嫌になるほど長い時間争っている中東の国
イスラエルとパレスチナの争いはその歴史と背景、宗教とイデオロギー
それらを取り巻く国々の打算が入り混じった関係ではWinWinの結末にするのは難しいからと、国連が介入した形をとって無理遣り押し込めていた
後ろから軍備物資などを支援し代理戦争の如く長年にわたり放置してきた
問題を放置し先送りしてきた為に長い時間を経て溜まった不満や疑念は深まり
絡まった糸のように解きほぐす術も見当たらない状況まで落ちている
さて、こうなってしまった状況で始まったハマスのテロ行為は衝撃的だった
人の集う日時と場所を見計らって行ったテロ行為はまさに非人道的であり、あってはならない行為だった
しかし、それに反してイスラエルが行った報復行為も非人道的であった
これらを命じた双方のリーダー達は、自国民を想って始めた事なのだろうが、実際に国民達はこの行為を正しいと思っているのだろうか?
振り上げた拳は、どちらかが力尽きるまでは終わらない
終わりまでに多くの犠牲者を出しても良いと考えているのだろうか?
傍らで見ながら支援している国は、それで良いと考えているのであろうか?
武力による解決法が正当だという結末を示すことが正しいことだと考えているのだろうか?
様々な私利私欲も絡めて複雑化したこの状況は
落語のお半長右衛門に登場する播随院長兵衛のように仲裁を買って出て見事に治めることができる者の登場を願うばかりだ
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