閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

似た者同士

2013-04-27 14:04:37 | 閃き
妻が風邪を引いて3日目になる

毎晩夕食作りを担当している

風邪の時は、身体を温めて早くエネルギーになる食事が善いと考えている

少しずつ元気を取り戻しているのを確認しながら、献立を考えた


そろそろ普通に米を食べさせようと、丼ものを考えて

お腹に優しそうな親子丼位が善いと「今日は丼ものにするよ」と伝えておいた


夜帰宅すると妻は「お肉を解凍しといた」と言って、豚カツ用のロース肉を差し出した


病み上がりなのに、脂っこいカツ丼なんて大丈夫かよと思ったが

まぁ、本人が食べたいと言うなら仕方ないかとフライの用意をした


妻は溶き卵が余るからと、冷蔵庫から、あれこれ出してきてフライの準備をするので、片っ端から揚げていった

気付けば、フライの山積みが出来上がっていた


山積みのフライを前にしてカツ丼など作る気力も無くなった


こうなったら、ビールでも呑んで喰ってやる

妻は風邪の事など忘れたかの様に、ビールを呑みながらフライをほお張った


振り帰れば、何故?と考えるが、似た者同士の私達には、この流れは自然な事


二人揃って、ズルズル鼻をかんだ

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