストの降誕を知らせたベツレヘムの星(Star of Bethlehem)にちなんで星が飾られます。イギリスなどではクリスマス・エンジェルという天使が飾られます。
♪リンゴ
 アダムとイヴが食べた知恵の樹の実を象徴したもので、現代ではクリスマスボールと呼ばれる飾りになっていることが多い。
♪キャンディケイン(杖の形をした飴)
♪ロウソク・電飾
 現代ではロウソクの代わりに豆電球などの電飾を飾る方が多い。
♪モール、ガーランド、リボン、ベル
 モールやガーランドなど金属光沢のある飾りをツリーに直接かけて飾りますが、ガーランドにはポップコーンを糸で通してつなげたものもあります。また、リボンやベルなどを糸で吊り下げます。
♪菓子類他
 箱入りのポップコーン、クッキー、ビスケット、ドーナツなど糸で吊り下げます。実物(クリスマスツリー用に販売されるものなど)あるいは実物を模したものや、雪を模した綿(スノーブランケット)や雪の結晶の形を模したプラスチック製の装飾(スノーフレーク)なども飾ります。

▲クリスマス飾りの作り方の紹介

・デンマークの飛ぶハート(左ページ上)
 …フェルトで作ったハートの飾り
・ドイツの「幸福の門」の鳥(左ページ中央)
 …フェルトで作った鳥の飾り
・ケベックのカーニバル人形(左ページ下)
 …毛糸を巻いて作った人形 男女両方あります
・アメリカのパッチワークのクリスマス・ボール(右ページ上の左)
 …発泡スチロールのボールにフェルトを付けた飾り玉
・日本の提灯(右のページ上の右)
・イギリスのヴィクトリア調ブーケ(右ページ下の左)
 …桜紙とペーパー・コースターの花束 イギリスではヴィク
 トリア女王を通じてツリーが伝わったそうですので、
 当時の飾りを再現したものなのでしょう
・色紙とポップコーンのガーランド(右ページ下の右)
 …ここではペーパー・ガーランドのみ 紙の輪をつなげ
 たり、ポップコーンを糸で通して鎖状にします
・メキシコの神の目(下の記事の下)
 …妻楊枝とひもで作ったお守り

▲手作りのオーナメントで飾ったクリスマス・ツリーを前に、プレゼントの包みを持って立つルネとナタリー


 身近にある毛糸やフェルト、桜紙や色紙を使って作るオーナメントは家庭で簡単に作れて、幼稚園や小学校でも利用できそうですね。みなさんも手作りのオーナメントを作って、オリジナルのツリーを楽しんでみませんか?
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ケベックのメープル・シロップ

2010年12月05日 | ルネ依存症の日々
 12月に入り、町並みにはクリスマスのイルミネーションが輝き、すっかり冬の装いです。なのに職場の花壇には、未だに夏の名残のひまわりが…★ 昨年こぼれた種から一足早く咲いていたひまわり。夏の終わりに第2弾の芽がかなり育っていましたが、咲く前に霜にやられてしまうと思っていたのに11月は満開で、地球温暖化の影響を強く感じてしまいました。



 facebookではハロウィーンが終わるとすぐにクリスマスに向けての画像が次々とアップされ、キリスト教最大の祭典であるクリスマスへの想いが伺えました。楽しいイベントには便乗して飛びつく日本人とは違い、キリスト生誕の聖なる日を祝うための準備を着々と進めているという感じです。…といっても、楽しむことが大好きな仏系カナダのケベックの方たちは、クリスマスを迎える前から盛り上がっているといった方が的確かも知れません。
 ここ数年、12月はクリスマス特集としてルネ・シマールのクリスマス・アルバムやルネが歌った曲、「ルネとカナダでX’masパーティー」等を紹介してきました。(カテゴリ「クリスマス」参照) 今年は仕事が詰まっているので、今年の夏に入手したカナダのファン・クラブ会誌のクリスマス特集号を紹介していこうと考え、昨夜画像をスキャナーで取り込みました。今回はメープル・シロップについての記事を予定していたため、サンタ(ペール・ノエル)がルネにプレゼントを渡している記事を紹介いたします。


▲和訳:今年ケベックの全ての子どもたちがサンタから贈られるプレゼント これはルネ・シマールのためだけのプレゼントです


ケベックのメープル・シロップ

 さて前回は、ママン・シマールのお料理レシピを紹介いたしました。
 実は、たまたま見つけた「どんな国? どんな味? 世界のお菓子⑥南北アメリカのお菓子」という本の中に、「カナダのお菓子」として紹介されたメープル・シロップ料理がありました。一緒に紹介しようと記事を仕込んだら、またまた長い記事になってしまったため、分けてして紹介することにしました。…ということで、今回はメープル・シロップとそれを使ったお料理のお話です。


▲シマ姉家の甘味料メープル・シロップ


▲カナダ旅行でお土産に買ってきたメープル・シロップのボトル


 私が2度目のカナダ旅行でメープル・シロップにはまったことは過去ログで書きました。 よってシマ姉家の甘味料は「メープル・シロップ」と「カナダ産はちみつ」♪ 
 ”René et Nathalie Simard au cœur de Québec”という番組の中で、ルネとナタリーがヒット曲”Tout si tu m'aimes ”を歌いながらサトウカエデの樹にぶら下げられたバケツに溜まった樹液を集め、精糖所(sucrerie)の馬車に他のお客さんと一緒に乗って精糖所が経営するレストラン(夏季限定)に行き、タフィーを楽しんでいるYouTube映像があります。「ケベックの心」というタイトルのとおり、この番組は、メープル・シロップだけでなく、ケベックについて取り上げた番組だったので、ケベックの代表的なスターであるルネとナタリーを起用されたのは言うまでもありませんね。

♪YouTube映像”René et Nathalie Simard - Tout si tu m'aimes”
http://www.youtube.com/watch?v=KezysMkNwl4
René et Nathalie Simard présentent leur chanson « Tout si tu m'aimes » dans le cadre de l'émission promotionnelle « René et Nathalie Simard au cœur de Québec »

※過去ログ「ルネ欠乏症解消旅行③」を参照 http://green.ap.teacup.com/rene_simard/88.html

※参考資料
「どんな国? どんな味? 世界のお菓子⑥南北アメリカのお菓子」
 監修・著:服部幸應/服部津貴子
 発行:(株)岩崎書店


 さて、カナダの特産品の中で最も代表的なものはメープル・シロップ。その生産量は、世界に出回るメープル・シロップの80%をカナダ産が占めているという程です。その中でもケベック州は一大生産地で、カナダ全体の92%を占めているそうです。
 それもそのはず、メープル・シロップ』は、カナダ開拓時代、先住民族を看病したお礼に作り方を教えてもらった修道女によってその製法がもたらされ、フランス人開拓者の間で広く作られるようになったのが最初とされているものです。ですからケベックは、メープル・シロップ発祥の地なのです。
 メープル・シロップの収穫は、雪がとけ始める頃に始まります。カナダの国旗にもデザインされているサトウカエデの甘い樹液は、夜は0℃以下、昼間は0℃以上になる時だけ採れると言われています。
 3~4月の収穫時期、メープル・シロップ農家は、家族みんなで大忙しになります。カエデの幹に管を刺し、樹液をバケツに集めるのが昔ながらの方法。最近ではシロップの加工場まで直接チューブでひく所も多くなっていますが、小さい子でもバケツを運ぶなどの仕事があり、メープル・シロップ作りは親から子どもに伝えられる伝統の行事なのです。
 この行事のお楽しみは、作業の後の「雪の上の砂糖パーティー」。樹液を煮詰めて作ったシロップを、熱い内にきれいな雪の上にたらすと、柔らかく固まって、タフィーというメープル・キャンディーができます。それを棒に絡め取って、みんなで味わいます。YouTube映像でルネとナタリーが食べているのもこのタフィーです。 
 こうしてできたメープル・シロップは、お菓子はもちろん料理にも使います。自然の甘みと栄養がたっぷり詰まったメープル・シロップはカナダの食生活に欠かせない物になっています。

 今回紹介する「グラン・ペール・ダン・ル・シロGrand pere dans le sirop」は「メープル・シロップの中のおじいさん」という名前のお菓子。カナダのケベックで食べられているポヒュラーなデザートのようです。カナダの寒い冬にピッタリの、体の芯から温まるお料理で、中のお団子がおじいさんみたいにしわしわになるところから、この名前がついたのだそうです。
 作り方はとっても簡単で短時間で出来ます。先週の日曜日に実際に作ってみましたよ。プルーベリーがメイプルシロップに溶けだして、一見黒豆を浮かせた甘い「すいとん」みたい。でも、お団子はベーキングパウダーが入っているので、出来たてはふんわりとした口当たりで、お味はメープル・シロップを使っているためホットケーキか蒸しパンみたい。最初はしっとりときめが細かくてホロホロと口の中でほぐれますが、少し冷めてくるとシロップを吸ってもちもちしてきます。レシピの半量で作ってみたのですが、とっても甘いので少量でも暖まってお腹も満足♪ それに日本で販売されているメープル・シロップは250gの瓶ですから(全出の写真参照)、一瓶でちょうど半量より少し多い位。2~3人で食べるなら半量で十分ですが、レシピ通りだとかなり甘いです。外国のお菓子って、日本のものよりも甘みが強いですよね。好みもありますが、水を多め、メープル・シロップを少なめにした方が良いように思います。また、お団子がベーキングパウダーで何倍にも膨らみますので、ティースプーンで丸めたくらいでちょうどよいです。水の量も、煮込んでいる間に蒸発する分や、お団子が吸う分も計算に入れて多めにすることをお勧めいたします。酸味が強い方がお好きな方は、ブルーベリーの量を増やすといいですよ。
 メープル・シロップが特産のケベックはブルーベリーも特産品の一つのようで、お土産にはブルーベリーとメープル・シロップのジャムもありますから、このデザートがケベックの代表的なお菓子として紹介されるのも分かりますね。ママン・シマールもルネたちに作っていたのかなと考えると、美味しさも倍になる気がします。


<材料>
メープルシロップ………400ml
水………………………200ml
強力粉…………………2カップ
ベーキングパウダー……小さじ4
塩…………………………少々
牛乳……………………150ml
とかしバター………………60g
ブルーベリー……………1カップ


<下ごしらえ>
・強力粉とベーキングパウダーをふるいにかける。
・とかしバターは、湯せんにかけて作る。
 (私は低カロリー低脂肪のマーガリンを使いました)

1 鍋にメープルシロップと水を入れて煮立てる。
2 強力粉、ベーキングパウダー、塩をボウルにいれる。
 そこに牛乳ととかしバターを加え、泡立て器で軽く混ぜ合
 わせる。
3 2本のスプーンを使い、②の生地を少しずつすくって
 まるめ、①の鍋に入れる。鍋にふたをして中火で15分位
 煮て生地に火を通す。
4 ③にブルーベリーを入れてさらに5分ほど煮る。
 熱い内に器に取り分ける。



       ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪

 ルネの兄レジスについて3回に分けて取り上げ、その中でナタリーもレジスも現在は引退していると書きました。それは、カナダのサイトでも、レジスの最新の芸能活動については紹介しておらず、レジスの一番新しい映像や画像は、過去ログで紹介した2008年2月28日のルネの誕生日パーティー以降は、父ジャン=ロック・シマール氏の葬儀のみで、どちらもプライベートな場でのものだったため、レジスは芸能界から引退しているものと思ってしまったからです。
 年友さんからいただいたコメントに「何をして家族を養っているのか心配。」とあったので、本当に「引退」しているのかどうか気になりだしました。そこで、たまたまfacebookでお友だちになってメッセージをやり取りしていたカナダのDonna Marieさんに確認してみました。
 レジスはモントリオールに近いケベックのクラブで歌っているそうです。YouTubeではアップされていませんが、2008年2月28日のルネの誕生日パーティーはプライベートで行われたので、レジスが歌っているクラブだったのかもしれません。レジスはギターを弾き語りしていました。若い頃からでは想像がつかないほど太ってしまっていましたが元気そうでした。レコードは若い時に出したきりのようです。Donna Marieさんもミュージシャンでシンガーと言っていたので、芸能活動は第一線から退いたものの、音楽関係の仕事は続けていたのですね。

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