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ライブ前、連日の真夜中の練習。喉の調子は良くなく。
ライブ直前のリハーサル。声が嗄れてて、喉の調子は依然として良くなく。
それでも、歌えないわけではない。そんなに気にするほどのことではない。と、言い聞かせたりして。でも3時間、22曲の長丁場。
でも、僕は知っていた。確信していた。実のところ、喉の調子はいいはずだ。こういう感じ・・・今までに何度もあった。今日は凄まじい声が出るような気がする。それがどんな声かは、まだ分からないが・・・。
それは、「優しいナイフ」のような声だった。誰かの胸に刺さるナイフのような声だった。
僕には見えたんだよ。声が空気を伝って誰や彼やの胸に刺さっていくのがね。本当だよ。凄まじい声だった。棘のない、柔らかな、鋭く尖った、優しいナイフ。その声が、自由自在に、小さな箱の中を駆け巡った。
22曲を歌っても、掠れることもなく、まだまだ数十曲、100曲でも歌えたかもしれない。
どうしてそんな風に歌えたのかと考えていた。
たぶん、それは、来てくれたみんなが、優しかったからだと想う。みんな、すごく嬉しそうに、ニコニコ笑いながら聴いてくれた。楽しそうに、ケラケラ笑いながら聴いてくれた。
僕は嬉しかった。声は自由自在に駆け回った。
今、この瞬間も、僕は嬉しい。
歌えることが嬉しい。
唄を聴いてもらえることが嬉しい。
今、この瞬間、僕はハッピーだ。
歌うことがハッピーで、伝えられることごハッピーで・・・。
僕は一人で幸せなわけではない。
みんなが、僕を幸せにしてくれているのだと想う。
ライブのMCでも話したことだが、僕の毎日はみんなに何かを伝えるためにある。もしかしたら、伝えたいから、生きているのかもしれない。
僕は、孤独を嫌いはしないが・・・と一人想ったりしているが・・・
それは本当は間違っていて。一人でいても孤独なんかじゃないのかもしれないね。
さてさて、次のライブが決まりましたぜ。
次は年末、2019年の終わり頃。12/7となりました。
随分先の話だねぇ・・・とかね。
半年間、楽しいことがたくさんありますように。僕にもみんなにも。また報告し合いましょう。
どうもありがとうを、心から。
また逢おうね。