ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

不適合の烙印

2010-10-27 22:42:51 | Weblog
カレンダーの日付けをじっと眺めてる。何があるってわけじゃない。
カレンダーの日付けをただじっと眺める・・・最近の癖。
今日が26日なんだか27日なんだか・・・そんなことはよくわからない。どうでもいいことだ。ただただ眺めてしまうのだ。たぶん・・・あれだ・・・じっとカレンダーの日付けを見ちゃう病だ。
そんな病気があるのか?と思った諸君、患者がここにいる。処方箋を処方されない患者が、現実にここにいる。

多分、職場の休憩室に、カレンダーしか無いからなのかもしれない。カレンダーばかり眺めている。誰かに話しかけられても、カレンダーばかり眺めている。

実際、こんなことを思う。
世の中の大半の人は凄いな・・・と。期限の無い拘束に遭いながらも、悠々と生きている。カレンダーばかり眺める病などにはかからずに、粛々と日々を粉していける。いや、ホントに・・・感服するばかり。

いや、そういうわけじゃないんだ、これは。契約は8時半から5時半だったのに、実際は朝7時半から夜8時半まで働かされてるからとか・・・土日祝日は休みなはずなのに、土曜も祝日も出勤させられるからとか・・・給料日が遠すぎて、後一ヶ月半も極貧借金生活が続くからとか・・・もちろん、高いところが怖い、怖すぎるからそれは嫌とかはあるんだけれど・・・そういうんじゃなくて・・・

どうせ働くならたくさん働いた方がいいに決まってる。残業も休日出勤も望むところ。職場の人たちは優しいし、仕事も楽しい・・・全然悪くない。でも・・・そういうんじゃなくて・・・。

多分・・・解放・・・される日が・・・遠すぎて・・・見えない・・・想い描けない。

カレンダーを眺めていても、日にちを数えることもない。バツ印を付けるわけでもない。給料日を待つということでもない。・・・ただただ眺めてしまう。やっぱり・・・これは病気だ。

「おれ、旅人・・・なんですよ」

「次ですか?・・・多分インドかな」

「えぇ、ちょっと長めに・・・半年くらいかなぁ」

「そんなことないですよ、あっという間ですよ」


あぁ、誰か聞いてくれないかなぁ・・・

本当は何をしてる人なんですか?ってね。


自分で撒いた種から出てきた、芽や雑草や花や果実は摘み取ったり刈り取ったり育てたり食べたり・・・
自分でなんとかするしかないんです。と、昨日見た雲が言ってました。

札幌は雪だ。旭川も雪だ。
みんな元気かな・・・逢いたいな。


ついに囚われの身となった、旅人より。


せめて・・・ここが京都だったら良かったのにヽ(;▽;)ノ