閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

山間部に学ぶ

2013-11-18 12:42:33 | 閃き
仕事で山間部の顧客迄行くことになった

同僚を伴い山道を走る

丁度、紅く色付き始めた山々の樹々を眺めながら走る事ができた


途中、幾度か狭い九十九折りの道を抜ける

大型車が来たらどうすれば良いか困る程だが、大型車も選んでは通らないのかもしれない


小さな町を幾つか通り過ぎると川沿いの道路に出た

ここから上流へ向かえば客先の町に到着する


川沿いの道路は、くねくねと曲がりながら続く一車線の道路で、凄く道幅が狭い

相手が軽自動車だろうと、退避場で待たねばならない


この辺りの方は、対向車がいると判れば即座に近くの退避場で停車する

後から対向車を発見した方は、お礼を言って素早く行き過ぎる

2台3台と通り過ぎる場合でも、全ての車が手を挙げたりクラクションを鳴らして礼を示す


こうして貰うと、待つ方が気分が良くなってくる


今度は、こちらが待ってあげようと思いながら車を走らせたが、慣れないせいか待って貰う事の方が多かった


この様な狭い道でも、このシステムが有れば、事故や渋滞は起きないだろう


秋の美しい紅葉の中で、美しい心遣いを学んだ

兄弟旅行2

2013-11-17 17:09:00 | 閃き
秋の1日は瞬く間に過ぎて行く

車内では子供の頃の話題が続く

母から同じ話を幾度も聞きながら移動ばかりの1日だったが、それでも幾つかの名所を巡り宿に着いた時には暗くなっていた


夕食にはお酒も入って楽しい夕食になった


食後のアトラクションに妹が用意したのはトランプだった

亡くなった父がトランプを好きだったので、子供の頃は皆でよくトランプをして遊んでいた


そんな想い出さえ、いつしか忘れてしまっていた

良い大人がトランプに興じたが、子供の時に戻った様で楽しかった

兄弟の想い出は子供の頃に限られる

歳が離れているから、近い歳の兄弟との想い出が殆どだ


そんな想い出のひとつ1つを知る母は、嬉しそうにしながら、私は幸せだと何度も呟いていた


今日も1日、母と兄弟の新たな想い出作りをしましょうか

兄弟旅行

2013-11-16 05:54:55 | 閃き
突然、妹から母を連れて兄弟で旅行しないかと誘われた

最近、母のボケも気になり出して来たので、母が元気な内にと思い付いたようだ

それに4人兄弟の私達は、振り返れば1度も一緒に旅行したことが無かった


両親は子供達を想って、小さい時には旅行に連れていってくれたが、歳の離れた私達は一緒に揃って行く事は無かったのだ

考えてみれば、兄弟は血が繋がってはいるものの、一緒に何かを共にしたという記憶が無い

それに、歳の順に親から巣立って社会へ出ると、更に接点は少なくなる

それぞれに家庭を築いた今では、家庭を守る事が優先される

又、住む場所も離れているので冠婚葬祭でもなければ集まれない


知人に毎年、親兄弟で旅行や食事をしている方もいるが、私には馴染みが無い言葉として受け止めていた


しかし、思い立ったが吉日と1泊2日の日程を決めた

場所は、其々から集まりやすい場所を設定して集合する事にした

こんな企画が出来るのも、我々が歳を重ねた証拠である


さてさて、今日はその当日である

恐らく最初で最後となるが

この様な企画が実現出来る事の幸せを

感謝します

ミツクリザメ

2013-11-15 06:09:07 | 閃き
横浜の水族館でミツクリザメの展示が始まった

ミツクリザメというのは耳馴れないが、通常は水深1200mの深海に生息している


13日に相模湾の水深300mに仕掛けられた網に13匹かかり、生きていた11匹を捕獲して横浜の水族館で飼育するが

捕獲される事が少ないので、生きた化石と呼ばれている


2013/7/29のブログ「深海生物」にも書いたが、深海に生きる生物は身を守る為に深海という世界を選んだ

その生物でも、時には餌を求めて安全な夜に水面下までやって来る事があり、今回のミツクリザメも同じではないかと推測している


網にかかったといっても11匹も捕獲するのは多い気がするが

飼育が難しいから、多い方が良いに決まっている

絶滅危惧種なら捕りすぎだろうが、生息数が解らないから仕方ない

むしろ貴重な資料として研究し、繁殖させる迄になれば種の保存に繋がる


深海生物に関する番組を観ていなかったら、深海に異常が発生しているのではないかと考えたかもしれない

東海・東南海地震が予測されているだけに、相模湾の珍事で済ませたい

ミツクリザメを観ることは無いだろうが、何故か気になりブログに書いた

お好み焼き

2013-11-14 06:58:26 | 閃き
寒さが厳しくなって、家に帰れば余計に暖かさを実感する

このところ、飲み過ぎ食べ過ぎなので、昼食を抜いてたからお腹もペコペコだ


風呂から上がる頃には、夕食の準備が整っていた

メニューは、お好み焼きだという


夫婦二人の時は休日メニューだったが、同居が始まっては文句は言えない

全員食卓について食べ始めた


固い

まるで固いパンを食べている食感だ

お好み焼きはフワっとカリッとなのに、固く重い

聞けば中力粉を入れたという

それも、大量に入っていなければ、こんなに固くはならない

それも1人2枚が焼いてある

これは堪らないと、野菜や卵、水等を足して調整した

しかし、その前に2枚の固いお好み焼きを食べなければならない

調整した後のお好み焼きはいつものフワっとカリッとになったが、お腹は既に満腹


翌朝まで、胃のもたれが続く程の固いお好み焼きは満腹感の無いものだった

流石の婿も食べられなかったに違いない


悪気があって作る料理など無い

知識が足りなかっただけなのだが

お好み焼きは私が種を作るから知らないのも無理はない


重い腹を擦りながら、継承の想いを巡らせた