閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

これも流れなのか

2017-10-03 07:49:48 | 閃き
安倍政権が衆議院の解散を宣言して選挙に突入したときには、こうなるとは考えていなかったのであろう

選挙を勝つためには民衆の理解を得る必要があるが、その為には何故解散したのか?選挙後の政府をどうしたいのか?を示す必要がある

安倍首相は消費税と外交問題を挙げたのだが、希望の党の踏み絵によって改憲、安保容認、消費税凍結、原発ゼロが表に出てしまった


個人的には消費税は反対である

前にも書いたが、行政のスリム化を推進して費用を捻出するという行政改革は何処かへ消え去り、財政改革だけが残っている

民主党時代に締めすぎた財政によってデフレを招いた後遺症が未だ解決していない

しかし、無駄を省くことは決して悪い事では無い

大胆な財政出動で景気は上向いたのは事実だが、回復した実感を国民は得ていない


国政をどうしたいのかを訴えて選択する政権選択選挙と位置づける衆議院の選挙であるが、自民党も含めてどうしたいのか明確に示せていないと感じるのは私だけでは無いだろう

いっそ、改憲をテーマにした方が、北朝鮮の脅威に対して日本が取るべき行動とは何か?その為に障害となっている憲法の問題とはどういうものなのか?を国民が議論した方が判りやすいかも知れない


希望の党の踏み絵によって改憲と原発ゼロ、消費税の凍結が焦点になってきている

地盤となっている連合や各労組も同じ踏み絵を迫られることになるだろうから、ニュース番組で櫻井女史が連合や労組もこの際に立場の違いを明確にして、どの政党を応援するのかを考え直した方が良いと述べていたが、その通りだと思う


自民と反自民という訳の判らない区別から、ようやく何が違うのかが明確になれば、国民の真の選択が行われる

自民党もこの点を良く考えて選挙対策を行わないと、新しい政党に足をすくわれかねない

しかし、自民党の選挙対策のチラシにはこういった点が考慮されていないどろうから、後は議員1人ひとりが自らの言葉で訴えるしか方法は無いだろう

これも流れによるものなのだろう


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