ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

ライブに来てくれませんか?来てくれないんですか?

2017-08-18 06:41:10 | Weblog


8/26(土) 下北沢lown
「月に向かって吠えるライオン」
sing from trash box jam)

open 18:00 start 19:00
ticket 2500yen plus drink

ライブが近い。
ライブに向けて本格的なスィッチを入れるのがいつも通り遅くてですねぇ。

ライブのお知らせメールを送ったのですがねぇ。
数人から「行けません」。3人から「行きます」。あとは・・・音沙汰なし。

うーん・・・まずいなぁ。実にまずい。お客さん、3人しか来ないかも。ガビーン。

まぁ、ゼロじゃないから、いいか。と開き直りも必要だ。

それならこちらにも考えがあるってもんじゃないか。
どんな考えが?
いやもう、好きなようにやっちゃうよ?という考えです。

いつも好きなようにやってるっしょ?とね。

いえいえ、いつも以上に好きにやっちゃうよ?ということなんですよ。

たとえば、一度も歌ったことのない、CDにもなっていない曲を歌っちゃうよ?とか。

まぁ、そんなわけでね。コンセプトは固まりつつある。

まぁ、そんなわけで、懐かしすぎて歌詞がわからない。

古いワープロを探し出してスィッチを入れてみた。「補助フロッピーを入れてください」と表示された。補助フロッピーってなんだっけ?
ワープロはダメだ。補助フロッピーなんて知らない。

カセットテープの山の中から、それらしきモノを発掘する。

あっ、カセットデッキが・・・。

あっ、古いラジカセがある!

古いラジカセを発掘する。

それらしきカセットテープをセットするためにイジェクトボタンを押す。
ポヨーンとラジカセのカセットのフタが取れてしまった。ほぇぇぇ。困った。

フタを完全に取り外して、カセットテープをそのままぶち込んでみる。昔の機械なんてものは、大抵こんなものだ。

スィッチオン、再生!

おぉぉ、十代の頃の歌声じゃないか!?

「最悪や!」

これじゃない。これでもない。それも違う。

懐かしい唄をたくさん聴いた。少しずつ。

そして、欲しかった音源を見つけた。

歌詞を拾う。

ははは。楽しい。

懐かしい音の中に、「必死に頑張っている自分」を見つけた。

ははは。楽しい。

こういう時代をくぐり抜けて、今の自分がいる、というわけだ。

ライブのコンセプトは固まりつつある。

「懐かしき友の話」。

今回は、これでいこう。

終わり良ければ全て良し。のライブレポ。

2017-08-18 05:55:31 | Weblog
というわけで、長期間に渡り長々と。
次のライブまで一週間と少し。
いやぁ、まいったなぁ。ははは。4ヶ月もかかった。ははは。

4/22下北沢lown
「ライオンと、はちみつ色の空。」

1部
1.sweet days
2.コーヒー&ビスケット
3.Hello Good-bye
4.ミルクティー
5.just a little bit
6.休日戦士
7.Everyday

2部
1.金色の翼
2.ジュジュ
3.カナリア
4.月のお姫様
5.雨の降る街
6.wonder of life
7.裸の王様

3部
1.3グラムの奇跡
2.サマンサ
3.風姿花伝
4.Goodtimes Badtimes
5.Under the flag of jack(with MK)
6.ジュークボックススター(with MK)
7.Dear Friend

E.1 パレード
E.2 メッセージ

全23曲

#23 結局、歌うんじゃないですかぁ。とかね。

2017-08-18 05:37:07 | Weblog
アンコール二曲目。「メッセージ」(trash box jam The Band 1st. マジカルステラーツアーに収録)。

予定調和のアンコールを終えて、立ち上がり、深々とお辞儀をし、ライブは終わる。
拍手の中、「あぁ、終わったぁ。いいライブだったなぁ。楽しかったなぁ」と思うのである。

これで終わりなのに、客席から「アンコール!」と声が聞こえる。
アンコールをたった今歌い終えたのだから、ライブは終わりなのである。終わりったら終わりなのである。

昔、すごく昔、静岡に、シオンのライブハウスツアーを観に行った。
ライブハウスでシオンが観られるなんて、最高に幸せだった。
シオンはたーくさん歌ってくれて、アンコールを二回もしてくれた。
ライブハウスに集まった熱狂的なファンは、シオンとバンドメンバーが退いたあとも拍手をやめない。ずっとやめない。もっと聴きたい。もっと聴きたい。ずっと聴きたい。
シオンが一人でステージに戻って来た。シオンは「もう用意していた曲は全部やっちまった」と言った。
シオンは、アコースティックギターを持って、こう言った。「ほんとに、最後に一曲だけ」。

何を歌ってくれたのかは忘れてしまった。
でも、すごく優しくて、かっこよかった。
シオンみたいになりたい!と僕は想った。

僕のライブに戻る。
アンコールと言われても、もう用意してきた歌詞は全部歌いきってしまった。曲がないのである。ははは。

今、歌詞がなくても歌える曲はなんだ?

・・・メッセージ。

じゃあ、ほんとに最後、一曲だけ。メッセージを歌います。

僕は全然シオンみたくはなれなかったけれど。
その最後のセリフはさ、すごく、シオンみたく言ったんだよ。
ずっと憧れてたシオンみたくね。


「メッセージ」

hey boy君は小高い丘の上に立ってるこの空に飛び立とうとしてる
でも恐くてなんか足りなくて最後の一歩踏み出せないで

独りよがりの夢物語後悔してみたり傷ついたり
自分宛に手紙でも書く様に励まし続けなければknock down

何処からか唄が聞こえてきて負けるなって声が聞こえてきて
肩胛骨あたりが疼いてきてなんか飛べるような気がして

このカラダのどこからかあふれ出してくるmusic&words
君に伝えたい君に届けたい君に咲かせたい
不器用なこの僕からのメッセージ
千夜一夜の物語この声がなくなるまで
君笑っても君が泣いても君眠っても
ずっと君のそばで歌い続けてく

Hey girl君は花屋の店先に立ってる 色とりどりの花を見つめている
どんなに頑張ってもこんな風には咲けないよとつぶやく

もしかしたら君は野に咲く小さな花 名も無く可憐に咲く小さな花
君を愛する人が君を探し出すよ だから咲け誇らしく

何処からか唄が聞こえてきて 大丈夫って声が聞こえてきて
胸の奥で何かが弾けて なんか咲けるような気がして

このカラダのどこからかあふれ出してくるmusic&words
君に伝えたい君に届けたい君に咲かせたい
不器用なこの僕からのメッセージ
千夜一夜の物語この声がなくなるまで
見失っても塞ぎ込んでも泣き崩れても
世界の何処かで歌い続けてく

そう泣いてたって何も変わらないって知ってるって君は手を振って涙拭いてスマイル
一切合切の悩みなんて道端のあのゴミ箱に捨て
今日からはもう・・・明日からはもう・・・違う自分になれるって信じて
歩み始める君の空に今日もほら陽が昇る

僕は歌うよきみへのメッセージ
負けないでね 大丈夫だよ あきらめないで まだ頑張れる
少し休んでまた進めばいいさ 君のゴールが君を待ってる
どうしようもないほどの切なさなもある 迷いさまよい立ち止まりながら
自分らしくいるための力を探し続ける君へのそうメッセージ


#22 ガンバレ、みんな。

2017-08-18 05:21:41 | Weblog
アンコール。「パレード」(trash box jam. Balladに収録)。

エムケイが言った。
「メッセージ、やれば?アンコールでやれば?」

いややらない。アンコールはパレードを歌う。理由はないが、パレードを歌う。理由はないが!頑なな僕なのである。

なんとなく、最後の最後は「想い出」で締めたかったのかもしれない。

何百人・・・もしかしたら何千人かもしれない。
路上にて。一番たくさんの人と一緒に歌った唄は「パレード」だと思う。

あの頃路上に集まってくれた人たちは、「パレード」を一緒に歌うために来てくれていたような気さえする。

一週間の終わりは、週末の終わりは、路上ライブの最後の最後の曲、「パレード」で終わる。
パレードが終われば、明日からまた次の一週間の始まりだ。

パレードとは、渾身のガンバレソングなのである。

みんな、頑張ってるかなぁ?
ちゃんと、頑張れてるかなぁ?

届こうと届くまいと、渾身のガンバレソングを、僕は歌うのである。あいも変わらずにね。


「パレード」

空にポッカリ浮かんだ月をぼんやりと眺めていたら
涙がポロポロあふれてきて しょっぱい味が胸に染み込んだ
友達のこと学校のこと恋人のこと将来のこと
心のタンクはもう満タンで やり過ごすのは簡単なこっちゃない

ちっちゃな事にもすぐ挫けそうになるけれど
うなだれてしょぼくれていたって明日は必ずやって来る

まだがんばれるから 独りぼっちじゃないから
隣に立ってるあの娘も 同じ想いで何かを待ってる信じてる
今夜はゆっくりおやすみ 明日はいいことがありますように

先週でバイトもクビになって 駅の階段で派手に転んで
まったくさついてない毎日さ
彼女とはもう三週間も会ってない

何気ないことにもすぐ傷ついてしまうけれど
負けないで泣かないで行かなきゃ まだまだ先は長そうだから

もっとがんばれるから 独りぼっちじゃないから
しゃがみ込んでるアイツも 同じ想いで誰かを待ってる信じてる
今日はゆっくりと眠ろう 明日こそいいことがありますように

大丈夫まだ負けないさ 大丈夫強くなれるさ
のんびり行こう焦らず行こう 人生は素晴らしい

だからがんばれるから 独りぼっちじゃないから
終電待ちのホームで 誰もいないゲームセンターで
まだがんばれるから 独りぼっちじゃないから
放課後雨のバス停で バイト先の休憩室で
教室の隅っこで 歩道橋の上で
真夜中のキッチンで 灯りを消した部屋の片隅で
がんばれるさ まだがんばれるさ
弱虫たちのパレードを 強がりたちのパレードを
誰もかれもパレードを 独りぼっちじゃないさ


#21 明けない夜はないんだぜよ。

2017-08-18 04:56:41 | Weblog
二十一曲目。第3部の七曲目。「Dear Friend」(アルバム未収録。trash box jam The Bandのシングルに収録)。

エムケイが言った。
「えっ?最後はメッセージでしょ?この流れでメッセージをやらない?ないでしょぉ?」

trash box jamの3人でやるはずだったライブがゆえの選曲を存分にしてきて、最後にメッセージをやらない。これもまた、一つのメッセージである。と僕は想った。んじゃないかな?
とにかく、今回のセットリストに「メッセージ」はない。

本編最後の曲はディアフレである。

アニーズガーデンのために書いた曲。
アニーズガーデンのライブの最後は、いつもディアフレだった。ような気がする。
みんなが飛び跳ねて、飛び跳ねて、飛び跳ねて終わる。
ライブが終わると、飛び跳ねて疲れて、飛び跳ね過ぎて疲れて、みんな、泣いたり笑ったりしている。

どこかのテレビ局がやってきて(どこだったかは忘れた)、カメラを四台くらい持ち込んで、アニーズガーデンのディアフレを収録して、それを15秒だか30秒くらいに編集してテレビで流してくれたことがあった。その映像がとてもカッコよかった、ような気がする。
今度探して、もしも見つかったら、パソコンに取り込んで、ユーチューブにアップしたりしたいなぁなんて想っていたりもする。

やるかなぁ。どうかなぁ。その前に、見つかるかなぁ。

「Dear Friend」

この空に広がる憂鬱を 指で数えて足りなくなる
ありふれた日々の孤独なら ゴミ捨て場の犬が食べた
満たされることないココロを 世界の果てに放り投げて
報われないこの情熱を真白な羽根に変えましょう

ひとりぼっちが怖くて 涙こぼれそうなアナタがそこにいた

明日に吹く風 アナタのそばにも吹く だから
Don't cry my friend 泣かないで
未来がすぐそばまで来てるよ
負けないで この星この街の片隅で

ありきたりの慰めなんて 誰も欲しがっちゃいないから
魂を撃ち抜けるほどの 強い優しさが欲しくて
ちっぽけな世界に生まれた 何も持たずに生まれてきた
だから今唄を歌いましょう 愛しいアナタのためだけに

弱虫だっていいよ 少しずつ強くなってくアナタがいる

アナタの笑顔は誰より強く輝くから
Don't cry my friend 泣かないで
未来がすぐそばで待ってるよ
負けないで 果てなき夢の道の途中で


明日に吹く風 アナタのそばにも吹く だから
Don't cry my friend 泣かないで
未来がすぐそばまで来てる
寂しくないよマイフレンド
どんな夜も必ず明けるから
悲しまないでマイフレンド
どんな傷も必ず癒えてくから
負けないで この星この街の片隅で

ラララ ラララ ララララ