北海道を走っている時の話。
北海道は広い。広いから楽しい。
広い北海道を、こーかたさんの先導で走る。
コデラーはすぐに荷物を落とすので、僕はコデラーの荷物の見張り番として、殿を務める。三台で走る。
こーかたさんに連れられて、色んな所へ行った。普通は行かない所へ行った。泊まる場所も、通る道も、入る温泉も、全然普通じゃない。普通では知り得ない場所がたくさんあった。
北海道は楽しいなぁ。と、改めて想った。こーかたさんが色々なことを教えてくれた。
コデラーと二人で、キャッキャと騒ぎながら、四日間、共に遊んだ。
こーかたさんは、北海道の道を、自分の庭のように走る。
実際、北海道は、こーかたさんの庭なのだと想う。
すげーなぁ、この人。と、僕はしみじみ想った。
北海道が自分の庭ってのもすごいことなんだけど・・・追い追い分かったことなんだけど・・・
こーかたさんにとっては、日本全国が庭のようなものなんだ。
この人、知らない所ってあるんだろうか?
と想ってこーかたさんに聞いてみた。
答は、予想通り。
「ありますよ。まだほとんど知りませんよ」
ほらね。
僕がこーかたさんに追いつけるなんてことは、ない。ありえない。むーりー。
つまりね。
僕が、旅人として、そこそこ謙虚でいられるってのは、謙虚で気持ち良くいられるってのは、慢心せず貪欲でいられるってのは、こういう人に出会っているからなんだよ。
つづく。
北海道は広い。広いから楽しい。
広い北海道を、こーかたさんの先導で走る。
コデラーはすぐに荷物を落とすので、僕はコデラーの荷物の見張り番として、殿を務める。三台で走る。
こーかたさんに連れられて、色んな所へ行った。普通は行かない所へ行った。泊まる場所も、通る道も、入る温泉も、全然普通じゃない。普通では知り得ない場所がたくさんあった。
北海道は楽しいなぁ。と、改めて想った。こーかたさんが色々なことを教えてくれた。
コデラーと二人で、キャッキャと騒ぎながら、四日間、共に遊んだ。
こーかたさんは、北海道の道を、自分の庭のように走る。
実際、北海道は、こーかたさんの庭なのだと想う。
すげーなぁ、この人。と、僕はしみじみ想った。
北海道が自分の庭ってのもすごいことなんだけど・・・追い追い分かったことなんだけど・・・
こーかたさんにとっては、日本全国が庭のようなものなんだ。
この人、知らない所ってあるんだろうか?
と想ってこーかたさんに聞いてみた。
答は、予想通り。
「ありますよ。まだほとんど知りませんよ」
ほらね。
僕がこーかたさんに追いつけるなんてことは、ない。ありえない。むーりー。
つまりね。
僕が、旅人として、そこそこ謙虚でいられるってのは、謙虚で気持ち良くいられるってのは、慢心せず貪欲でいられるってのは、こういう人に出会っているからなんだよ。
つづく。