閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

介護保険

2016-09-08 07:45:58 | 閃き
今朝のニュースで介護保険料の値上げと、支給基準の見直し、更には支払い対象年齢の引き下げなどが検討されていると報じていた

これらのニュースを耳にする度に腹立たしい気持ちになる

高齢者の数が増え、同時に要介護の人数も増えている

当然、介護に関わる支出も増えて行く

収支が合わなくなるので、役人は収入を増やす方策(保険料の引き上げと徴収対象年齢の引き下げ)と支出を減らす方策(介護保険支給基準の見直し)を考える


個人的に言えば、社会性の高い事業は公営で運営するべきだと考えている

役人が行うよりも民間人の経済感覚の方が予算が少なくて済むという考え方もあると思う

しかし、それでも運営は国や自治体が行うべきではないだろうか


民営化して介護に関係している民間施設はどこも経営に苦しんでいる

日本中どこででも同じサービスを受けられる事をユニバーサルサービスというが、それを実現するには公営しか無いと考えている

民営化して効率が良くなるのは競争の論理が働く為である

ユニバーサルサービスには競争による差別化は必要が無いと思う

それよりは勤務する方達の処遇を一律に安定化させ、施設の維持費、導入する設備費用、消耗品類などを一括購入を前提に公正に競争入札等によってコストを抑え、利用者の料金には利益を上乗せしないなどの方策で利用者の負担軽減を行う


小泉首相時代に行った郵政民営化以来、民営化する事が正しい、民間に事業を開き新たな参入を促せば経済の活性化に繋がると言う考え方は間違っていると思う

言葉は悪いが、公務員の仕事の放棄になっているのでは無いだろうか

民営化しても担当省庁は監督監視権限を持ち、収支だけを見て不都合を押しつけている様にしか見えないのは私だけだろうか
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