生花危機

最近感染症の予防の観点から、生花の持ち込みを禁止する病院が増えているとニュースで報じた

ニュースでは、生花が媒体となる感染症としては、生花に使用する水に繁殖する緑膿菌が原因だとか

生花は癒しの効果もあり、鉢植えは「病気が根付く」事から使用できない為、生花（切り花）が使用される


さて、問題になっている緑膿菌について調べてみた

緑膿菌は常在菌の一種で、体力が低下した時に感染する日和見感染の一種である緑膿菌感染症を引き起こすらしい

更には薬剤耐性症や多剤耐性緑膿菌の発生などが起こりやすい環境である病院では特に注意が必要とされている

つまり、何処にでもある細菌だが、病院の様に通院や入院において多くの人が出入りする場所なので、緑膿菌が集まりやすく

その結果、薬が効かない菌が生まれる可能性があり、入院患者は体力が低下しているので感染してしまう可能性も大きいということから、生花の持ち込みを禁止しているということだ

この措置を執っている病院は関西地域に多いが、これは地域性の問題ではないとニュースでは付け加えていた


好きな彼女が入院した時、気の利いた花を持ってさりげなく見舞いに行く

なんて光景がもう見られなくなってしまうのか？

生花を滅菌して持ち込む方法も検討されているというが、人間が弱くなったと言った方が早いかもしれない

何とかならないものか