ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

800年前へタイムスリップ

2009-11-25 23:26:52 | Weblog
たーらーらたーらーら、たーらったらー…

いきなりですが、なんのメロディーでしょう?

そうです、「そうだ、京都いこう」JR東海のコマーシャルのメロディーです。

今年のCM観ました?あのCM、毎年度胆を抜かれますが、今年のはまた格別です。


で、そのCMの舞台、光明寺に行ってきた。光明寺は京長岡市にある。
しかし、場所がわかりにくいな…CMやっちゃったんだから、でかい看板やら標識を出そうよ。通り過ぎて長岡八幡宮まで行っちゃったよ。
でも、CMやっちゃったからかどうかは知らないが(絶対そのせいだと想う)、交通誘導、駐車場係、あと‥よくわかんないけど、光明寺ハッピを着た茶髪の女の子はたくさんいた。

ここに来たくて、今回は京都を目指しちゃったんだよなぁ…ホントに。

まだ紅葉の写真を載せてないから、何枚か見せてあげよう。

ありがたき御朱印

2009-11-25 16:29:43 | Weblog
趣味は御朱印集め、なのである。

朱印ってものがあるのを知って、寺社巡りの楽しみが増えた。

朱印を集めるにあたって、必要なのは朱印帳。

こんなことがあった。
京都の隠れた名寺、すずむし寺。なんでも願い事を叶えてくれるというありがたいお寺なのだ。
そのお寺で僕は尋ねた。
「御朱印が欲しいんですけど、朱印帳ってここで買えるんですか?」
すると受け付けに座ったお坊さんが言う。
「ありますけど、御朱印っていうのはね、遊びで集めるものじゃないんですよ」まぁいいまぁいい。
「はい、じゃあ一冊ください」
そして坊さんが言う。
「あのね、御朱印はね、なんだかそこらへんのスタンプ集めとは違うんですよ」
もう意味がわかりません。心の中で「おいクソ坊主、とっとと一冊よこしやがれ!」と想いつつも丁寧に、
「はい、大丈夫です。意味は重々承知してますから。一冊と御朱印をお願いします」

それってどうなのよ?なんなのさ?
そんなにダメですか?そんなにチャラチャラしてますか?バンドマンは御朱印を集めちゃいけませんか?

こんなにお寺が好きなのに。こんなに日本文化を誇りに想っているのに…。ねぇ?

まぁいいまぁいい。そんなわけで、僕の朱印帳の記念すべき一ページ目は、すずむし寺の坊主が書いた、超達筆が燦然と輝いている。


話は戻って、鞍馬寺。バイクに朱印帳を忘れてきた。
なので、紙に書いてもらった。これをあとで朱印帳に貼るのだ。


あぁ、今回はいくつ朱印が貯まるかなぁ…


えっ、完全にスタンプ集めっぽい?

…そんなこと言わないでくださいよぉ…。

鞍馬天狗

2009-11-25 14:50:29 | Weblog
鞍馬寺にやってきた。キャンプ場から細すぎる峠道をクネクネと20分くらい。ローギアのエンジンブレーキを使わねばならないほどに、急な下り坂だった。

鞍馬寺、実は前に来たことがある。遠い昔、中学三年生、初めての一人旅…遠い記憶が甦る。
ほとんど忘れてしまっているが、ただひたすらに急な坂道を延々と歩いたような気がする。寺のことなんぞ覚えてはいない。…急な坂道…弱音を吐きそうな中学三年生。

鞍馬山への入山料200円。

入り口を過ぎると、道が二手に別れる。ケーブルカーと徒歩。100円だったのでケーブルカーを選択。朝早いので空いている。

ケーブルカーを降りて、本殿へ山道を登る。標高が高いせいだろう、紅葉は見頃を少し過ぎた感がある。

鞍馬は源義経が幼少期を過ごした場所。あちこちに義経ゆかりのなにがしがある。
そんなものをチラチラ見ながら順路に従い帰路の下り道へ。

突然…記憶の扉が開く。「あぁ…ここだ。ここを登ったんだ」。

淡い記憶そのままの風景がそこにあった。つづら折りになった本殿へとつづく坂道は、確かにそこにあった。
なんだか、謎が解けたような不思議な気持ちに包まれた。来て良かったなと、つぶやいてみた。

ゼーゼー言いながら登ってくる人と、たくさんすれ違った。「なんでケーブルカーに乗らないんだろう」と不思議に想っていると、ケーブルカー乗り場は大行列になっていた。


あぁ、ケーブルカーに乗って良かった、早起きして良かった、と想ったのであった。
早起きはケーブルカーの得、遅起きはゼーゼーの損、なのである。