コロナ禍で日本の現状が明るみに出た
1つはIT技術
今更説明しなくてもIT先進国だと思っていたが、現実には使い物にならない低レベル
菅総理もデジタル庁を新設しようとしている事でも判る
次はマスクや防護服等の欠かせない物の製造が安さを理由に製造が海外移転されていて、いざという事態に不足するという依存体質
これはモーターや機械部品、建築資材も同じで、輸入が止まった途端、物不足になり生産や工事が停止した
お次は薬
研究開発費が売上の半分を占めるという製薬業界は、いつの間にか海外の大手資本に売却され、販売はするが開発は本社のある国で行われ、すなわち日本で新薬の開発が出来ないという事実
今回の新型コロナのワクチンや治療薬も海外頼りで、供給量を制限されれば安心して暮らせない
コストの安さにつられて、いつの間にか欧米の戦略に乗って、高い技術力を持っていた日本は第三国レベルに飼いならされてきた
自国で作れるようにしたいという強い気持で技術を高め、日本の生活をより良いものに変えてきた
その優れた製品は世界で評価され使われて、富める国の仲間に入る事が出来た
安い人件費で製造できるからと海外へ移転していったお陰で大切な基本技術と開発力まで移転してしまたことが空洞化の始まりだった
その時、海外の国の様に先端技術の移転を禁止し、技術力を高めながら将来失っても良い安価な物は移転したとしても
残った製品は価格は高くても自国製を使う仕組みを維持する事が自国に技術を残す手段で
今まで海外で目の当たりにしてきた事実だった
日本政府は、やたら先進分野ばかり目を向け、既存技術を継続し発展させようとしてこなかった
その為、衰退した業界は海外へ移転、売却され安ければ何でも良いという考え方が蔓延した
そんな成長分野の少ない日本で研究できないから優秀な日本の学生達は海外へ行ってしまうのだ
今更だが考え直して欲しい
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