ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

ハロー音別。

2018-09-15 18:32:24 | Weblog


霧が深い。真っ暗だ。ははは。なんでだ?もう夜だ。なんでだ?

セイコマぶるぅすという唄を歌う人がいるくらい、北海道民のソウルコンビニ「セイコーマート」。

晩御飯の買い出しです。

音別にいます。音別のセイコーマート。コープ音別は閉まっていた。6時半なのに。閉まっていた。まあいい。

浦幌のお弁当屋さんに寄ったのだけれど、閉まっているのか潰れているのか、定かではなかった。どっちだと思う?

まぁいい。

これから、いつものように、20きろばかり山の中へ入る。そこは携帯の電波など通じない場所で・・・ははは。
つまり、今日は、ここでお別れです。

ブログは書く。そして、明日の朝、山を降りたらアップする。いつものように。ははは。

では、しばし、お別れです。さらばだ。


夢乃館。4

2018-09-15 12:24:23 | Weblog


さて、そろそろ行かなければ。
遠くでお昼を告げるサイレンが鳴っている。すごくうるさい。豊似のお昼のサイレンは空襲警報かと思うくらいうるさい。

おとうさんとおかあさんが見送ってくれる。

恥ずかしがるおかあさんを説得して、シャドウちゃんと一緒に写真を撮らせてもらった。

おかあさんが言う。

「初めて来てくれた時は紅葉が綺麗だったのよねぇ」

そう、紅葉が綺麗だった。窓から見える楓の葉が真っ赤に染まっていた。

砂利道の駐車場を、転ばないようにゆっくりと慎重に回る僕は少しかっこ悪かった。

おとうさんとおかあさんが手を振ってくれる。
僕は何度も振り返りながら手を振る。見えなくなるまで。何度も何度も。

どうして少し涙が零れるんだろう?

きっとそれは、ここが、僕が一番好きな場所だから。

そんなことを考えながら、僕は天馬街道の旅を終えるのである。


夢乃館。3

2018-09-15 11:42:30 | Weblog


草原の丘。

おとうさんざ本を読むために作った場所。

世界で一番素敵な場所だと、僕は思う。


テクテクと、僕は夢乃館の敷地を歩き回る。

至る所に、素敵なモノが転がっている。置いてある。全部、おとうさんとおかあさんが自分の手で作ったモノだ。

橋も、椅子も、道も、家も、何もかも。




素敵な夫婦だなぁ・・・とつくづく思う僕なのである。

夢乃館。2

2018-09-15 11:30:02 | Weblog


最近、僕は、足ツボマッサージをしている。

健康のためだと思うでしょう?

違います。

おとうさんが作った、「健康ロード」を歩くためなのです。

初めて夢乃館へ来た時に、僕は、健康ロードを土足で歩いてしまった。だって、「道」だったから。
よく見ると、「土足厳禁」と書いてあり、手作りの看板に「Health Road」と書いてあった。
つまりそれは、健康ロードとは、足ツボロードだったのである。道には砂利が敷き詰めてある。

健康ロードを歩くぞ!と思い、足ツボを押して来た。足ツボを押しても痛くない足になって来た。いざ!いざ!健康ロードへ!

健康ロードの入り口にこう書いてあった。

「修理中。立入禁止」

そんなぁ。うそでしょ?

たぶん、きっと、もつ直さないやつでしょ?

そんなぁ。。。

おとうさん、そんなぁ。。。

夢乃館。

2018-09-15 11:00:38 | Weblog


広尾市豊似、「夢乃館」。

新ひだかを出た僕は、天馬街道を東へ走る。

二年前、天馬街道を西へ走りながら、「嬉しいなぁ」と泣きながらつぶやいたという話を書いた気がする。

結論から言うと、国道236号を北上しながら、「嬉しいなぁ」とつぶやきながら僕は泣いた。

夢乃館、先客が二組、

世は三連休。そういえば、三連休。

バイクを停めて入り口へ向かうと、おとうさんが一組の夫婦の見送りをしていた。
夫婦と入れ違って、おとうさんから見える場所へ行き、手を振ってみる。

「おぉぉ、見たことのある顔だなぁ。今年もバイクで来たのかぁ。おぉぉ、さぁ、入りなさい入りなさい」

お店の中におかあさんが見えた。僕はペコリと頭を下げる。

おかあさんは、僕のフルネームに「君」を付けて呼んでくれた。

「さぁ、座って座って、珈琲をご馳走するわ」


おとうさんとおかあさんと、豊頃から来た夫婦と
、僕。

おかあさんは、しきりに僕のポストカードのことを豊頃夫妻に話している。
おかあさんがあんまりポストカードを褒めるもんだから、豊頃夫妻の妻が、「そのポストカードは売ってないの?」と僕に聞いて来たりして。「見てみたいわ」とか言い出したりして。「売ってません」「ありません」と珈琲をすすりながら答えたりして。「はははは」と笑ったりして。

夢乃館、明日はお休みするらしい。

つまり明日ここに来てたら、おとうさんとおかあさんには会えなかったということだ。もしも会えなかったら、今年は会えないということになって、次にあえるのは、来年から再来年になっていたのかもしれない。そう思うと、会えたことが無性に嬉しくなる。

「ちょっと散歩をして来ます」と言って、僕は席を立った。

「草原の丘」が見たい。


グッドモーニング昆布の浜。

2018-09-15 09:02:30 | Weblog


海を眺めながら、珈琲を一杯。

フェリーで出会ったおじさんは、僕の荷物を見て、「バカじゃないの?」という表情で、「おれはミレーのリュックひとつで旅をしてたぞ」としたり顔。

荷物は軽い方がいい。人生と同じだ。

いい教えではある。僕は深く同意する。

でもさ・・・海を眺めながら、旨い珈琲を一杯。時間をかけて淹れた珈琲を一杯。

どう思う?

人それぞれだろ?とは思わない。
これが俺のスタイルだ!とも思わない。

ただただ、この珈琲はひたすらに旨い。

至福・・・この一言に尽きる。


グッドモーニング昆布の浜。


荷物は少ない方がいい。

深く深く同意しながら、僕は珈琲をゆっくりと啜る。