Microsoft Internet Explorer 9(以下「IE9」という。) の日本国内における自動更新機能による配布が6 月 21 日から始まりました。米国を初めとする主要国においては、日本時間の 4 月 19 日から、自動更新による配布が開始されました。日本では、東日本大震災の影響により、IE9 そのものの提供開始日を 3 月 15 日から 4 月 25 日に延期されたこともあり、自動更新機能による配布開始がこの日になったとのことです。
自動配信開始から約40日経ちました。自動配信されたIE9をインストールしてしまい、不具合が発生してアンインストールされた方も多いのではないかと思います。
例えば「OCNブログ人」で利用できるブラウザーはInternet Explorer ならIE5.x~IE8.xとなっています。
このように、IE 9 対応が完了していないApplicationを利用している人は、IE9が自動配信されたときにインスト-ルしなければいいのですが、ついインストールしてしまい勝ちです。インストールする前に他のUpDateと選別し、インストールしないようにするオペレーションが必要であり、煩わしさが増えることになります。
このような方は、Microsoft社のダウンロードセンター(英語版)にある「自動更新をブロックするオプション」ソフトをインストールすれば、煩わしさから解放されます。
Microsoft社の説明を視たい方は、マイクロソフトの技術情報ポータル「Microsoft TechNet」にアクセスしてください。サイトのURLは以下の通りです。
http://technet.microsoft.com/ja-jp/ie/gg615599#options
Microsoft Download Center(英語版)のURLは以下の通りです。
http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?displaylang=en&id=179
こんなことが書かれています。必要とする方は、〔DOWNLOAD〕ボタンをクリックしましょう。
Internet Explorer 9 Blocker Toolkit にはグループポリシーテンプレートと、自動更新や Windows UpdateおよびMicrosoft UpdateサイトがInternet Explorer 9 を優先度の高い更新プログラムとして提供するのを防ぐようにレジストリ キーを設定するスクリプトが含まれています。
ただし、ローカル管理者であるユーザーが、外部メディアやMicrosoftダウンロード センターなどから Internet Explorer 9 を手動でインストールすることを妨げるようにはなっていませんので、IE9の利用が可能となった段階で、いつでもインストールすることができます。
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IE9の入手 <2011年5月14日>