閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

独り相撲

2018-03-12 16:49:54 | 閃き
ひとりで囲碁や将棋を指したとき仮想の相手には勝てない

それは手の内を全て知っている相手には勝てないということである

今打った手の意味や次の一手の意図を話しながら打つのと同じだからで、相手の意図が読めないから迷うのである

囲碁や将棋の最善の手筋が一種類だったら、つまらなくて誰も見向きもしないだろう

相手の打ったその手の意味を能力のない頭で推理して「負けました」と言うのは独り相撲も甚だしい


朝日新聞が報じた公文書の改ざんは、全く意味不明であった

見たと言うだけで入手したと言えない不確かな一手を前にして、まんまとその誘いに乗って改ざんを認めてしまった財務省の独り相撲の如くである

近畿財務局の職員の死が大きな打撃だったのかもしれない

その上に安倍昭恵さんの名前も消したと言うからたちが悪い

何故消さなければならなかったのかという余計な説明も必要になる


元々、この付近の土地についてはいわくつきであったことはハッキリしている

沼地に付近の住民による廃棄物が大量に投棄されていた沼地の近くに高速道路が通った

伊丹空港の騒音問題もあって国土交通省の管理下であったのだが、空港の騒音問題が解消されても活用されない問題の土地には変わらなかった

民主党政権当時に辻本議員にかかわる公園の土地の払い下げの実績があるために、森友学園の様な学校などの公共的な施設でなければ後々問題が起きる可能性があることから、近畿財務局としては渡りに船であったのだろう

森友学園が阿部昭恵さんに関りを持ったことから推進すべきと忖度したに違いない

担当者としては特段新たな事例ではなく、簡単に済ませると考えていたに違いない

それが、森友学園の問題化で具合が悪くなった

国会答弁を観れば見るほどこのままではまずいと考える様になったのであろう

この部分が、独り相撲なのである


安倍総理の様な強いリーダーーシップを持っている国は珍しい

強いからこそ野党は何が何でも引きずり降ろそうとする行動に、森本学園問題が使われたのである

辻本議員の問題は棚に上げて、野党はここしか突く場所が無いから今でもこだわって突いているのである

説明出来なくなった近畿財務局の担当者は、悲しくも命を落とすことに至ってしまったことは野党の責任であるといっても過言ではない大きな問題である

特殊な事例であることも国会の推移の中で改ざんせざるを得なかったのは、辻本議員の事例に基づいて売却を行ったことを素直に言えない公務員の事情があるのだ


阿部一強を倒したいとこだわる野党のくだらない重箱の隅を突く行動が事の始まりであることをしっかりと知らなければならない

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