閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

よそ者

2013-08-05 09:41:29 | 閃き
ある山間地域に婿に来て20年が過ぎる輩と一杯呑む機会があった

彼は婿に来て以来、地域の為に何かと協力してきたという

しかし、地域の先人からは認められず、不合理な点の改善も却下され、昔からの方法だからと一蹴される

ついに、彼は表面的な協力はするが、積極的に行動はしなくなった


過疎化が進む地域に婿が来るのは、稀有な事であり、有難い事だ

だからと言って腫れ物に触るように特別扱いはする必要は無い

でも、のけ者にするような行動は言語道断だ


少し前に山口県だったか、小さな村で大量殺人があり、犯行の動機は村全体から、のけ者にされた事のようだった

田舎になればなる程、他人と何らかの関わりを持たなければ生きて行けない

老人ばかりになり、奉仕活動もままならない


世間との交流の少ない地域では世間の当たり前は通用しない

間違っていると言われても、長年その方法でやってきた事だ

そんな考え方の違いがよそ者と呼ばせる


老いて子に従えの言葉通り、実子だろうが婿だろうが関係無く若者に託したら如何かと思う

そんなよそ者呼ばわりされる婿でも50歳を越えているのだから
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 文字を書く | トップ | 労働災害 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

閃き」カテゴリの最新記事