ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

5.12(土)大宮ストリート

2012-05-17 00:27:04 | Weblog
~sing solo~
1.金色のライオン
2.サマンサのアイデンティティ
3.コネコ。
4.三日月の夜
5.sweet age 1
6.泣き虫

~sing & shissy~
7.ジュピター
8.太陽の季節

9.Hello Goodbye
10.Iris
11.ゲリラ
12.3gの奇跡
13.メッセージ
14.キリキリバランス

15.Dream & Truth
16.just gonna say goodbye
17.明日・・・
18.花鳥風月
19.Don't let me down
20.Missing you
21.HAPPY LIFE
22.金色の翼
23.Queen of rumble fish

温泉万歳

2012-05-11 16:47:39 | Weblog
お化け坂温泉・・・あっ、違った。飯坂温泉に来ています。
何度となく来てますが、いつ来てもお化けが出そうです。・・・昼間なのに。
川沿いに立ち並ぶ、かつての旅館群が、今にも倒れて来そうです。ふと頭をよぎるのは、かつてのと書いた旅館が、もしかしたら現役かも・・・という疑惑。怖いです。障子は全部破れてます。あぁ、怖い怖い。お化け出るお化け出る。

一年前と同じ行程で同じ場所へ。温泉にも浸かったし、これから友人と会って、それから帰路に就きます。

石巻から、弘前、八戸、野田村、田老、宮古、山田町、大槌、釜石、大船渡、陸前高田、気仙沼、南三陸、陸前小泉、女川、石巻、東松島、松島、塩釜、多賀城、仙台、名取、岩沼、亘理、山元町。

そして今、やすらぎのお化け坂温泉。あっ、違った。飯坂温泉。

二週間ぶりに・・・うちに帰れる。

大船渡にて。

2012-05-11 00:12:00 | Weblog
今朝、テントを畳んで、荷物をバイクに括り付け、出発の準備をしていたら、復旧工事のおじさんに声を掛けられた。
どこから来た?とか、どこまで行く?とか、まぁ普通の会話なんだけど・・・

すると、おじさんが車から小瓶を持って来て、くれた。
庭で採れた山椒の葉と花を漬けたものだと言う。除染をしてあるから、放射能は大丈夫だと言っていた。
おじさんは、30年間割烹の板前をしていたが、震災の影響で仕事が出来なくなり、今は災害復旧のアルバイトをしていると、話してくれた。

なんだか、申し訳ないくらいに有難くて・・・ペコペコとお礼をして頂いた。
そのままでも、ご飯に乗せても、豆腐に乗せても美味しいらしい。

おじさんはこう言っていた。
「これも何かの縁だからね」

いつだって縁に生かされている僕であると、自覚をしながら生きているつもりではあるのだが・・・。
おじさんの一言がやけに胸に響いて・・・山椒を食べたわけでもないのに・・・鼻の奥がピリッとしたのである。
あれ?この場合はピリッとはおかしいな。あれ?山椒を食べるとどうなるんだっけ?ゾワっ?ショワ?ピュル?
・・・まぁ、ウルッと来た的な意味だよ。

僕が大切だと思う事。

2012-05-10 23:10:10 | Weblog
僕が何をしたいのか?・・・それは僕にもよく分からない。
ただ、何もせずに後悔はしたくない・・・ただ、そんな感情に従って生きてる。
正しいか間違っているか・・・僕には決めることの出来ないそんなことよりも、自分が大切だと信じるものに、ただ従って生きてる。

13ヶ月前、気仙沼。僕は瓦礫の山の中を歩いた。泥沼の中を歩いた。焼けただれた街の中を歩いた。
そこは、戦場を模した映画のセットのようで・・・そこは、映像でしか見たことのない爆撃を受けた後の街のようで・・・。戦慄を覚えながら、震えながら、怯えながら・・・僕はずっと、そこにいた。
自然の脅威も、水や火の威力も、その容赦の無さも、人の死も、文明の脆さと儚さも、人生の不公平さも・・・その全てのリアルさにたじろいでしまった。

嘘だろ?と想うことの全てが、リアルだった。嘘だろ?とつぶやけばつぶやくほど、そこにあるリアルが押し寄せて来た。

街の中に打ちあげられた船。嘘とリアルの象徴として、今もそこに存在している。

自分の無力さを痛感するのは、あの時も今も変わりはしないが・・・
言葉にして何を伝えればいいのかがわからずにいるのは、あの時も今も変わりはしないが・・・

13ヶ月が経って、僕がまたこの場所に来られたこと。同じ場所で違う景色を見られたこと。
それはいつか、僕にとって大切なものに変わっていくような・・・そんな気がする。




瓦礫の海のその後。

2012-05-10 17:07:54 | Weblog
去年と同じ、碁石海岸の駐車場でゲリラキャンプ。朝6時、おばちゃんに起こされた。
もうすぐ復旧の車がじゃんじゃん入ってくるから、撤収しなさいとのこと。・・・ナイスなモーニングコールだ。
チャッチャもテントを畳んで荷物を括り終えた頃、じゃんじゃん車が入って来た。ホントにナイスなモーニングコールだった。

13ヶ月前、僕が見た風景の中で一番衝撃を受けたのは、陸前高田の瓦礫の海だった。
どこからが海でどこからが陸なのか・・・どこからが陸でどこからが海だったのか・・・それさえも分からないような状況に言葉を失った。
見渡す限りの瓦礫の海・・・それがどうなったのか気になった。

13ヶ月が経って、僕が見たのは、瓦礫が一つもなくなった土地だった。所々に緑が生えている。
瓦礫がなくなった景色を見て、どこからが海でどこからか陸だったのか・・・僕は知ることが出来た。
でも、結局、瓦礫の海になる前のこの街がどんな姿をしていたのか・・・僕は知らない。・・・想像することも・・・出来ない。

少しずつ・・・

2012-05-09 21:55:22 | Weblog
岩手県山田町。一年と二ヶ月が経って、未だ言葉には出来ない風景が広がっている。
街の片隅に小さなケーキ屋さんがあって、そこのストロベリーパイがとても美味しい。・・・ビックリするほど、美味しい。

ストロベリーパイという、名前の響きが・・・僕は好きだな。

異端

2012-05-08 22:36:37 | Weblog
和と洋が合わさるとこうなる。
明治の時代、この建物を造らせた者、造った者。それを目の当たりにした往時の人たちのこと。・・・考えるだけで胸が踊る。
異端・・・ここにあり。