閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

日本流交渉術

2021-02-22 16:40:36 | 閃き
管総理の長男と総務省の役員が会食していたことについて話題が集まっている

国家公務員はいかなる場合においても利益供与を受けてはならないと法制化されて久しい

バブル前の官官接待では「ノーパンしゃぶしゃぶ」まで話題になったほどだ


最近では一般企業でも接待については行わない社風の会社が増えてきているのは、業務上の便宜を図る為に会食程度の接待は個人への利益供与に当たるので、会社から会社への利益供与=利益貢献=WIN&WINの関係にした方が良いという考え方に基づいている

しかし、まだまだ接待は多く銀座を始め全国各地で等しく一般企業間で行われ、中小企業では経費扱いできると国税も認めている行為である

こういった日本流の交渉術はある意味、日本文化であり、利益供与というよりも会食して良好な人間関係を構築するという意味合いが強い

これは祭や神事の直会(なおらい)や仏事の忌明けにも通ずるものだ

但し、時々、大きな権力をもった人物が私服を肥やすが如く接待と称した利益供与を行い、会社に対する背任行為だとして懲戒されるケースがある

間違えないで欲しいのは、問題なのは後述の背任行為なのだ


官官接待以降、公務員の会食については割り勘での食事はOKとして認められているがそれ以外はNG

今回はこの点から言えばNGなのだが大騒ぎするほどの事でも無いと考えている

会食した総務省の役員が懲戒を受けてそれでお仕舞いの案件であるが、管総理の長男というだけで大騒ぎである

今後の調査で管総理の長男が務める会社に明らかに便宜を供与したのであれば大問題なのだが、つい奢ってもらっちゃったという程度のことなのだろう

管総理の長男で無くても担当者であれば誘ったであろう

この様な接待はテレビ局など電波を使用する事業を行う会社では同じように行われている周知の事実だとも推測している

そのことを放送している局では絶対にこの様な事は行っていないと視聴者に対して証明した上で示唆すべきではないだろうか

日本流の交渉術である接待

実は世界各地で行われているが、背任行為で無ければ、どこの国でも大きな問題にしていない




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ますます酷いサンモニ | トップ | 総務省の不始末 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

閃き」カテゴリの最新記事