12月23日日曜日・大安吉日。
横浜元町の結婚式場で、姉の椿と、おれの主治医だった近藤先生との結婚式が行われた。
姉のウェディング姿は、それはそれは美しくて……美しすぎて、知らない人みたいだった。
両親と妹の南は、遠方から上京してきてくれた親戚たちと一緒に、近くのホテルで一泊することになっていた。めったに会えないので朝まで飲み明かそう、ということらしい。おれは、同じ歳くらいの親戚が女子ばかりなので遠慮させてもらい、披露宴終了早々、一人で帰宅した。
薄暗い中、駅から家まで歩く間にも、姉との思い出が洪水のように頭の中で渦巻き……、帰っても姉はいない、待っていても帰ってこない、という事実に途方もないほどの空虚感を抱いていた。
おれは中学に上がるまでは姉に育てられた、といっても過言ではない。8歳年上の姉は、姉というよりも母のような存在だった。妹の南が体が弱く、入退院を繰り返していたため、母は南にかかりきだったのだ。でも、それを不満に思ったことは一度もない。おれには姉がいてくれたから。
姉はいつでもおれのそばにいて、優しく包んでくれていた。悩みを聞いてくれて、いつも支えてくれて……。
でも、姉には姉の人生がある。近藤先生は男のおれからみても、とても頼りがいのある良い男で、姉のことを任せられると思える。
今までおれ達と一緒に歩いてきた姉だけれども、これからは近藤先生と共に歩いていくことになる。
それはとても喜ばしいこと、だけど……「寂しい」と思ってしまうのは、どうしようもない。
これから姉の存在の消えた真っ暗な家に一人で帰ると思うと、心の奥の方に空洞が広がっていくような感覚に陥ってくる。
「………浩介」
指先に血が巡っていない気がして、グーパーを繰り返す。繰り返しながら、浩介のことを思う。空洞が満たされていく……。
8か月前にするりとおれの心の中に入りこんできた、桜井浩介、という存在。どんどん大きくなって、今ではもう浩介がいないことなんて考えられない。
今まで一緒に過ごしてきた『家族』とはちょっと違う。家族というのは大きな丸で、おれはその中に小さな丸として存在している、という感じがする。でも浩介とは、同じくらいの大きさの丸と丸が重なりあっているという感じ。もっともっと重なり合いたいと思ってしまう。もっともっと知りたいと思ってしまう。
「って、おれ、どうしようもないな」
苦笑してしまう。姉が嫁にいってしまった感傷に浸っていたはずが、もう浩介のことばかり考えている。浩介に会いたい、とそればかり思っている。
「男なのにな」
男なのに。
でも、それについてはもう覚悟を決めた。胸を手の平でぎゅっと押さえ、姉に言われたことを思いだす。
『自分の心に正直に。あなたの思った通りにしなさい』
だから、おれは浩介のそばにいる。一緒にいたいから。それは譲れないから。どんな形であってもいいからそばにいる。
「会いてえなあ……」
うつむいて歩きながらブツブツブツブツ言っていたら……
「なにブツブツ言ってるの?」
「!」
いきなり真横から声がして飛び上がってしまった。
「こ……っ」
し、心臓が止まるかと思った!!!
「なんでここにいる?!」
浩介がきょとん、とした顔で立っている。
「そんなに驚かなくても……。図書館の帰りに寄ったんだけど……」
「あ……そうなんだ」
ああ、心臓に悪い……。心臓を押さえて息を整える。
すると、浩介が眉を曇らせた。
「ごめん。迷惑だった?」
しょぼん、と言うので慌ててしまう。
「んなわけあるか! お前に会いたいって思ってたら突然本当に現れたからビックリしただけだよっ」
「え」
「あ」
しまったっ。つい本音が……っ。
「あ、いや、その、今晩おれ一人だから暇だなあとか思ったりしてて………」
なんとか誤魔化す。
おれは一つ決めてていることがある。
それは『この思いを絶対に浩介に気づかれないようにすること』。
せっかく『親友』になったんだ。この関係を壊したくない。
だから、そう思って以来ずっと、境界線を探っている。親友ならばどこまでが許されるのか。どこからが許されないのか。
一緒に遊ぶ、一緒に帰る、腕に触る、腕を掴む、背中に触る、はOK。
頭をなでる、頬に触る……は、微妙?
手を繋ぐ、抱きしめる、は、NG。
そして、こんな風に「会いたいって思ってた」なんていうのも……NGな気がする。恋人じゃあるまいし。
誤魔化せたかな……と思いきや、浩介はニコニコと、
「わあ、嬉しい! 会いたいって思っててくれたなんて。おれも会いたかった!」
「……………」
………なんだそりゃ。
脱力、赤面、呆れ、愛おしさ、色々なものが一気にやってきて、どこをどうしたらいいのか分からなくなる。だからとりあえず、
「じゃ、うちこい」
「うん!」
誘って歩きだす。うちまではあと数メートルだ。横を歩く浩介は嬉しそうに言う。
「今日、慶は帰ってくるって言ってたから、そろそろかなって思って来てみたんだよ。それで自転車おうちの前で停めて、待ってたんだけど寒くてさ。それでウロウロしてたら、慶がブツブツブツブツ何か言いながら歩いてくるから……」
「待ってた……」
寒かっただろう。鼻の頭が赤くなっている。そんな中待っててくれたなんて……
感動してしまう。抱きしめたくなる衝動をどうにか抑えて、玄関の鍵を開ける。
「ただいまー」
誰もいないことを分かっていながら、声をかける。そして、スリッパを出そうとして、
「……………あ」
すうっと、血の気が引いた。
椿姉のスリッパが、ない。
「そっか……」
当たり前のことなのに、今さら気が付く。姉はもういないんだ。本当にいないんだ……
すとーんと落ちていく感じ……。もう、いない……
「慶? どうかした?」
「あ………」
浩介の優しい声に、我に返る。
「あ、いや、姉貴のスリッパがないなあと思って……」
「スリッパ?」
「おれと南で金出しあってプレゼントしたスリッパだったんだよ。冬用の、中がモコモコしてあったかい……」
『ありがとう、慶、南』
にっこりと笑った姉の顔を思いだし、胸が締めつけられる。あの笑顔はもういない……
さみしい……さみしい、さみしい……
「……慶」
「え」
いきなり……ふわり、と包み込まれた。
「………浩介」
浩介の温かい腕……息が止まりそうになる。
「慶……さみしいね」
「………」
浩介の優しい声………。我慢できず、肩口に額を押しつけ、背中に手を回し、ぎゅーっと強く抱きつく。すると浩介が小さい子にするように頭をゆっくりなでてくれた。
とてつもない幸福感。気を失いそうだ。
「お姉さん、新居そんなに遠くないんだよね?」
「うん……電車で30分くらい……」
耳元で聞こえる浩介の声。なんて優しくて愛おしい声……
「じゃあ、すぐ会えるね?」
「うん……でも、うちには帰ってこないんだよなあ……」
「さみしいね」
「…………」
素直にコックリと肯くと、浩介がぎゅうっと力をこめて抱きしめてくれる。
「じゃあ、その分も、おれがそばにいても、いい?」
「え」
耳元で囁かれる甘い言葉。
「お姉さんの代わりにはなれないけど……おれが慶のそばにいてもいい?」
「…………」
そばにいて。そばにいて。ずっとずっとそばにいて……
そんなこと言えるわけがない。
浩介の「そばにいてもいい?」とおれの「そばにいて」は意味が違う。
でも……今日くらい、そのことには目をつむらせて。
「慶?」
「ん」
こくこくと肯くと、浩介はほうっとため息をついた。
「だから、元気だしてね?」
「ん」
再びこくこく肯くと、浩介が頭をなでるのを再開してくれた。気持ちいい……
目をつむったまま浩介にもたれかかる。浩介の鼓動が静かに伝わってくる。
耳元で聞こえる浩介の息遣い。切ないほど祈ってしまう。ずっとこいつのそばにいさせてください……。
「慶?」
浩介の優しい声。
このまま時が止まればいいのに。そうすればおれはずっとお前と一緒にいられる……。
浩介。浩介……
お前の腕の中は、幸福過ぎて、そして不安過ぎて、震えが止まらない……
……と、浩介が腕を離した。
「慶? 寒い? 震えてるよ? そろそろ中に入る?」
「…………」
思えばここは玄関口。まだ靴も脱いでいない……
「……ん。引き出物のバウムクーヘン持って帰ってきたから一緒に食べよう」
「わあ! ありがとう~」
ニコニコの浩介……
その笑顔をみて、あらためて思う。おれはこいつの『親友』でいよう。
そばにいてくれるといった。抱きしめてくれた。でも、それは『親友』としての言動だ。
この関係を壊してまでその先を求めたいとは思えない。
だから友達のままでいいから、一緒にいる。友達なら、一生、一緒にいられる。それでいい。
出会ってから8か月……それがおれの出した答えだ。
<完>
-------------------------
お読みくださりありがとうございました!
この「遭逢」は元々私が高校生の時に書いた「風のゆくえには」の第一話を、話の筋はそのままで、エピソード追加&文章リメイクしたものです。
1991年10月13日 PM11:21
に書き終わった話を、2015年12月19日 AM6:58 に再び書き終えました。なんだか不思議な気分です。
一人でノートに書き綴っていたお話を、こんな風によそ様に読んでいただけるなんて、当時の私が知ったら泣いて喜びます。今の私も、感動で泣きそうです。本当に本当にありがとうございました!!!
このような拙作を楽しみにしてくださっていた、なんて貴重で有り難い方々、本当に本当にありがとうございます。年明けには復帰したいと思っておりますので、その際にはまたどうかよろしくお願いいたします。
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「風のゆくえには」シリーズ目次 → こちら
「遭逢」目次 → こちら
横浜元町の結婚式場で、姉の椿と、おれの主治医だった近藤先生との結婚式が行われた。
姉のウェディング姿は、それはそれは美しくて……美しすぎて、知らない人みたいだった。
両親と妹の南は、遠方から上京してきてくれた親戚たちと一緒に、近くのホテルで一泊することになっていた。めったに会えないので朝まで飲み明かそう、ということらしい。おれは、同じ歳くらいの親戚が女子ばかりなので遠慮させてもらい、披露宴終了早々、一人で帰宅した。
薄暗い中、駅から家まで歩く間にも、姉との思い出が洪水のように頭の中で渦巻き……、帰っても姉はいない、待っていても帰ってこない、という事実に途方もないほどの空虚感を抱いていた。
おれは中学に上がるまでは姉に育てられた、といっても過言ではない。8歳年上の姉は、姉というよりも母のような存在だった。妹の南が体が弱く、入退院を繰り返していたため、母は南にかかりきだったのだ。でも、それを不満に思ったことは一度もない。おれには姉がいてくれたから。
姉はいつでもおれのそばにいて、優しく包んでくれていた。悩みを聞いてくれて、いつも支えてくれて……。
でも、姉には姉の人生がある。近藤先生は男のおれからみても、とても頼りがいのある良い男で、姉のことを任せられると思える。
今までおれ達と一緒に歩いてきた姉だけれども、これからは近藤先生と共に歩いていくことになる。
それはとても喜ばしいこと、だけど……「寂しい」と思ってしまうのは、どうしようもない。
これから姉の存在の消えた真っ暗な家に一人で帰ると思うと、心の奥の方に空洞が広がっていくような感覚に陥ってくる。
「………浩介」
指先に血が巡っていない気がして、グーパーを繰り返す。繰り返しながら、浩介のことを思う。空洞が満たされていく……。
8か月前にするりとおれの心の中に入りこんできた、桜井浩介、という存在。どんどん大きくなって、今ではもう浩介がいないことなんて考えられない。
今まで一緒に過ごしてきた『家族』とはちょっと違う。家族というのは大きな丸で、おれはその中に小さな丸として存在している、という感じがする。でも浩介とは、同じくらいの大きさの丸と丸が重なりあっているという感じ。もっともっと重なり合いたいと思ってしまう。もっともっと知りたいと思ってしまう。
「って、おれ、どうしようもないな」
苦笑してしまう。姉が嫁にいってしまった感傷に浸っていたはずが、もう浩介のことばかり考えている。浩介に会いたい、とそればかり思っている。
「男なのにな」
男なのに。
でも、それについてはもう覚悟を決めた。胸を手の平でぎゅっと押さえ、姉に言われたことを思いだす。
『自分の心に正直に。あなたの思った通りにしなさい』
だから、おれは浩介のそばにいる。一緒にいたいから。それは譲れないから。どんな形であってもいいからそばにいる。
「会いてえなあ……」
うつむいて歩きながらブツブツブツブツ言っていたら……
「なにブツブツ言ってるの?」
「!」
いきなり真横から声がして飛び上がってしまった。
「こ……っ」
し、心臓が止まるかと思った!!!
「なんでここにいる?!」
浩介がきょとん、とした顔で立っている。
「そんなに驚かなくても……。図書館の帰りに寄ったんだけど……」
「あ……そうなんだ」
ああ、心臓に悪い……。心臓を押さえて息を整える。
すると、浩介が眉を曇らせた。
「ごめん。迷惑だった?」
しょぼん、と言うので慌ててしまう。
「んなわけあるか! お前に会いたいって思ってたら突然本当に現れたからビックリしただけだよっ」
「え」
「あ」
しまったっ。つい本音が……っ。
「あ、いや、その、今晩おれ一人だから暇だなあとか思ったりしてて………」
なんとか誤魔化す。
おれは一つ決めてていることがある。
それは『この思いを絶対に浩介に気づかれないようにすること』。
せっかく『親友』になったんだ。この関係を壊したくない。
だから、そう思って以来ずっと、境界線を探っている。親友ならばどこまでが許されるのか。どこからが許されないのか。
一緒に遊ぶ、一緒に帰る、腕に触る、腕を掴む、背中に触る、はOK。
頭をなでる、頬に触る……は、微妙?
手を繋ぐ、抱きしめる、は、NG。
そして、こんな風に「会いたいって思ってた」なんていうのも……NGな気がする。恋人じゃあるまいし。
誤魔化せたかな……と思いきや、浩介はニコニコと、
「わあ、嬉しい! 会いたいって思っててくれたなんて。おれも会いたかった!」
「……………」
………なんだそりゃ。
脱力、赤面、呆れ、愛おしさ、色々なものが一気にやってきて、どこをどうしたらいいのか分からなくなる。だからとりあえず、
「じゃ、うちこい」
「うん!」
誘って歩きだす。うちまではあと数メートルだ。横を歩く浩介は嬉しそうに言う。
「今日、慶は帰ってくるって言ってたから、そろそろかなって思って来てみたんだよ。それで自転車おうちの前で停めて、待ってたんだけど寒くてさ。それでウロウロしてたら、慶がブツブツブツブツ何か言いながら歩いてくるから……」
「待ってた……」
寒かっただろう。鼻の頭が赤くなっている。そんな中待っててくれたなんて……
感動してしまう。抱きしめたくなる衝動をどうにか抑えて、玄関の鍵を開ける。
「ただいまー」
誰もいないことを分かっていながら、声をかける。そして、スリッパを出そうとして、
「……………あ」
すうっと、血の気が引いた。
椿姉のスリッパが、ない。
「そっか……」
当たり前のことなのに、今さら気が付く。姉はもういないんだ。本当にいないんだ……
すとーんと落ちていく感じ……。もう、いない……
「慶? どうかした?」
「あ………」
浩介の優しい声に、我に返る。
「あ、いや、姉貴のスリッパがないなあと思って……」
「スリッパ?」
「おれと南で金出しあってプレゼントしたスリッパだったんだよ。冬用の、中がモコモコしてあったかい……」
『ありがとう、慶、南』
にっこりと笑った姉の顔を思いだし、胸が締めつけられる。あの笑顔はもういない……
さみしい……さみしい、さみしい……
「……慶」
「え」
いきなり……ふわり、と包み込まれた。
「………浩介」
浩介の温かい腕……息が止まりそうになる。
「慶……さみしいね」
「………」
浩介の優しい声………。我慢できず、肩口に額を押しつけ、背中に手を回し、ぎゅーっと強く抱きつく。すると浩介が小さい子にするように頭をゆっくりなでてくれた。
とてつもない幸福感。気を失いそうだ。
「お姉さん、新居そんなに遠くないんだよね?」
「うん……電車で30分くらい……」
耳元で聞こえる浩介の声。なんて優しくて愛おしい声……
「じゃあ、すぐ会えるね?」
「うん……でも、うちには帰ってこないんだよなあ……」
「さみしいね」
「…………」
素直にコックリと肯くと、浩介がぎゅうっと力をこめて抱きしめてくれる。
「じゃあ、その分も、おれがそばにいても、いい?」
「え」
耳元で囁かれる甘い言葉。
「お姉さんの代わりにはなれないけど……おれが慶のそばにいてもいい?」
「…………」
そばにいて。そばにいて。ずっとずっとそばにいて……
そんなこと言えるわけがない。
浩介の「そばにいてもいい?」とおれの「そばにいて」は意味が違う。
でも……今日くらい、そのことには目をつむらせて。
「慶?」
「ん」
こくこくと肯くと、浩介はほうっとため息をついた。
「だから、元気だしてね?」
「ん」
再びこくこく肯くと、浩介が頭をなでるのを再開してくれた。気持ちいい……
目をつむったまま浩介にもたれかかる。浩介の鼓動が静かに伝わってくる。
耳元で聞こえる浩介の息遣い。切ないほど祈ってしまう。ずっとこいつのそばにいさせてください……。
「慶?」
浩介の優しい声。
このまま時が止まればいいのに。そうすればおれはずっとお前と一緒にいられる……。
浩介。浩介……
お前の腕の中は、幸福過ぎて、そして不安過ぎて、震えが止まらない……
……と、浩介が腕を離した。
「慶? 寒い? 震えてるよ? そろそろ中に入る?」
「…………」
思えばここは玄関口。まだ靴も脱いでいない……
「……ん。引き出物のバウムクーヘン持って帰ってきたから一緒に食べよう」
「わあ! ありがとう~」
ニコニコの浩介……
その笑顔をみて、あらためて思う。おれはこいつの『親友』でいよう。
そばにいてくれるといった。抱きしめてくれた。でも、それは『親友』としての言動だ。
この関係を壊してまでその先を求めたいとは思えない。
だから友達のままでいいから、一緒にいる。友達なら、一生、一緒にいられる。それでいい。
出会ってから8か月……それがおれの出した答えだ。
<完>
-------------------------
お読みくださりありがとうございました!
この「遭逢」は元々私が高校生の時に書いた「風のゆくえには」の第一話を、話の筋はそのままで、エピソード追加&文章リメイクしたものです。
1991年10月13日 PM11:21
に書き終わった話を、2015年12月19日 AM6:58 に再び書き終えました。なんだか不思議な気分です。
一人でノートに書き綴っていたお話を、こんな風によそ様に読んでいただけるなんて、当時の私が知ったら泣いて喜びます。今の私も、感動で泣きそうです。本当に本当にありがとうございました!!!
このような拙作を楽しみにしてくださっていた、なんて貴重で有り難い方々、本当に本当にありがとうございます。年明けには復帰したいと思っておりますので、その際にはまたどうかよろしくお願いいたします。
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