今月25日にロシアのトルトネフ副首相は「北方領土をロシアのものにする」と発言した
この言葉に違和感を感じたまま数日が経過してしまった
最近になって深く考えると、何故今更ロシアのものにすると言わなければならないのか?
元々ロシアのものならば、こういった表現を使う筈はなく、「我々の領土である北方領土から外国資本を排除する」といった表現になる筈だ
わざわざ「我々のもの」と言うのは不法に奪い取った領土だけれども、という言葉が省略されている
詰まり、副首相の言葉はロシア政府の意識であり、不法で占拠している意識があるということだ
安倍総理時代までもこういった認識はあったのだと思うが、強く行動に出ることが出来なかったのは、武力行使ができず相互理解によって返還させるという考えだったのだろう
しかし、ロシアは元々奪い取った領土をチラつかせると日本はしっぽを振る振ってお金を出す都合の良い財布位にしか考えていなかったということだろう
今回ロシアが侵攻したウクライナは古くはソ連の領土だったが独立を認めた主権国家である
プーチン大統領の考えにはウクライナは元々ソ連=ロシアの領土だから取り戻すという発想だという
この理屈が正しければ日本が北方領土へ侵攻しても正しいという理屈が生じる
日本は憲法によって武力による領土奪還をすることはできないだろうからロシアは安心してあぐらをかいている
武力の行使については別にして、是非とも憲法改正議論を含め、日本が自国の領土を守る姿勢を海外に向けて示すことが早急に必要だ
ロシアの侵攻は色々な面で気付きがある
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