閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

解らない時の行動

2022-07-15 12:18:46 | 閃き
人間は誰でも初めは真っ白

知らない出来ない事ばかり

時間と共に経験や勉強によって知識が増え、経験からくる判断も可能となる

新しい物を作る為の装置をどうしたらできるか?

その答えは誰も解らない

担当者も当然、解る筈も無い事だ

しかし、自分一人の勝手な思い込みで構造を決めて製作会社に依頼するのは無謀としか言いようがない

万一製造できなかったらどうするつもりなのだろうか

1人で勝手に進める人の特徴として他人に相談しないという共通の性格がある

人から指示されることを嫌う性格から来ている様だが、多額の費用をドブに捨てるつもりなのだろうか

従来ある汎用機の構造を知り、製作会社と協議やテストを重ねて適切な構造を模索するのが一般的な進め方

思い付きが画期的な方法になることもあるが、それは失敗を重ねた上で見えてくる思い付きなのだ

Z世代が好むコスパでは到底たどり着けない工程である

開発の時間を急がされている現状で高確率で完成させる努力を惜しんでは良いものは出来ない

一度立ち止まってよく観察し、じっくり考えてみたらどうだろう

宗教の正念場

2022-07-14 08:57:00 | 閃き
昨日、新興宗教団体について書いている時に思いついた事がある

元々、宗教は自然の動きの不思議、人の生死、病気、怪我などの原因について不安を持つ人間の生活の中から1つの考えにまとめられた考え方だと思っている

文明が発展するに連れて身分が多様化してゆくと、その立場に応じた考え方=宗教となっていった

詰まり、人間は不安に感じる不可解な事態に救いを求める時に起こって来た

人間の内面は弱いもので、自分の力だけではどうにもならない部分に力添えをもらったり支えてもらうものが必要なのだ

世界最強のボクサーも、未曾有のホームランを打つメジャーリーガーも、試合後は神に感謝する姿を観ることがある

ただし、これはあくまでも個人のものであり、宗教の自由は守らねばならない

個人的には宗教は個人の心の支えである程度が丁度良いような気がしている

私は気学を学んでいるが、これも人間の弱いところを補うもので、盲信するものではない

また、日本人が色々な神社仏閣に詣でて祈るのは、丁度良い距離感を持てる日本人の感覚だと思っている

人口が増えるに連れて増加した神社仏閣も人口減少と過疎化によって新しい形態に変わる必要がると感じている




宗教による被害

2022-07-13 09:36:58 | 閃き
故安倍元総理が銃撃された背景に犯人の母親が受けた統一教会による家庭の破壊、多額の寄付金による生活苦及び経済破綻が要因のようだと報じられている

こういった宗教団体による被害は意外と身近に存在する

以前にもブログに書いたが、新興宗教団体から勧誘を受けたことがある

元々、こういった宗教団体には異論があったので入信することはありえないが興味があった

それは、遠縁の税理士の甥が統一教会に入信し仕事を辞め盲信してしまい、何とか説得しようとした税理士は宗教について学び始め

遂には一冊の本を書くまでに至り、甥と議論をするも解決せず縁を切った形になった

そんな実話が私が毛嫌いする要因になっている


勧誘された宗教団体は初めから疑問がある点が満載だった

調べてみると可成りの信者がいたので、何故そんなに簡単に入信してしまうか疑問が湧き、2度本山に訪問させて頂いた

そこで知り合いの数人が労働奉祀として働いていたので更に驚いた


その後も何度も色々な方を通して勧誘があったが、全て論破しお断りした

しかし、本山で見かけた知り合いの中に高校の同級生がいて、彼は熱心な信者として活動しているという噂と共に

周りから可成りの借金をしているという噂も聞くようになった

おそらくは夫婦で入信しているのだろう

私は檀家が500軒を超える寺の総代をしているが、将来を考えると檀家の減少、引き墓の増加が見えていて暗いとしか言えない状況がある

それでも布施を増やさず莫大な寺の維持費を捻出するかについて頭を捻っている

宗教法人が非課税なのは前述の様に檀家の布施によってのみで維持されるからである

ここに目をつけた輩が訳の解らない理屈を宗義として宗教団体を立ち上げ、入信させ多額の寄付や仏像等を高額で売り付け私腹を肥やす悪徳商法は絶えていない

信者が高齢化し死亡すると布施や寄付が減り維持できなくなるのは新興宗教団体も同じ事

被害者を増やさないためにも、新規勧誘を防ぎ、経済的に破綻に追い込まない限り根っ子を枯らすことは出来ないだろう

現在は宗教法人を設立するためのハードルが高くなったが、小さく稼ぐ事はできるので注意が必要だ




故安倍元総理の護衛

2022-07-12 17:42:16 | 閃き
故安倍元総理の護衛の問題が色々と話題になっている

護衛官の人数が少なすぎる

場所が悪い

銃での襲撃を想定していない

平和ボケしている

警護の心得が間違っている

等など、実に色々な指摘が並ぶ

私は、日本の大臣級の警護について以前から疑問を感じていた

例えば国会議員会館の中に入るためには身分の証明と危険物等の持込が出来ないように空港並みのチェックがあるが

地方遊説等の場合はSPの警護は付くが基本的には少数で警護というより付添といった印象だった

アメリカ大統領なら世界中に大統領専用車のビーストを搬送するが、警護をするためには不可欠だということだ

アメリカは銃が持てるために銃による悲惨な犯罪が後を絶たないので警護=盾のイメージがある

それに比較すると日本の警護は付添に感じる理由は主に刃物による単独犯の襲撃を想定している気がする

銃による襲撃は今までも起こっている

警護は無かったが警察庁長官や大企業の社長が銃で撃たれた事件は記憶に残っている

嫌な話だが、いよいよ日本も銃や爆発物による襲撃の対策を行わねばならなくなったということなのだろう

新幹線でのテロまがいの放火や殺人事件、有毒ガスや人体に被害を与える液体の散布など襲撃方法も多様化してきている

それらも含めた警護対策を専門家にはお願いしたい

フレンドリーな触れ合いをしたがる大臣と人を寄せ付けない警護は相反する行為なので

安全を担保した場所と人々が集える場所以外はフレンドリーは控えるしか無いだろう

故安倍元総理の場合のように祝辞を述べただけで勘違いされて逆恨みされる自体、世の中がおかしくなっているのだが

それでも対策を行うには想定外の場合を含めれば転ばぬ先の杖である

警護の問題は故安倍元総理の事例を活かして二度と起きないようにお願いしたい

参院選結果に思う

2022-07-11 09:51:22 | 閃き
参院選は自民党が大きく数を伸ばして憲法改正に必要な2/3を維持した

この結果についてどう自民党は動くのだろうか

ウクライナへのロシアの侵攻から気運が高まった防衛費増額なのか

コロナと物価上昇に不安を抱く国民の生活を明るいものにする政策なのか

あるいは九条を含む憲法改正なのか

いずれにしても国民は自民党を信任しお膳立てをしたのだから岸田総理もいよいよ正念場に立たされたことを自覚願いたい


参議院について不要論も含めて色々取り沙汰されているが、当選された方々には国税から歳費が支出される

それも多額である

投票した方の数で選ばれているので否定はしないが、本当に国会議員として働けるか心配である

やってみないと解らないというが、それでも多額の歳費を6年間も得られるのだから、1期でもラッキーという感覚であれば大きな問題だ

国会議員は不逮捕であるが、国会議員としてキチンと活動していない事が判明したら即刻、議員資格剥奪する等の厳しさが必要ではないかと思えてくるのは、当選した方の人格に対して不安があるためだ

これとて憲法改正が必要なので、こればかりは週刊誌の記者に期待し、実態が悪ければスクープし問題化して議員辞職勧告を決議する事でもしない限り問題化しないだろう

この処の選挙結果は国民の期待に応じられていない政党がどんどん議席を減らしている

そんな党首は国民の気持ちが解らない証拠で、1議席を守るのに必死

それでも頑張って議員を増やすと発言する姿は哀れだ

マイノリティを否定するのではない

本当に国民の気持ちを採択するなら得られる票を何処かの政党に託して自ら達成できなかった目標を形は変わるが目指すべきではないだろうか

国民のためと言いながら自分の議員職を守るためにしがみついているように映るのは私だけだろうか