ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

お尻を焼かれるコデラーマン。

2014-12-16 02:26:07 | Weblog


昨夜はさ、寝る時にさ、ベッドに入る前さ、さむいなぁ、さむいなぁ、と稲川淳二ばりにつぶやきながらさ、温度計を見たらさ、1度だったよ。部屋の中がだよ。おれ、寝るまで1度の部屋で過ごしてたってわけ。さむいなぁ、さむいなぁ、とつぶやくわけだ。
ドイツ製の湯たんぽを入れてさ、部分的に暖かなベッドの中でさ、湯たんぽっていいなぁって思ったわけ。

司馬遼太郎の「菜の花の沖」。全六巻。面白かったなぁ。
江戸時代後期の水呑み百姓上がりの町人、高田屋嘉兵衛。
司馬遼太郎は、歴史小説家として様々な人を書いているのだけど、例えば、龍馬とか義経とか毛利とか山内とか子規とか色々。これでもかってくらいの有名著名な偉人を書きまくった上で、一番好きなのは彼だと、司馬遼太郎本人が迷わずに断言するほどの好人物が高田屋嘉兵衛なのである。

人生暇で暇で、退屈で退屈で、何か楽しいことないかなぁ?と思ってる人は、読んでみてね。本がくれるパワーと知識と想像力は凄まじいものだよ。
忙しくて忙しくて、本なんか読んでる時間なんてないよ!という人は絶対に読まないでね。本の中に、人生の役に立つものなんて何一つ落ちていないからね。

そんでもって、高田屋嘉兵衛って人は、船に乗って蝦夷地へ行くんだけどね。
まぁ、色々あって、箱館に町を築くんだけどね。
江戸時代の冬って、間違いなく寒いじゃない。だって、ダウンとかないし。やっとこさ木綿の服があるくらい。木綿の服だって、お金持ちしか着られない。ユニクロのフリースとかないし。
布団だってないじゃない。貧しい人は、紙と紙の間に藁を挟むのが掛け布団で、土間に藁を敷いて、その上で寝たりするわけじゃない。そこに北海道の寒さよ。零下の世界よ。
家屋の機密性はとんでもなく低いし、暖房器具は手を温めるちっちゃい火鉢くらいなもので。

僕はさ、寒さの中に身を起きながら考えているよ。全然マシだな、とね。寒いなぁ、寒いなぁとつぶやきながらも、まだまだ全然大丈夫、とね。

で、カニの家トリオの小旅行の話、

残り字数が少なくなってしまったので、コデラーマンが噴き出す温泉にお尻を焼かれているシーンを写真でお見せすることにして、次回につ、づ、く。