年々、出す年賀状が減ってきている
基本的には頂いた先には必ず出す
また、この年でお知り合いになった方にも差し上げる
それでも減る原因は年賀状を卒業するという方が増えている事だ
若い方にはSNSで済むことでもったいない、面倒くさい、はじめからそんな気持ちも無いのかもしれない
しかし、私は出すことにこだわりたい
SNSで繋がっている方でも年賀状で知る情報もある
この先、二度と会わないであろう方も何人もいる
だが、その方々から頂く賀状には写真や文字を通してその方の様子が伝わってくる
ずーっと会っていないけれど、頑張っているんだな
私も頑張らねばと勇気もいただける
ペンが持てなくなるか目が見えなくなったら諦めざるを得ないが、それまでにどれだけの方々と賀状を通して繋がって行けるか楽しみである
昨年他界した義父と慕う方の最後の賀状はデスクの目の前に貼っている
その方がいつも話していた言葉に
賀状を出さないと心配して電話がかかってくる友ばかりが残っている
だから、賀状を続ける事が互いに必要な支えになっていると
日本郵便も賀状離れでCMを減らし、否、止めようとしている
渋沢栄一の努力で出来た日本の郵便も民業化で収集にこだわり、不採算は廃止するつもりかもしれない
ハンコを無くせば良いと考える単純な政治家と同じだ
大切な物にはハンコが必要な様に、不採算でも郵便は無くすべきではない
その仕組みが持つ大切な根幹を理解し残す事が重要で民営化の弊害だ
年賀状は無くさないで欲しい
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