ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

珊瑚の森~自分のハート探しの旅

2008-10-11 01:58:00 | Weblog
明日から三連休…いかがお過ごしかな?

石垣は一足先に連休ムード…らしく、借りようと思っていた250CCの単車がことごとく貸し出し中で借りれず。それなら100CCのパワースクーターも貸し出し中で借りれず。一日2000円ポッキリ、50CCのちょい乗りも借りれず。。。朝からバタバタ。
仕方ないのでレンタカーで出払っていない一番安いのを頼んだ。そして10分後に安宿に運ばれてきたのは日産キューブ(あっちゃんママのと同じだょ)。
石垣港そばの釣具屋でシュノーケリングセット(フィンも)を奮発して購入。そんなわけで、今日は石垣島を優雅にドライブ(ホントはツーリングが良かったんだけど)。目的地は珊瑚がゆらめくカビラ湾&禁断の遊泳禁止地区米原ビーチ。

高く広く青い空の下、左手に大陽の光がきらめく海を見ながら、延々と続くサトウキビ畑を走る。レンタカーにあらかじめセットされている数々の沖縄ソングが収録されたCDが歌う。いやぁ…今完全に沖縄。オレは今おきなわんちゅ…的な。

米原ビーチには珊瑚の森があった。白い砂浜のわずか5メートル先には珊瑚が揺れ、完璧にトロピカルな南国雰囲気満載の魚たちが珊瑚と戯れている。そしてそんなリーフが延々と続く。時間を忘れ、そのトロピカルなニモ的なフィッシュたちに売店で買った魚肉ソーセージを惜し気もなく振る舞っていたら、夕方の六時になっていて、ただでさえ人気の少ないビーチが完全にオレのプライベートビーチに。150メートル沖から見た、砂浜にポツリと残されているオレの荷物。オレ…今完璧にトロピカルなうみんちゅ。

夜、安宿で人生に疲れ切った青年と語らった。
自分探しの旅に出ることの出来る才能。自分探しの旅とはつまり、自分のハートが震える景色や空気を見つける旅。自分のハートが何に震えるのかを知るための旅。旅で何かを探す人がいる。旅で何かを見つける人がいる。オレは永遠の旅人でいたい…そんなことを想った。

おきなわんちゅ四日目。だいぶ太陽に焼かれたよ。

刺身丼バイマイセルフIN 石垣島

2008-10-10 01:08:43 | Weblog
那覇→石垣航路に問題が発生し(船の会社が今年の六月に倒産していた)、予定外のスーパーウルトラ大出費を被ってしまったため、黄金伝説ばりの節約生活を強いられることに…。旅はバランス。人生のバランス。奇跡のバランス。

今日のマイディナーは、近くの刺身屋(石垣にはたくさんある)で、まぐろとめかじきと、なんかよくわからない地場魚(すべて石垣産)ともずくの天麩羅(山ほど)を安く買い、スーパーで買ったおつとめ品の白飯にどっさり乗っけて食べました。刺身の量はまるで食べきれないほどで(写真の四倍くらい)、いやもうお腹いっぱい。

腹ごなしに港の防波堤沿いを散歩。緑色の光を放ちながらゆらめき飛ぶ蛍を発見。旅はバランス。人生のバランス。奇跡のバランス。

バランスの餌食

2008-10-09 02:27:14 | Weblog
今日はたくさん歩いた。沖縄はタイに似てる。花も空気も人も笑顔も。那覇の町外れの町並みは、白い壁狭い路地…少しギリシャ風。温暖な気候は温厚な人柄を作り出すのだろう…きっと。
ジリジリと照りつける大陽がまぶしい一日だった。

写真は首里城から見た那覇市街。空は青く、雲は白い。

うちなーたいむ。

2008-10-08 00:15:33 | Weblog
無事那覇に到着してます。寝ないままで移動がつづいたので、ちょっと疲労困憊気味。沖縄そばうまいっす。国際通りは道頓堀みたいです。にぎやかです。夜にはスコールが降りました。いきなりずぶ濡れです。宿は安い割にキレイです。二段ベッドの下で寝ます。雨に濡れた帰り道、岩盤浴しちゃいました。一時間半で1000円。これはお買い得。汗をダラダラと流し、終わっても流し、悪いものはすっかり流し、コンビニに寄ってカラダに悪いものをたくさん買いました。エヘヘ。
明日は昼間はフラフラと那覇見物。夕方の船に乗って石垣にむかいます。夜行です。一泊浮かせます。ウヘヘ。

That's it.

2008-10-07 07:14:39 | Weblog
ココロの中に輝く景色は多い方がいい
ルールなんて少なければ少ない方がいい
僕らは未成熟な存在だけど・・・いつかは成熟するのかもしれない
いつまでも成熟したくないと想うのは
いつまでも夢を追い続けていたいからなのかもしれない
ルールの中に収まりたくないと想うからなのかもしれない

ココロの中に輝く景色は多い方がいい
キミは笑うかもしれないけれど
僕はかなりそんな存在だ
タイミングに囚われるのは嫌いじゃないが
タイミングに囚われ過ぎるのは好きじゃない
一番大切なのは気ままな人だと想われること
実際にそうであってもそうでなくても

ココロの中に輝く景色は多い方がいい
僕の挫折を願ってくれる人がいるならば感謝を捧げたい
僕は毎日呆れるほどに挫折を味わってる
だってそうだろ?
だって僕ほどに成長を信じ続ける人は他にいないのだから
出来れば天空に駆け上がるほどに舞い上がっていたいけど
実際は地べたを這いずり回りながら無能さと戦ってる

ココロの中に輝く理想は多い方がいい
僕が何かを探し続ける意味を知りたいなら
僕を知るのではなく
キミ自身を知る方がいい
僕が月を好きなわけを知りたいなら
僕を探るのではなく
キミの・・・を知る方がいい
世界はそんな風に出来てる

ココロの中に輝く存在は多い方がいい
僕とキミが繋がってるのはつまりはそういうわけで
だからどうのこうのと言う訳じゃないがそいいうわけで
その全部が僕の精一杯のエクスキューズだってことに気づいてるキミは
たいした存在だと
僕はついに朗らかに笑うのである

日本最南端の地へ。

2008-10-07 05:25:21 | Weblog
初めての海外はオーストラリア。そこで一年を働いたり、遊んだりして過ごした。そこから始まった日本再発見の旅。異国の文化に直に触れたことで、自国の文化に深く興味を持ち始めた。それはつまり、お寺や神社だったり、緑に輝く苔だったり、薄暗い森に群生するシダだったり、史跡だったり、歴史だったり、宗教だったり、神様だったり、慣習だったり、人々だったり、倫理観や道徳観だったり。例えばそれは、海外からやってきた外国人が観たい日本をもっと観てみたい・・・そんな感じだと想う。日本人であるならば、自国を知り、誇れる人でありたい・・・的なね。

目指すのは日本最南端の地である。かつては琉球王国という独立した国。アメリカとの地上戦が行われた場所。三十数年前まではパスポートが無ければ行けなかった場所。世界有数の透明度の海を持ち、手つかずの自然と、観光地化という名の自然破壊が着々と進む場所。コッコの故郷。デイゴの花が咲き、三線の音が流れる場所。一度は行ってみたい場所、沖縄。
今回は本島はそこそこにして、離島メインで巡る予定。石垣をベースに、竹富、西表、波照間。手元にあるガイドブックは「船とバスで巡る旅」。一週間に一便しかない船があったり・・・予定通り帰れなくならないように注意しないと。。。

今日の沖縄の最高気温は29℃。5月のタイですっかり日焼けして。夏のストリートでしっかり日焼けして。初秋の富士登山で予想外の日焼けをして。秋の沖縄で・・・。今年は日焼けと縁があり過ぎる・・・いい年だ。

リュックぱんぱんに荷物も詰め込んだし、溜めていたガス代も払ったし、読みかけの本も持ったし、もうすぐ出発。奇跡の坂戸発羽田行きのバスに乗って、いざ三週間弱の旅へ。いってきまーす。v。


次のストリートは10/25(土)だょ。

写真は、ガイドブックと「小さな国の小さな町の物語」の完成品だょ。初回分お届けは11月頭の予定だょ。欲しい人はメールくれとくんだょ。

限定シングルコレクションのページ

2008-10-07 04:42:16 | Weblog
ブログのサイドバーのブックマークに限定シングルのディスコグラフィのページのリンクを作りました。
作品確認したい人はぜひご覧になってください。

クィーンオブランブルフィッシュのリリースで、限定シングルリリースラッシュも一段落したので、今後は基本的に「注文制」になる感じっす。
限定シングルはストリートで常備はしなくなるので、欲しい作品がある場合は事前に知らせてくださいね。v。

追々、各曲ちょこっとずつ試聴出来るようにしたいと想ってます。多分ね。うん、きっとね。いや、しないかもな。

Limited single collection

10.5(日)大宮ストリート~雨

2008-10-06 15:36:40 | Weblog
第1部
ジュエル
everyday
3グラムの奇跡

~場所移動~

月のお姫様
オレンジジュース
キリキリバランス
マーガレット

~場所移動~

青い鳥
プライドオブライオン
百花繚乱
good times & bad times(新曲)
ミツバチと三日月
あかねいろ
アンダー・ザ・ブラック・オブ・ジャック
クイーンオブランブルフィッシュ
月夜のバースデイ
Dear Friend


準備が終わって、さぁ始めるぞと引き始めた途端にザーザーの雨。びしょ濡れになりながら一部3曲を演奏。その後は、やる場所やる場所に警察が現れて中断中断。最終的にはデッキ上の屋根の下、生演奏で声が嗄れるまで・・・。
屋根からはみ出すほど?集まってくれた人たち、どうもありがとう。三人揃っての雨ストリートはなかなかレアな感じだったと想います。
次のトラッシュストリートは10/25(土)。変わらぬ笑顔で逢えますように。v。じゃぁまた

しんぐ本~第二弾は「物語」。

2008-10-05 03:50:24 | Weblog
昔昔、あるword and diaryというページに小さな物語を書きました。可愛い物語が書きたくて、毎日少しずつ書きました。少年と少女が恋をする、そんなお話でした。この先二人はどうなっちゃうんだろう?とココロをワクワクさせながら、毎日少しずつ書きました。
ある日ある人から電波に乗せた手紙が届きました。どんなことが書いてあったのかはもう忘れてしまいましたが、その電波に乗せた手紙を読んだ瞬間から、物語の続きが書けなくなってしまったのです。きっと、その手紙には「悪意」という悪魔が潜んでいたのです。僕の中の純粋な少年と少女は、すっかり迷子になってしまいました。きっと僕は悪魔に勝てるような強さを持ち合わせていなかったのです。
それから、三回冬が来て、今四度目の冬が来ようとしています。僕はずっと、物語の続きが気になって仕方ありません。そんなわけで、精霊さんを呼び出して、物語の続きを書き上げました。そして、それを小さな本にしてしまいました。可愛い本になりました。

「小さな国の小さな町の物語」、続きが読みたい方はぜひ買って読んでください。涙がポロリと零れることでしょう。
完全受注生産。定価2500円。ご希望の方はしんぐ宛にメールをくださいね。

今、手元に出来上がった本が一冊。良い出来です。

10.4(土)大宮ストリート~sing&mako

2008-10-04 23:17:40 | Weblog
0.月のお姫様
1.jupiter
2.愛しい人
3.jewel
4.恋人

5.三日月の夜
6.コネコ。
7.everyday
8.星空のペンギン

9.カサブランカ
10.希望の唄
11.マーガレット
12.メッセージ

13.キリキリバランス
14.百花繚乱
15.レモネード
16.ミルクティ

もうすっかり秋。夜は、過ごしやすいというよりも、ちょっと寒い。
今日はお客さんいっぱいで楽しかったな。アンプの調子が悪くても、のどの調子がギリギリでも、聴いてくれる人が多いと楽しいものです。さぁ明日も頑張ろう。雨降りませんように。。。

クィーン・オブ・ランブルフィッシュ

2008-10-03 04:12:25 | Weblog
声が聞きたくて 涙流れて
この胸に手を当てて 夜は明けて行く
君に逢いたくて ただ君に逢いたくて
涙零れたら さぁ始まりの時間だ

うたかたの夢果て無き空は晴れて今希望的観測
ちょっと理屈っぽい僕の行く先を斜め45度から見ている
君は同じ思い出の中眠る小さな猫のように
やばいくらいの危なげな魅力でまるで健やかなQueen of rumble fish

1分1秒足りともその影が離れてしまわないように

空は切なくて 涙あふれて
君の奥に届くように 両手で祈った
君に逢いたくて ただ君を抱きしめて
悲しい事は 全部取り払ってあげる


さすらいの旅恋人が見る夢は何色に染まる黄昏
少し危うげな君のその足取りを見かねてそっと左手を差し出す
君は強がりの瞳に涙少しだけ浮かべて
寂しがり誰よりも泣き虫な鮮やかに跳ねるQueen of rumble fish

1000分の1秒足りともその影が離れてしまわないように

声が聞きたくて 涙流れて
この胸に手を当てて 夜は明けて行く
君に逢いたくて ただ君に逢いたくて
涙零れたら さぁ始まりの時間だ

空は切なくて 涙あふれて
君の奥に届くように 両手で祈った
君に逢いたくて ただ君を抱きしめて
悲しい事は 全部取り払ってあげる

小さな国の小さな町の物語(4)

2008-10-02 04:16:23 | Weblog
 少年はある大きな国の大きな街にたどり着きました。そこは旅の間で耳にした「世界一の靴職人」がいると言われる国でした。少年はその世界一の靴職人と噂される人物を探してこの国にやって来たのです。方々を聞き回り歩き回り、少年はやっとのことで、その世界一の靴職人と噂される人物の工房を見つけることが出来ました。
 その工房には、どれもこれも素晴らしい靴ばかりがあふれていました。それはどれもこれも少年が考えもつかないデザインや機能を持ちあわせていました。
 少年はどうしてもその世界一の靴職人と噂される人物に会いたくなり、旅の間に作った少年の一番の自信作の靴を差し出し、店先で日向ぼっこをしている老婆に尋ねました。「この工房の主人にこの靴を見ていただきたい。自分は世界一の靴職人になるために旅をしている者です。」と。
 すると店先で日向ぼっこをしている老婆がゆっくりと優しげに口を開きました。「わたしじゃよ」。

 少年がその小さな国からいなくなってしまった後、少女は長い間を泣いて過ごしました。少女は世界で一番大切な人を失ってしまったのです。
 その悲しみは夜空に浮かぶ月さえも涙するほどのものでした。少女の悲しみは深く、胸は痛み、道を歩いている時も、馬車に揺られている時も、教会でお祈りをしている時も、自然に涙があふれて来るのでした。少女の胸には少年との想い出があふれるほど詰まっていたのです。
 星を見上げては泣き、風になびく木々を見ては泣き、沈む夕陽を見ては泣きました。そして教会の裏に置かれた小さなベンチを眺めては泣きました。少女と少年が逢う時には、少年はいつも、その教会の裏に置かれた小さなベンチに腰を掛けて少女のことを待っていたのです。そして少女を見つけると、飛び切りの笑顔で迎えて抱きしめてくれたのです。二人は、草笛を吹いたり、手をつないだり、干し草の上に寝転がって夜空の星を見たり、撫でるような優しいくちづけを交わしたり、いたずらな風にひやかされたりしたのです。少年は少女の話を聞き、少女は少年の話を聞き・・・二人は夢を語り合いました。少年と少女は月も羨むほどの恋人でした。
 少女はあれこれと思いだしては泣きました。少年を想って泣きました。少女の胸には少年との想い出がその小さな国中にあふれていたのです。少女は少年のことを少し恨みました。少女は少年を愛していたのです。少女は何も言わずに自分を置き去りにして旅に出てしまった少年を少しだけ恨みました。なぜなら、少女は少年を愛していたからです。少女は涙を止める方法について考え始めました。そして、自分の夢について考えました。


日常

2008-10-01 23:13:05 | Weblog
ライブが終わると、やっぱりポカーンとした顔で、ポカーンとした時間をしばし過ごしてしまいます。
9月のライブを終えたら、何処かに行こう!と決めて、それなりに精一杯頑張ったので、感慨もひとしお。充実したポカーンを満喫中。
と言いつつ、今日は旅前の恒例行事、カメラのメンテナンスに新宿まで行って来たのです。またもや朝一。待ち時間、ビルの谷間の喫煙スペース(前回寝てたら怒られた場所)。今日は、寝ると怒られるので、スターバックスでコーヒーを買って煙草をプカプカ。しかし、あれですね、スタバのコーヒーって絶対飲み切れないっすね。ショートを頼んだのに、一口すすった時点で、無理無理感が街中にかなり濃いめに漂う感じです。やっぱり次からは缶コーヒーにしようと強く誓うのでした。

コーヒーを飲みながら、時間潰しに読んだ松尾スズキ著「クワイエットルームへようこそ」(去年映画化されてましたね)、面白かったっす。映画が観たくなりました。今度DVD借りてきて観ようっと。でも全然お勧め的な作品ではありませんので(冒頭から主人公がゲロでうがいをしたりするから)、悪しからず。

もう10月になりました。一年の四分の三が過ぎたってことです。早いものだなぁなんて想ってると、矢の様に冷たく過ぎ去ってしまうから、ポカーンとしながらも計画を練らないとだなぁ・・・なんて想いながら日々は過ぎ往く。

トラッシュホムペのスタッフブログ、ちょこちょこ更新されてます。みなさんぜひぜひ覗いてやってくださいね。