この時期になると戦争映画の放映が増えてくる
広島や長崎への原爆投下と終戦に関する番組や特集が目立つようになる
この時期に改めて戦争、国防について考えるのは良いことだと思う
戦争は悲しい行為だ
何故、戦争に突入しなければならなかったのか
戦争とは勝てば官軍負ければ賊軍的な考え方があり、敗戦国となった日本にとっては悪者の役割を追わせられているのは否定できない
繰り返すが戦争は悲しい行為
官軍も賊軍も責任は存在しているはずだ
敗戦国となった日本は二度と自ら戦争を行わないと宣言した素晴らしい国だと思っている
しかし武力を保持せず防衛を行わないという考え方はおかしい事だ
中国やロシア、北朝鮮は確実に武力を増強させているのは事実だし、実際にそれを背景に力による侵略行為に及んでいる事実もある
これらに対抗する防衛力を備え、防衛する姿勢を他国に示す必要がある
しかし、それは自ら戦争を行わないという確固とした姿勢があっての事だ
従って今の自衛隊のように撃たれなければ反撃しないという考え方は間違っている
かつて大韓航空機がソ連領空侵犯をして撃墜された様に、犯してはならない一線が存在し、それが故意でなくても故意だとみなされるという事実も認識する必要がある
現在の日本はこの一線が曖昧なので平気に力で侵犯してくるのだ
一方、外交とは現実にそういった状況に陥る前に回避する様に交渉することであり、その成果が出なければ交渉力が低いと言わざるを得ない
韓国からの慰安婦や徴用工などの謂れ無いクレームに断固として応じないのも、その現れだと思っている
世代が移り変わってゆく中で、これらをハッキリ示す事が政府に求められていると思う