閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

手ぬぐい

2011-04-24 08:24:16 | 閃き
倉敷の美観地区の近くに小さな手ぬぐい屋があった

手ぬぐいは今では日常に使用する事は無くなったが

浅草の仲見世で手ぬぐい専門店を見つけて、その美しさに感心し、何枚か購入した事があったので、ちょっと覗いてみたくなった

小さなそのお店の壁には、綺麗に染め抜かれた手ぬぐいが飾られていた

店主は未だ始めたばかりで整理出来ていないと謙遜した

確かに豊富とは言い難い程の種類しか無いようだったが、それでも色々と楽しめた

その中の、濃紺地にピンク色で染め抜かれた桜と藤の花びらと、山吹色のウグイスがポイントになっている一枚を購入した

夜桜、夜藤を観ている様だ

今、それを我が家に飾って楽しんでいる

日本の伝統的技法を使ったものは、どこと無く心を引き付ける

残していかなければならない大切なものだ