ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

ルネ・ファンのルネ・ファンによるルネ・ファンのためのルネ・ブログ シマ姉のルネ・データ・バンク

日本のモントリオール讃歌プロジェクト

2012年07月27日 | モントリオール讃歌
 今日7月27日はロンドン五輪の開会式(…といても、日本時間では28日早朝になりますが…)。

 今から36年前の1976年7月17日(日本時間18日)モントリオール・オリンピックの開会式が開催されました。そして7月21日には、ルネが歌うモントリオール・オリンピックのテーマ曲モントリオール讃歌(英語版)」(CBS SONY 06SH20, 45rpm Single) が日本で発売されました。

 日本のルネ・シマール・ファン・クラブ「メープル・メイツのメープル・ニュースで、ルネの「モントリオール讃歌」は、8月1日の閉会式に歓迎の歌として歌われるとに書かれていました。ストライキによる工事の遅れやボイコットなど、波乱含みの問題が多い大会だったことは記事に書きましたが、そのことにつきましては、カテゴリ「モントリオール讃歌」で過去ログをお読みください。

 そしてルネのバイオグラフィー・サイトでは1975年9月に「モントリオール讃歌」の仏語版"Bienvenue a Montreal" (Nobel NL-5713, 45rpm Single)と英語版"Welcome to Montreal"(Nobel NL 5714, 45rpm Single)が発売されたと書かれていますが、"the Boy Choir & Soloist Directory"では"Welcome to Montreal"は翌1976年9月に発売されたことになっています。
 また、CBS SONYとALFAレコードが日本での「モントリオール讃歌」発売のために、カナダまで音入れ録音にディレクターを派遣していたことについては、過去ログで書きました。しかし、その記事のもととなった宮住俊介氏のエッセイでは、曲は村井邦彦氏が書き、オーケストラのカラオケテープを日本で作ってカナダに持って行ったことになっていました。作曲家はアンドレ・マチューであることや、発売されなかった「流れる水のように」と変声との関係等、コメント欄で質問したのですが、はっきりしたことは分かりませんでした。

 ここからは私の推測ですが、日本の「ルネ・プロジェクト」のスタッフは、1975年9月に発売されたカナダの"Welcome to Montreal"をもとに、ルネが日本語で歌う「モントリオール讃歌」を発売しようと考えたのではないのか?…と。
 何故なら、ルネ・ファン・クラブ「メープル・メイツ」の会報の裏表紙に、山上路夫氏による日本語詞が付けられた楽譜が掲載されていたからです。当時は何故日本語詞が作られたのか、深く考えませんでした。でも、宮住氏のエッセイを紹介してしばらく経ってから気付いたのです。日本語で吹き込んだ「モントリオール讃歌」を発売するプロジェクトが組まれ、ルネの変声によって変更を余儀なくされたのではないか? そのため実際に発売されたレコードは、A面に英語版、B面に「この旗の下で」になったのではないのか?…と。
 もしも日本語版「モントリオール讃歌」を変声前のルネが歌っていたら、どんな感じだったのか、想像してみてください。また、B面は英語版だったのか、それとも、もともと「この旗の下で」で計画されていたのか? などと考え始めると、想像の翼で何処までも飛んでいきそうです(爆★)。宮住氏のエッセイには「発売中止もやむをえない」と書かれていましたが、英語版で発売することになった経緯も是非知りたいですね! でも、日本の音楽業界でささやかれたルネのドーピング疑惑も、この辺のことが原因でだったのでしょう。また、もしも私の推測通り、変声後の声で歌われた日本語詞の「モントリオール讃歌」があるとしたら、聴いてみたいと思いませんか?

       ▲日本で発売された「モントリオール讃歌」

<宮住氏のエッセイより抜粋> 
 1975年の後半になると、早くも、その人気に翳(かげ)りが出て来ました。常に日本にいるアイドルたちと違って、彼はカナダに住んでいるのですから 無理もありません。
「このままルネは終わってしまうのか…」

 そんな時、素晴らしい企画が舞い込んで来たのです! 翌1976年には、カナダのモントリオールで、オリンピックが開催されます。その主題歌を、ルネが歌うことが決まったというのです。これはナイスな企画ですね。打つ手がなくなっていたCBSソニーも、これには大乗り。で、これは私が担当することになりました。曲は村井さん自らが書く。いい曲でしたよ。
「Welcome to Montreal ♪ Welcome to Montreal ♪ ~~」
今でもこの部分だけは口ずさむことができます。スポーツの祭典にふさわしい、明るく、力強い感動をもった曲でした。それにふさわしい荘厳なオケも出来上がりました。タイトルは『モントリオール讃歌』!! この曲をルネが、あの張りのある美しい声で歌ったら、大ヒット間違いなし!誰もがそう信じて疑いませんでした。

 歌入れ録音はカナダで。そしてこれには、CBSソニーの金塚さんという女性ディレクターに立ち会ってもらいました。その数日後、彼女は帰国。そして、アルファのスタジオで、
「みんなで出来上がった音を聴きましょう。」
ということになりました。わくわくですねえ。ワクワクワクワク。♪♪♪
 ところが、スピーカーから流れて来る声は、およそルネの美声とはかけ離れた、ダミ声の、しかも全く “少年の声” ではない。すると、金塚さんが、うつむき加減で、元気のない声で、こう言ったのです。
「変声期なんですよ…。」
ああ、これでは発売中止もやむをえませんね。そして、日本における「ルネ・プロジェクト」も、もはやここまでということになってしまいました。


▲日本語詞の「モントリオール讃歌」の楽譜



     モントリオール讃歌
      (Welcome to Montreal)

   作詞 RENNE SIMARD    作曲 Andre Mathieu
       Claude Cacombe       Vic Vogel
       山上 路夫       編曲 Vacvus

ウェルカム トゥ モントリオール 
ボンジュール ア モントリオール
愛の花が開く街よ

ウェルカム トゥ モントリオール 
ボンジュール ア モントリオール
ここで誰も皆 友だち

今 輝くあの聖火の下(もと)で
地球はひとつの 愛の世界だ
希望と夢とを 誰もが歌う

ウェルカム トゥ モントリオール 
ボンジュール ア モントリオール
風に緑そよぐ街よ

ウェルカム トゥ モントリオール 
ボンジュール ア モントリオール
腕と腕をつなぎ合おう

今 時よ止まれ 美しいまま
力の限りに 若さが燃える
はためく五輪の あの旗の下(もと)

ウェルカム トゥ モントリオール 
ボンジュール ア モントリオール
つなぐ心の温かさ
オリンピック モントリオール
オリンピック モントリオール
愛の花咲く モントリオール


▲ルネがオリンピック・カンタータ(モントリオール讃歌)をモントリオール市長やオリンピック準備委員たちの前で歌ったことを報じる記事 赤い枠で囲まれた人物が、若くして亡くなった天才作曲家で「モントリオール讃歌」の作曲者アンドレ・マチュー(Chantalさんの新聞記事コレクション・サイトより)

▲モントリオール・オリンピックの公式テーマ曲としてカナダで発売された「モントリオール讃歌」 仏語版と英語版の両方を収録

   ▲ルネのバイオグラフィー


♪Chantalさんの音楽サイトより"Bienvenue a Montreal"
http://discographiesimard.musicblog.fr/2862261/Rene-Simard-Bienvenue-a-Montreal-1976/
♪Chantalさんの音楽サイトより"Welcome to Montreal"
http://discographiesimard.musicblog.fr/2862269/Rene-Simard-Welcome-to-Montreal-1976/

※Les chansons des JO : Bienvenue à Montréal de René Simard
http://www.lexpress.fr/culture/musique/jeux-olympiques-rene-simard-chante-bienvenue-a-montreal-1976_1142014.html

※宮住俊介:音楽プロデューサー・Shun Miyazumi のエッセイ!
「ルネ・シマール その3(最終回)」

http://blog.livedoor.jp/woodymiyazumi/archives/52234335.html

※ルネ・シマールのバイオグラフィー・サイトfacebookのナタリー・ファン、ジョゼフさんより
http://bio.starquebec.net/S/simard_rene.htm

※BCSD(the Boy Choir & Soloist Directory)-Rene Simard
http://www.boysoloist.com/artist.asp?VID=200

※シャンタルさんの新聞記事コレクション・サイト
http://s398.photobucket.com/albums/pp63/MuseeSimard/1-%20Rene%20%201971-1976/?albumview=slideshow


 さて、この記事をお読みになった皆さん、日本語詞の存在と変声後の「モントリオール讃歌」について、どう思われましたか?


       ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪


 カナダのChantalさんが、bebo-musicographiesimardに替わる音楽サイトを立ち上げたことは、しばらく前に紹介いたしました。そのお陰で、曲を聴かずに資料の歌詞だけで翻訳し、紹介してしまった”Les deux gamins de l'Ile d'Orleansオルレアン島の2人の少年”というルネとレジスのデュオを聴くことができました。聴いてみて分かった資料の間違いや、読み返して気付いた翻訳の間違いを、曲を繰り返し聴いて書き直しましたので、興味を持たれた方は、下記の過去ログでご覧ください。ちなみにChantalさんの音源もリンクいたしました。とてもリズミカルで可愛い曲ですので、是非一緒にお聴きください。レジスのパートのところで聞こえてくる、何とも愛らしいルネの笑い声は、お聞き逃しの無いようにsymbol1
 

※過去ログ「オルレアン島の2人の少年」参照
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/485.html
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ペーター佐藤氏のルネ・イラスト

2012年07月21日 | ルネのコンサート
 今日から夏休み。
 …なのにこの涼しさ★ 今週火曜日の異常な暑さから一転し、昨日からは肌寒くさえ感じるこの気温差はすごいですね。こちらは雷が多い地域なのですが、水曜日は雷に加え、竜巻注意報に近隣の市では、生徒を早く下校させた学校があったとか…。「プチ氷河期」という情報もあるし、今年の天気は異常気象としか思えません。夏休みのスタートには涼しすぎるこの気温、月曜日からまた暑くなるというので、涼しい内に年度末からの疲れを癒したいものです。あっ、でも、月曜日は午前は息子の検査、午後は息子の家庭訪問と歯科医でフッ素塗布★ ここずっとさぼっている掃除を気合い入れてせねば…★
 それから、息子の伝染性単核球症は熱が下がり、低下していた肝臓機能も回復し始め、血球貪食症候群を引き起こさずに済みそうです。月曜日の血液検査で白血球数が下がっていると良いなぁ…。


スプリング・コンサート・プログラム
ペーター佐藤氏のルネ・イラスト


 今回紹介いたします亡きペーター佐藤氏のイラストは、cherienomamaさんから提供していただいた、1975年の「スプリング・コンサート」のプログラムに掲載されたものです。
 第3回東京音楽祭世界大会でのグランプリ及びフランク・シナトラ賞受賞を受けてなのか、最初から予定されていたのかは分かりませんが、6月30日の東京音楽祭ファイナルから2ヵ月しかない9月4日の大阪コンサートと9月14日と15日の東京コンサートに合わせて制作されたファースト・コンサートのプログラムは、ルネの顔の部分を写真にしてあったりして、急いで仕上げた感がありました。でもこちらは十分に時間をかけて、遊び心で描かれたように思います。
 

※過去ログ「ファースト・コンサート・プログラム」参照
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/265.html


 ルネのコスチュームはアメリカン・ヒーロー「スーパーマン」的なデザイン。胸のマークは「R」。イラストの設定は小説をもとにしているようです。ペン画にスクリーントーンを使用しており、キャラクターは小説をもとにしていながら、佐藤氏のオリジナリティーを感じさせる独特のムードがあります。佐藤氏がもともと西洋風の画風を得意としていたのか、カナダ人のルネに合わせたからなのか、古い言い方をすれば『バタ臭い』画風ですね。カラー作品は、色を最小限に抑えながらも華やかで統一感があり、佐藤氏の力量とセンスを感じさせます。
 私は、ファースト・コンサートのプログラムよりも、スプリング・コンサートのイラストの方が好きです。でも、日本の少女漫画で育った私としては、この当時描かれた文月今日子先生のおかっぱ頭のキャラクターの方が好きです。文月先生もルネを好きなスターにあげていたので、キャラクターのモデルにしていたかもしれませんね。


▲ジュール・ ヴェルヌが1870年に発表した古典的なSF冒険小説『海底二万マイル』のイメージで


▲「スーパー・アイドル ルネ」だから『スーパーマン』のイメージで 背景の近未来の都市は何の小説をもとにしているのでしょう


▲『鏡の国のアリス』第2章/生きた花の庭 “The Garden of Live Flowers”のイメージで


▲『不思議の国のアリス』第5章/芋虫からの助言 “Advice from a Caterpillar” キノコの上で水パイプを吹かす芋虫のイメージで 白うさぎもいます


▲『不思議の国のアリス』第2章/涙のプール “The Pool of Tears” 瓶の薬を飲んで体が小さくなってしまったアリスのイメージで

▲文月今日子先生のルネ♡ カラー作品は先生のサイトでご覧ください(リンク集にあります)


 カナダではルネの「雨に唄えば」フィーバーは少し落ち着いてきました。過去ログで紹介したチケットを買えるサイトもありますが、私は行けそうにありません。
 今年の夏は、息子のためにも家族サービスの夏に徹しようと思っています。そして当ブログの500記事達成まであと3記事! カナダに行けない分、開設8周年を迎えるためにも、ルネ記事を書きためて頑張りますよ~っ!
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ケベックで話題沸騰「雨に唄えば」

2012年07月14日 | ルネの活動記録
 私にとって長かった1週間が終わり、待ちに待った3連休♡ 
 伝染性単核球症で3週間学校を欠席していた息子が火曜日から復帰し、ハラハラドキドキの1週間でもありました。息子は肝臓機能が低下していて、どんなに熱が出ても薬が一切使えず、脾臓が腫れ、胃が圧迫されたことで食事もあまり食べられずにいたのですが、食欲が戻ってきたので一安心。「送り迎えで登下校、体育は見学、授業は午前中のみ」でのスタート。今週はそれでやって来れたので、1学期の最後の週となる来週残り4日間は、6時間目まで頑張らせる予定です。
 そして、今日は息子が大好きな「ポケモン」映画の公開初日。ずっと楽しみにしていたので、昨日インターネットで座席指定のチケットを購入し、明日は親子3人で観に行ってきます。私も主人も仕事疲れでヘトヘト★ でも今日は、明日に備えて大詰めの仕事を進め、息子は体調を整えます。遅れた勉強にも取り組ませないと…ね!


ケベックで話題沸騰!!
      「雨に唄えば


Tapis rouge pour Chantons sous la pluie
http://quebec.huffingtonpost.ca/2012/07/10/tapis-rouge-chantons-pluie_n_1662482.html?utm_hp_ref=fb&src=sp&comm_ref=false#slide=more237766

※Radio-Canada.ca
http://www.radio-canada.ca/emissions/telejournal_18h/2011-2012/Reportage.asp?idDoc=232195

 さて今回は予定を変更し、現在ケベックで話題沸騰中のコメディー・ミュージカル雨に唄えば情報を紹介いたします。

 ジーン・ケリー主演のアメリカ映画「雨に唄えば」は、DVDでも持っているくらい大好きで、何度も観ているミュージカル映画です。
 映画の舞台はサイレント映画全盛時代のアメリカ。トーキーの登場で、映画会社や俳優たちが悪戦苦闘する様子がコミカルに描かれています。

<あらすじ>
 飛ぶ鳥を落とす勢いの人気俳優ドン・ロックウッドと大女優リナ・ラモントはドル箱の映画スターで、大スター同士のカップルともてはやされていた。しかし実際は、リナが一方的にドンに惚れているだけ。そんな中、ドンは新人女優キャシィ・セルダンと恋仲になってしまう。
 やがて世界初のトーキー「ジャズ・シンガー」が大成功をおさめたことにより、ハリウッドにトーキーの波が押し寄せる。
 そこで彼らの映画会社では、当時作りかけだったドン&リナのサイレント映画を無理矢理トーキーにすることに決定。しかしながら、トーキーのノウハウを知らなかったことに加え、リナが致命的な悪声の持ち主であったために映画の試写会は散々な結果に終わる。そんな映画を公開したら俳優人生が崩壊してしまう…と危機を感じたドンとその親友コズモ・ブラウン、キャシィの三人は、映画をミュージカルに作り替えることを思い立つ。そして、リナの悪声を、一度だけの約束でキャシィが吹き替え、映画は大成功を収める。ところがリナは、ドンの恋人となったキャシィに嫉妬し、これからもずっとキャシィを自分の吹き替え役にしなければ移籍すると映画会社を脅して、キャシィの女優としての前途をつぶそうとする。上映後、満場の拍手に気を良くしたリナは舞台あいさつに立つ。しかし、劇中との声の違いに、歌を歌うようにリクエストされて困ったリナは、キャシィに舞台裏で歌うように命令する。ドンにも歌うように言われ、泣く泣くリナの代わりに歌うキャシィ。しかし、ドンとコズモが舞台のカーテンを開け、キャシィが本当の歌声の主であることがばれてハッピーエンド。めでたし、めでたし…というお話。



 現在ケベックで公演されているミュージカルは、大量の水を舞台に降らせることで魅せる雨のシーンも話題の1つ。水は舞台下の貯水タンクに流れ込み、循環して公演中繰り返し使われています。
 また、舞台の見せ場は全編を通して繰り広げられる歌とダンス! 激しいタップダンスで足から血を出さぬように…とも書かれていたりします。ルネもずっと履いていなかったタップシューズの手入れ(「埃をはらうこと」と表現されていました)から始めなければならなかったといいますが、自然で軽やかなタップダンスは、努力家のルネ、さすがです!! また、ルネ演じるコズモ・ブラウンの最大の見せ場” Rire aux larmes«Make Them Laugh »”では、舞台を縦横無尽に走り回り、材木にまたがって飛び降りたり、側転したり、両足にバケツをはいて開脚したり、脚立のてっぺんで倒立して、そのまま倒れ込んでみんなに支えられて降りたり…と、派手な立ち回りを51歳とは思えないパワフルさでこなしています。もちろん、くるくると表情を変えながら、低音高音を自在に使い分けての熱唱は素晴らしいの一言に尽きますsymbol1

 評論家からも絶賛されたこのミュージカルは、ライブだけに、ケベックでは、名作といわれたアメリカ映画を越える盛り上がりのようです。また、演出家のドゥニーズ・フィリアトゥローの手腕も素晴らしいです! facebookではたくさんの映像や画像がアップされています。行けるものなら、その熱気を共有しながら、ルネのエンターティナーぶりを観たいですね!!

▲プロモーション・ビデオとポスター撮影時の様子から 水しぶきをあげて踊る主役3名。手前からコズモ・ブラウン役のルネ・シマール、新人女優キャシィ・セルダン役のマリルー・モラン、ドン・ロックウッド役のルノー・パラディ

▲映画をミュージカルにし、リナの声をキャシィが吹き替えるアイデアを3人が思いつく有名な”Bien l'bonjour« Good Morning »,”の場面。若いドン・ロックウッド役のルノー・パラディよりも、ルネの方が足がピンと上がって見えるのは私だけではないはず(笑)

▲リナの悪声のせいで散々だった試写会の後、「俺の俳優人生は終わりだ。」と落胆するドンが、コズモとまだ売れないコメディアンだった頃を回想するシーンで。

▲「雨に唄えば」の初日。招待客の中にルネの家族も。向かって右から妻マリー=ジョゼとその母、ルネの息子オリヴィエ、ルネの娘ロザリーの恋人セバスチャン・ガニョンさんとロザリー。公の場所に一緒に出てくるというのは公認の仲ということ? オリヴィエは同じ年の頃のルネよりも体格がガッチリして男っぽい感じ。逆にセバスチャンさんは金髪でとってもキュートですね♡

item2Bonne fête à Olivier qui a 23 ans aujourd'huiitem2
 そして、今日はオリヴィエの23歳の誕生日gift 
 家族を大切にするルネです。今日はきっと家族で集まってお祝いをするのでしょう。ご家族で素敵な時間を過ごしてくださいねsymbol1


 ルネの「雨に唄えば」は素晴らしいですが、西日本から東北にかけての豪雨、九州の水害が心配です。さんちゃんの所は大丈夫? ルネ友の皆さん、十分に気をつけてください!!


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願えば叶う 2012.7.7

2012年07月08日 | ルネ依存症の日々
GOLDEN☆BEST limited
        ルネ・シマール
」と五色豆
ファンからのメッセージと共に
        公演中のルネに届く!!


 ルネがコズモ・ブラウンを演じるコメディー・ミュージカル「雨に唄えばが、7月3日(火)から28日(土)までモントリオールのピエール・メルキュール劇場で、8月7日(火)から18日(土)までテアトル・サン=ドゥニで、カナダ、ケベック州の第30回ジュスト祭を祝って上演されています。

 カナダのルネ・ファン、GiseleさんとSophieさんも7月6日(金)夜に観に行き、facebookで募ったメッセージを直接ルネに手渡してきたようです。

 実は私は、去る6月10日に発売になった「GOLDEN☆BEST limitedルネ・シマール」を、カナダのルネ友さんに送る約束をしていました。そして図々しくも、Giseleさんに、ルネにもCDを渡して欲しいと頼んでいました。
 ルネが2回目の来日時、京都の休日で気に入ったという「五色豆」は、送った方たちで食べられるようにと、2袋送ったら、その内の1袋をCDと一緒にルネに渡してくださいましたsymbol1

 昨日Sophieさんからメッセージが届き、ルネに手渡したこと、ルネが喜んでくれていたことを知らせてくださいました!!

▲ピエール・メルキュール劇場(PASSION SIMARDより)

▲「雨に唄えば」の一場面”Bien l'bonjour« Good Morning »”(PASSION SIMARDより)

▲「雨に唄えば」の舞台衣装、黄色のレインコート姿のルネ(PASSION SIMARDより)

<Sophieさんからのメッセージより>
Hi Keiko,
How are you?
Today I saw René and I gave him the cd's that we received from you and he tell me '' Say thank you to Keiko for me, and I don't have this cd and thank you for the candies too!'' He was so happy.


▲「雨に唄えば」の楽屋で舞台衣装にかこまれて(PASSION SIMARDより)

 Giseleさんに送った後、SONY MUSICが送っていない訳はない…と、我に返りました。他にも送った人がいるかも…。 ルネは「このCDは持っていないから、ありがとうと伝えて。」と言ってくれたようですが、もしかすると、本当は持っているのかもしれません。もしそうでも、「持っていない。」と言ってくれたルネの心遣いだけで、私は幸せです。お陰様で、昨日は異常にテンションが上がってしまいました(笑)。昨日記事をアップしたばかりなのに、嬉しさのあまりこの記事を書いているシマ姉です。

 それからルネへのメッセージは、募集期間が短かったので、facebookのルネ友さんにお知らせするにとどまりましたが、しゃむねこさん、年友さん、cherienomamaさん、たすこさんもメッセージを送ることができましたよ。

 最後に、過去ログでも紹介した「五色豆」が出てくるルネの記事を紹介して締めくくりたいと思います。ショートパンツのルネ、可愛いでしょう?
 余談ですが、「五色豆」って、カナダでは豆菓子ではなく、キャンディーなんですね(笑)。日本では甘く煮た青エンドウ豆を五色の砂糖でコーティングしてあるから「五色豆」、カナダでは、シナモン風味の砂糖でできているからキャンディー! 人種の違いって大きい?(ちなみに「五色豆」についての説明はしてあります)


ルネがみつけた光る秋
     (パパにもらったグライダー 「明星11月号」より)
 2度めの日本でルネが大好きになったもの 赤とんぼ 京都の五色豆 ラジ・コン飛行機 そしてあなたの白いセーラー服
特に休日の午後 パパにせがんで出かけたデパートで ラジ・コン飛行機を買ってもらったときのルネの喜びようといったらなかった
すぐ原っぱをさがして試験飛行だ 秋のやわらかな日ざしにピカピカ光って風にのる《ルネ号》 彼の顔もまけないくらい輝いていたよ

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Bonne fete, Nathalie 2012

2012年07月07日 | ルネ依存症の日々
Chere Nathalie,
Bonne anniversaire de naissance!
Avec tous mes voeux pour cette nouvelle annee heureuse et enrichissante.xxx



 今日はルネの妹ナタリー・シマールの誕生日item2
 facebookでは、GiseleさんたちがPassion Rene Nathalie et Regis Simardで誕生日メッセージを募っていました。
 上の写真は1983年7月7日に撮影されたナタリーの誕生日の写真。第12回東京音楽祭のプレゼンターとして来日し、ナタリーが「5月の手紙」で日本デビューした年のものです。後列向かって左からルネ、長女オデット、長男マルタン、前列向かって左からギャビー(母ガブリエル)、ナタリー、レジス。


Cher Rene,
Je vous souhaite bonne chance
pour “Chantons sous la pluie”
et la suite de votre carriere! xxx


▲劇中の一場面”Bien l'bonjour« Good Morning »”(Passion Simardより)

 さらに7月3日は、ルネがコズモ・ブラウンを演じるコメディー・ミュージカル『雨に唄えば』の初日でした。
 こちらもGiseleさんたちが、ルネへのメッセージを募っていましたので書き込みましたよsymbol1 GiseleさんとSophieさんは今夜観に行くとのこと(日本時間では今日の何時?)! メッセージもその時に渡すそうです♡ ミュージカルの様子もアップされる予定。今から楽しみですね!


 そして今回は、白いスーツ姿のルネの「ミドリ色の屋根」と「小さな生命」の歌詞カードを紹介いたします。


▲「月刊平凡」10月号付録「平凡ソング」に掲載された「ミドリ色の屋根」の歌詞


▲芸能誌付録の歌本に掲載された「ミドリ色の屋根」と「小さな生命」の歌詞

<追記>
 紹介した歌本の「熱唱しているルネ」は、1974年7月1日のカナダ建国記念日に、カナダ大使に招待されたパーティーの席で「ラ・メール」を歌っているところ。「平凡ソング」のルネは同じスーツを着ていますので、同じ日の取材で撮影されたものかも知れません。そして、帰国の際、モントリオールのシャルル・ドゴール空港に到着した時もこのスーツでした。

 7月7日は七夕でもあります。今年も織姫と彦星は雨に邪魔されてしまいましたが、私たち日本のルネ・ファンが日本でルネに会える日は来るのでしょうか? いつか会えると良いな~symbol1


       ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪


 昨年から、ルネの「GOLDEN☆BEST limited ルネ・シマール」をきっかけに新しいルネ友さんが増えました。ブログでずっと購入予約を呼びかけ続けての発売も感慨ひとしおでしたが、その活動を通じて、たくさんのファンの方たちとふれあえたことも、ルネ・ブログの管理人冥利に尽きることです。今回はその一部を紹介しちゃいます。

 まず、cherienomamaさんからは貴重な資料を提供いただき、心より感謝しています。次回はルネのスプリング・コンサートのプログラムより、ペーター佐藤氏のイラストを紹介する予定です。本当にありがとうございます!

 それから、インターネットは便利なもので、アメリカ在住のちわままさんともルネ友に♪ 

 また、私と少女漫画の好みや思考(嗜好も)、行動等がすごく似ているゆかにゃんこさん、ルネ依存症候群再発おめでとうございます(懐かしいフレーズ 笑 分からない方はカテゴリ「ルネ依存症の日々」をお読みください)。「ルネ」は漢字なら、やっぱり「流音」ですよね~♡

 3人ともルネ来日当時からの熱烈なファンで女性です。そして、大変めでたいっ!! 新しいファンの誕生です! それも男性なんですね~♪ 当ブログには何人もの男性のルネ友さんがいらっゃいますが、新メンバーの登場ですよ~ん♡ ラッキーさんからはルネの歌に対する素敵な感想もいただいています♪ 

 『昨夜は至福の時間を過ごすことが出来ました。ルネの唄声をこれだけ一気に聴け、感動しました。
 CDはライブ音源や日本語詞の唄など、実に多彩に収録されており、聴き応えがありました。ルネは本当に多くの日本語曲を歌っていますね。当時流行っていたポップスの名曲やスタンダードなども沢山歌っており、中にはオリジナルとのイメージの違いに驚くものもありましたが、ルネの特に高音域の伸びと力強さは感動的でした。コンサート終盤の曲などは、さながらベテラン歌手並みの盛り上げがビシビシと伝わってきました。当時このステージを見たファンが、感動で涙を流したことは想像に難くありません。
 私はこの時代の曲などは、アナログの決して音質が良いとは言い難いレコードで聴くと、当時の雰囲気が逆により感じられるので、今でもレコードで聴くことが多く、そのような意味で、当時印象に残った「モントリオール讃歌」は、是非アナログ盤で聴いてみたかった曲でした。1976年のモントリオール・オリンピック開催中、毎朝学校に行く前に必ず放送されていたTV放送のジングルで、この歌が毎回流されていたのを聞きながら家を出ました。つい最近イイ曲だったのを思い出し、ラッキーにも入手することができました。あらためて聴いてみても、ルネのハイトーンの魅力をとてもよく引き出した名曲だと感じました。
 これからもどんどん曲を聴いていきたいと思います。』


 うふふ♡ 今回紹介させていただいた4名のみなさん、今後ともルネ友としてどうぞよろしくお願いいたします♡


 そして余談ですが、カナダのルネ友さんと約束していた「GOLDEN☆BEST limited ルネ・シマール」を送りました。その際、京都出張で購入した『五色豆』も一緒に送りました。話題づくりのつもりだったので、袋入りの安い方(笑 箱入りのもあります)。


 『五色豆』は、砂糖で煮た青エンドウ豆をニッキ(シナモン)を加え、自然の食材で色を付けた砂糖でコーティングした代表的な京菓子です。ルネが2回目の来日時、休日を過ごした京都で気に入ったという『月刊明星』の記事があったので、そのエピソードを事前にメールで教えておいたところ、Giseleさんはルネと会う時に渡してくれるそうです♡ そしてChantalさんは、彼女のMUSEE SIMARDに展示するから食べない…と★(笑) 届いてすぐfacebookで画像をアップしていました。でも、中のエンドウ豆は砂糖で煮てあるから虫は湧かないと思いますが、腐る? まあ、食べないのだからいいのか? ルネと関係するものは何でもコレクションにしてしまうChantalさんらしいといえば、Chantalさんらしい… 2年前のスイス土産のチョコレートも記念にとってあるとか… ううむ「ワイルドだろ~?」

 今流行のオチが付いたので、今回はこの辺で終わりにいたします。お後がよろしいようで~(笑)。
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