ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

広島風やきそば?

2014-12-07 02:20:54 | Weblog


カニの家トリオ、初日の夕食はすき焼き。ダッチオーブンで作るすき焼き。
なんでダッチオーブンですき焼きかって言うと、ダッチオーブンを買ったから。
うちのバンドのシッシーは上等なダッチオーブンを持っているのだけれど、僕は上等なダッチオーブンは買えないので、タダみたいな値段のダッチオーブン。
「タダみたいな安物のダッチオーブンを自分の手で育てるのが、男のロマンなんですよ」という、これまた北海道で出会ったダッチ佐藤の言葉に心揺さぶられ、メイドインチャイナのやっすいダッチオーブンを買ったというわけ。

で、すき焼きとダッチオーブンは、用途としてはまったく関係がないんだけど、ちょうど良いサイズの鍋がないってことでダッチオーブンを使うってわけ。

コデラーマンは広島出身なわけで、なんだかよくわからないんだけど、すき焼きをやるって言ってるのに、「おれ、広島風お好み焼き作ります!」と高らかに宣言して、お好み焼きに入れる焼きそばを買っていた。

そんで、薪ストーブANDダッチオーブンで、すき焼きをグツグツ煮ている間に、横っちょで広島風お好み焼きを作っていたのだけど、「はい!出来ました!」と言って差し出して来たのは、なんか、グチャグチャなった焼きそばだった。お好み焼きの生地だと思われる、溶き小麦粉の残骸が、なんでかわからないけれど、コデラーマンのそばの床に落ちていたんだよ。

そんで、「材料あるからもう一回作れば?」と言っても、「もう嫌です!」と、これまたわけのわからないことを言い張って、プイと横を向く。

それでも、気を取り直してもう一回作り始める。
一度目の失敗は、お好み焼きを焼いているのに、他のことに夢中になって、お好み焼きを放っておいて、生地が焦げちゃったってわけで、二度目はよそ見をしないようにと、キツく注意をするのだけど、気がつくと他のことをしているってなもんで、大変。

それでも、なんとか、広島風お好み焼き完成。なかなか、広島風。さすがは広島出身。

お好み焼きとすき焼きがあって、こりゃぁお腹がいっぱいになっちゃうなと思っていたのだけれど、コデラーマンはご飯をお代わりしている。僕とこーかたさんは、ご飯は食べない。なぜなら、すき焼きが食べられなくなってしまうから。

コデラーマンは、ご飯をたらふく詰め込んで、「お腹がいっぱいですき焼きが食べられませんよぉ!」と、予想通りの展開。

さて、明日は何をして遊ぼうか?

という話になる。

散々候補が出て、最終的に決まったのは・・・温泉巡り。
温泉博士、こーかたにーさんと巡る湯けむりツアー開催です。

最終目的地は「草津」。

「草津って、遠いよねぇ。遠いよなぁ」と、僕はずっと言っていた。
温泉は行きたい。草津も行きたい。
でも・・・怪我をして以来、遠くへ出かけたことが、まだ無い。
大丈夫かなぁ、おれ。大丈夫かなぁ、おれ。
それだけが心配。草津までした道で三時間強。ジムニーちゃんに乗って行く。大丈夫かなぁ。ジムニーちゃんの振動で、鎖骨が折れたりしないかなぁ。それだけが心配。

明日は五時半起き六時出発!と掛け声を掛けて、午前三時頃に床に就くのであった。

つづく。